1 / 77

F 班 健康危機管理

F 班 健康危機管理. 福岡検疫所. 福岡検疫所. 業務の概要 福岡県検疫所では、国内に常在しない 検疫感染症の国内侵入及び、まん延防止の ための検疫法に基づく検疫衛生業務、 輸入動物を原因とする人の感染症の発生防止 のため感染症法に基づく動物の輸入届出の 審査業務、並びに輸入食品の安全性確保の ための食品衛生法に基づく輸入食品監視業務 及び試験検査業務を行っています。. 検疫所の配置. 本所・・・福岡など全国13ヶ所 支所・・・福岡空港など全国14ヶ所 出張所・・・全国79ヶ所. 検疫業務遂行の根拠となる法律. 1.検疫法

aadi
Download Presentation

F 班 健康危機管理

An Image/Link below is provided (as is) to download presentation Download Policy: Content on the Website is provided to you AS IS for your information and personal use and may not be sold / licensed / shared on other websites without getting consent from its author. Content is provided to you AS IS for your information and personal use only. Download presentation by click this link. While downloading, if for some reason you are not able to download a presentation, the publisher may have deleted the file from their server. During download, if you can't get a presentation, the file might be deleted by the publisher.

E N D

Presentation Transcript


  1. F班 健康危機管理 福岡検疫所

  2. 福岡検疫所 業務の概要 福岡県検疫所では、国内に常在しない 検疫感染症の国内侵入及び、まん延防止の ための検疫法に基づく検疫衛生業務、 輸入動物を原因とする人の感染症の発生防止 のため感染症法に基づく動物の輸入届出の 審査業務、並びに輸入食品の安全性確保の ための食品衛生法に基づく輸入食品監視業務 及び試験検査業務を行っています。

  3. 検疫所の配置 本所・・・福岡など全国13ヶ所 支所・・・福岡空港など全国14ヶ所 出張所・・・全国79ヶ所

  4. 検疫業務遂行の根拠となる法律 1.検疫法   国内に常在しない感染症の病原体が船舶   または航空機を介して国内に侵入することを   防止するとともに船舶または航空機に関して   その他の感染症の予防に必要な措置を講ずる   ことを目的とする。

  5. 2.食品衛生法  食品の安全性の確保のために公衆衛生の  見地から必要な規制、その他の措置を講ずる  ことにより、飲食に起因する衛生上の危害の  発生を防止し、もって国民の健康の保護を  図ることを目的とする。

  6. 業務内容について 検疫業務 ・海外から来航する船舶、航空機の検疫及び  健康相談 ・ホームページ、ポスター等を媒体とした海外  感染症情報の提供 ・申請に基づく海外渡航者向けの予防接種、  診察、及び病原体検査

  7. 検疫業務の流れ               航空機から検疫所に検疫前の通報                          ↓                   飛行機が空港に到着                          ↓            航空機の乗務員・乗客に対して質問を実施                          ↓             検疫感染症についての診察・検査実施                          ↓          検疫感染症の病原体が国内に侵入する可能性    「ない」            「ほとんどなし」               「あり」     ↓                 ↓                   ↓ 航空機長に対し       仮検疫済証交付               隔離・停留     検疫済証を配布     感染の恐れのある者の居所・連絡先               健康状態の把握                        ↓                 健康状態の異常                 ①医療機関受診指示                 ②都道府県知事に通知                 ③都道府県知事による質問・調査

  8. 衛生業務 ・海港及び空港の政令区域における検疫感染症等の媒介動物に関する調査及び措置 ・申請に基づく船舶の衛生検査及び輸出貨物の消毒等に関する国際証明書の発給 ・海外から持ち込まれる生きた陸生哺乳類及び鳥類等の輸入届出の審査

  9. 動物の輸入届出制度 届出対象 ・生きた陸生哺乳類、鳥類 ・げっ歯目、ウサギ目の死体 ↓ 届出書と衛生証明書の提出 厚生労働省検疫所に提出 ↓ 提出書類の審査  ↓       ↓ 届出の受理     積戻し (輸入許可)     安楽死                 ↓                          通関 

  10. 輸入食品監視業務 • 海外から販売や営業に使用する目的で輸入される食品等の輸入届出の審査 • 審査で検査が必要と判断された食品等に関わるモニタリング検査、命令検査及び指導検査  →例年、全輸入食品件数の約10%について検査        が実施され、届出件数の約.1%(検査件数の約1%)に違反事例が発見されている。 • 食品等の輸入における違反の未然防止及び円滑な手続きを図るための事前の相談指導

