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地域の未来を 変える 「新しい公共」って何?

地域の未来を 変える 「新しい公共」って何?. 岡本 勝美さん(てっちりこ) 西口 和雄さん(上山集楽) 湊 照代さん (ふれあいサポートちゃてぃず) 2013年 7 月20日 主催:岡山県、備前市. 「新しい公共」?. 「新しい公共」と日本の将来 ビジョン                      (「新しい公共」宣言 2010年6月)

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Presentation Transcript


  1. 地域の未来を変える「新しい公共」って何? 岡本 勝美さん(てっちりこ) 西口 和雄さん(上山集楽) 湊 照代さん(ふれあいサポートちゃてぃず) 2013年7月20日 主催:岡山県、備前市

  2. 「新しい公共」? 「新しい公共」と日本の将来ビジョン                     (「新しい公共」宣言 2010年6月)  「新しい公共」が作り出す社会は「支え合いと活気がある社会」である。すべての人に居場所と出番があり、みなが人に役立つ歓びを大切にする社会であるとともに、その中から、さまざまな新しいサービス市場が興り、活発な経済活動が展開され、その果実が社会に適正に戻ってくる事で、人々の生活が潤うという、よい循環の中で発展する社会である。 気候変動の影響が懸念される一方で、少子高齢化が進み、成熟期に入った日本社会では、これまでのように、政府がカネとモノをどんどんつぎ込むことで社会問題を解決することはできないし、われわれも、そのような道を選ばない。これから、「新しい公共」によって「支え合いと活気のある」社会が出現すれば、ソーシャルキャピタルの高い、つまり、相互信頼が高く社会コストが低い、住民の幸せ度が高いコミュニティが形成されるであろう。さらに、つながりの中で新しい発想による社会のイノベーションが起こり、「新しい成長」が可能となるであろう。  日本には、古くから、結・講・座など、さまざまな形で「支え合いと活気のある社会」を作るための知恵と社会技術があった。「公共」は「官」だけが担うものではなかった。各地に藩校が置かれていた一方で、全国に一万五千校あったといわれる寺子屋という、当時としては、世界でももっとも進んだ民の教育システムがあったなど、多様な主体がそれぞれの役割を果たし、協働して「公共」を支え、いい社会を作ってきた。政治(まつりごと)と祭が一体となって町や村の賑わいが生まれた。茶の湯のような文化活動から経済が発生してきた。  しかし、明治以降の近代国民国家の形成過程で「公共」=「官」という意識が強まり、中央政府に決定権や財源などの資源が集中した。近代化や高度成長の時期にそれ相応の役割を果たした「官」であるが、いつしか、本来の公共の心意気を失い、地域は、ややもすると自らが公共の主体であるという当事者意識を失いがちだ。社会とのつながりが薄れ、その一方で、グローバリゼーションの進展にともなって、学力も人生の成功もすべてその人次第、自己責任だとみなす風潮が蔓延しつつある。一人ひとりが孤立し、国民も自分のこと、身近なことを中心に考え、社会全体に対しての役割を果たすという気概が希薄になってきている。日本では「公共」が地域の中、民の中にあったことを思い出し、それぞれが当事者として、自立心をもってすべきことをしつつ、周りの人々と協働することで絆を作り直すという機運を高めたい。

  3. 元気な地域は、人数ではなく姿勢が違う • 自分が住み続ける地域の未来の ために、本当に大切なことを 実現できるように、全力を尽くす。 • 出し惜しみしない • できないフリしない • あきらめない • 「誰かがどうにかしてくれる」なんて  甘えない

  4. 協働から総働へ 当事者 中長期の視点で、 地域を耕す意欲としくみ 事業者 金融機関 専門家 総働 協働 学校 (教員+生徒) 行政 公共サービスを担う 意欲とスキル NPO だから日常的な「地域円卓会議」が重要+有効!

  5. 備前市も、これまで20年と、これから20年は違う備前市も、これまで20年と、これから20年は違う

  6. 2020年の備前市は? • 高齢者率は?→38.6%(全国より30年早い)! • 高齢者1人を支える生産人口は、わずか1.3人! • 75歳以上は?→7200人(人口の5人に1人)! • ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要? • 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? • 高齢者の健康 = 地域の資