  11. 食品等輸入届出制度 貨物の 到着 食品等輸入届出 通関 審査 届出済証の 交付 不合格 モニタリング検査 命令検査 指導検査 合格 国内流通 積戻し 廃棄

  12. 食品輸入のための審査 • モニタリング検査  違反の蓋然性の低い加工食品や野菜食品全般について、検疫所が年間モニタリング計画に基づいて実施し、原則として貨物の流通は認めながら行う。

  13. 命令検査  厚生労働大臣が生産地の事情などから見て、食品衛生法違反の恐れがあると認められる食品等に対し、検査を受けるよう輸入者に命ずる検査で、それを受けて輸入者が厚生労働大臣登録検査機関に検査を依頼する。検査に合格しなければ輸入・流通が認められない。

  14. 指導検査  初回輸入時に法に違反しない旨を自ら確認するよう指導して行う検査である。また、その後において判明した事由により、個別に法違反の蓋然性が高いと判断された場合は、食品衛生監視員が検査を実施するよう輸入者を指導して行う検査である。

  15. 試験検査業務 • 検疫感染症等に関する病原体及び媒介動物等の検査 • 輸入食品の成分規格等に関する微生物検査及び添加物等に関する理化学検査 • 検査結果の信頼性確保を目的とするGLP(検査等の業務管理)に基づく検査の実施

  16. 福岡空港検疫所支所

  17. 検疫感染症 • ラッサ熱 • エボラ出血熱 • マールブルグ熱 • クリミア・コンゴ出血熱 • ペスト  • 重症急性呼吸器症候群 • コレラ  • 黄熱              • デング熱 • マラリア 

  18. 患者搬送のポイント ・病原体の特性に応じた感染症拡大防止の実施 ・人権への配慮 ・適切な資機材による搬送 ・搬送従事者の安全の確保 ・患者を安全に搬送する

  19. 各班の具体的な仕事 医療班…車椅子に患者を乗せ待機している救急車まで運ぶ(人権に配慮し外から顔がみえないようにする)。救急車に患者を乗せ、病院まで搬送する。病院スタッフに引き継ぐ。重装備で行い、二次感染が起こらないように細心の注意を払う。 検疫班…患者と同じ飛行機に乗っていた人に、健康チェックを呼びかける。特に座席が近かった人は、濃厚接触者として医師の診察を検疫所内で受けてもらう。SARSの場合は10日以内に発熱したら検疫所に報告するようにしてもらう。検疫班の人は、軽装で業務を行う。 消毒班…飛行機内のトイレの便座やドアノブ、感染者の座席の周辺を入念に消毒する。0.1%次亜塩素酸ナトリウムや0.7%消毒用エタノールを用いる。重装備で行う。

  20. 医用サーモグラフィ

  21. F班 健康危機管理 京築保健福祉環境事務所

  22. 健康危機とは • 医薬品、食中毒、感染症、飲料水、その他何らかの原因により生じる国民の生命、健康の安全を脅かす事態。 例)阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、堺市O157食中毒事件、テレビ番組視聴による健康被害、和歌山市毒物混入カレー事件、こう病原性鳥インフルエンザ…etc

  23. 健康危機管理の4つの柱 • 1 健康危機発生の未然防止     (リスク・マネージメント)      -危機の予測および予知      -危機の防止または回避 • 2 健康危機発生に備えた準備 • 3 健康危機への対応 • 4 健康危機による被害の回復

  24. 1 健康危機発生の未然防止(リスク・マネージメント)1 健康危機発生の未然防止(リスク・マネージメント) • 危機の予測および予知 • 2002年ワールドカップサッカー期間中の症候群サーベイランス  (症状からどんな病気が考えられるか) • 危機の防止または回避  医療監視、薬事監視、食品衛生監視…etc

  25. 2 健康危機発生に備えた準備 • 手引書の整備と実効性の確保  ・マニュアル等  ・模擬的訓練、図上演習 • 非常時に備えた体制整備  ・所内体制  ・連絡網  ・健康危機情報を迅速に把握できる体制   (24時間365日の対応体制)  ・機器整備、備蓄体制-防護服、医薬品、食料、毛布など • 知見の集積(健康危機情報の収集、調査・研究の推進)

  26. 対応体制の確定 責任の所在、役割分担および式命令系統の確認 所内情報収集体制の確保 職員派遣 関係機関との連携体制の確保 医師会および医療機関との連携 警察および消防との連携 保健環境研究所との連携 (財)中毒情報センターとの連携 関係行政機関、関係団体などとの連携 専門家の活用 など 責任者の役割 非常時体制への移行の判断 指揮官としての対応 健康被害拡大の防止 法令に基づく対応 情報管理 情報収集 現場調査の実施 情報の一元管理、分析、判断 本庁への報告、情報提供、経過記録 医療の確保にかかわる調整および健康被害の予防 患者の受け入れ態勢の確保 救急搬送、応援医療チームの調整 被害の拡大防止 避難 原因対策および防疫措置 普及啓発 3 健康機器への対応

  27. 危機の一般的特質 • 危機は突然やってくる。  何が健康危機か~どこまで対応するか。 • 大規模である • 平時の基準ではなかなか対応できない    -事前の了解が必要に。

  28. 飲料水及び食品の安全の確認 災害弱者対策 難病、精神疾患などの患者 寝たきりの者、高齢者、障害者、 妊婦、児童 健康相談の実施 こころのケア 十分な説明と不安の除去 PTSD対策 プライバシー、人権の保護 平常時体制への復帰など 4 健康危機による被害の回復

  29. 危機の心構え • 最善を夢見ることなく常に次善に甘んじる覚悟で望むこと。 • 最悪に備えよ • 悲観的に準備し、楽観的に実施する • 損害が生じたときは、被害局限措置(ダメージ・コントロール)を講ずる。

  30. NBCテロ・バイオテロ • NBCとは・・・バイオテロに利用される兵器のことで、核兵器(Nuclear-)、生物兵器(Bio-)や化学兵器(Chemical-)の頭文字をとり、NBC兵器と呼ばれている。 • バイオテロ(bioterrorism)とは、ウイルスや細菌、真菌等、ヒトに害を及ぼす病原体、及びそこからの毒素等(以下病原体等)を用い、無差別に大量のヒトを殺傷しようとする行為を呼ぶ。

  31. 国民保護法 • 平成15年成立 • 外国から武力攻撃を受けた場合や、攻撃が予測される際の国や自治体による国民の保護や、自衛隊と米軍との協力のあり方を定めたもの • 大規模テロの発生時にも適用 • 原子力施設攻撃 • 航空機テロ • 新幹線や大規模集客施設、ターミナル駅などの爆破 • 市街地でのサリンなどの毒ガス大量散布 • 水源地への毒物混入 等

  32.  <生物兵器テロ> 被害範囲が広い 攻撃を受ける場所が特定されにくい 被害が継続的 被害者とそうでない人がはっきりしていない  <他のテロ> 被害範囲が限定 攻撃を受けるのは国や地域の中枢部 被害者発生は一時的 被害者がはっきりしている 生物兵器テロと他のテロの特徴

  33. バイオテロに使用される微生物とは • 入手がしやすく取り扱いが簡単 • 簡単に人から人へ伝播する • 空気中に広範囲に拡散する • 高い死亡率である • パニックを引き起こし社会を壊滅させる • 公衆衛生上特別な対策が必要

  34. 今後の課題(項目) • 県域を越えた健康危機管理体制 • 原因不明健康危機管理 • 災害有事・重大健康危機(生物テロ等) • 災害有事・重大健康危機(地震等) • 医療安全 • 介護等安全

  35. 新型インフルエンザ 参考資料 海外派遣企業での新型インフルエンザ対策ガイドライン

  36. はじめに • 鳥インフルエンザと新型インフルエンザ • 1.鳥インフルエンザ • 2.新型インフルエンザ • 新型インフルエンザによる被害予測と社会的対策 • 個人レベルでの対策 • 1.正確な情報入手 • 2.予防策の習得 • 3.予防接種 • 4.早期治療の備え ※抗インフルエンザ薬の取り扱いについて • 海外派遣企業の対策 • 1.基本理念の確立 • 2.危機管理体制の構築 • 3.情報の収集と提供 • 4.予防教育 • 5.退避のための準備 • 6.海外で適切な医療を受ける準備 • 7.社会的混乱への対応 • 8.流行の時期に応じた対策の策定

  37. はじめに • 鳥インフルエンザウイルスが変異しておこる新型インフルエンザの流行が懸念されている。 • 通常のインフルエンザに比べて大幅死亡率が高い。

  38. 鳥インフルエンザと新型インフルエンザ 1)鳥インフルエンザ • 現在、世界各地の家禽に流行している高病原性の鳥インフルエンザはH5N1 というウイルスが原因である。 • 家禽での流行が発生している国の滞在者も、家禽との密な接触を控えれば、鳥インフルエンザにかかるリスクは高くないものと考える。

  39. 流行状況 *2006年5月23日付

  40. 新型インフルエンザによる被害予測 • 未知の部分が多く、被害予測は非常に難しい • 感染情報による社会秩序の乱れが起こる可能性

  41. 個人レベルでの対策 • 1.正確な情報入手 • 1)医療機関の情報 • 2)流行規模の情報 • 3)病気の特性に関する情報 • 2.予防策の習得 • 1)接触感染の予防 • 2)飛沫感染の予防 • 3)経口感染の予防 ・ 3. 予防接種 ・4 . 早期治療の備え  

  42. 海外派遣企業の対策 ・基本理念の確立 ・危機管理体制の構築 ・情報の収集と提供 ・予防教育 ・退避のための準備 ・海外で適切な医療を受ける準備 ・社会的混乱への対応 ・流行の時期に応じた対策の策定

  43. 感染症防護服を使った実習

  44. 装着手順 • 必要な防護装置を揃え、確認するゴーグルN95マスク化学防護手袋ラテックス手袋プロテック防護服シューズカバー • 防護装置の着用準備なるべく軽装にする。出来れば作業終了後に廃棄可能な着衣が望ましい。

  45. 装着手順 • インナー手袋(ラテックス製)の装着袖口を手袋で覆うように手袋をはめる。 • 防護服着用の準備ソックスをズボンの上に被せてはく • 防護服の着用 (1)足から防護服を装着する。(2)両腕を通しファスナーを締める。ファスナーを上の端末まで上げずに首の下で一度止める。(3)ファスナーカバーの両面テープで密閉するようにファスナーカバーを貼り付ける。口元部分のカバーはマスク装着後に貼り付ける。

  46. シューズカバー着用(1)靴を履く。(2)防護服の裾の上にシューズカバーを履き裾を覆い、カバーの紐で結わく。シューズカバー着用(1)靴を履く。(2)防護服の裾の上にシューズカバーを履き裾を覆い、カバーの紐で結わく。 • マスクの装着マスクはフィットテストを行い隙間のないよう装着する。 • 防護服のフードを被るフードを掛けるとき髪の毛が出ないようになるべく深く被る。あごの下までファスナーを上げる。ファスナーカバー口元部分を貼り付ける。 • ゴーグルをかけるゴーグルを掛けゴムバンドを締めて密着させる • アウター手袋(化学防護手袋)をはめる手袋は防護服の袖の上にくるよう深くはめる。

  47. 脱衣手順 • 事前準備シューズカバーを消毒する。アルコール消毒をする。特にカバーの底辺部の消毒をする。アウター手袋をアルコール消毒する。 • アウター手袋を外す(1)片方の手袋を裏側を表にしながら外してゆく。(2)外した手袋の内側を持ちその手袋でもう一方の手袋を掴みながら手袋を外す。手袋を外す時に「パチン」と音を立てないように静かに外す。感染性廃棄物袋を用意して捨てる。 • インナー手袋の消毒インナー手袋を消毒する。 • ゴーグルを外す再利用する場合は消毒をする。廃棄する場合は感染性廃棄物袋へ捨てる。

  48. (1)内側の衣服に手袋が触れないようにファスナーカバーの両面テープを外す。(1)内側の衣服に手袋が触れないようにファスナーカバーの両面テープを外す。 (2)内側の衣服に手袋が触れないようにファスナーを開く (3)内側の衣服に手袋が触れないようにフードの付け根を持ちフードから頭を外す。 (4) 両肩を防護服から外し片袖の上腕部内側をもう一方の手で掴みながら防護服を裏返しながら腕を抜く。 (5) 同様にもう一方の腕を抜く。 (6) 防護服の内側を表にして外側を包み込むように脱ぐ。この際防護服外側に手を触れないようにする。 (7)防護服を脱ぐときにシューズカバーを一緒に脱ぐ。 (8)汚染されたシューズカバーに足がつかないように足を外す 5.防護服を脱ぐ

  49. インナー手袋の消毒注意!!インナー手袋はこの時点では外さない。インナー手袋の消毒注意!!インナー手袋はこの時点では外さない。 • マスクを外すマスクの表側には手を触れないように頭ひもを掴んで外す。 • 最後にインナー手袋を外すインナー手袋を消毒して裏返しながら手袋を外す。片方の手袋でもう一方の手袋を掴みながら手袋を外す。

More Related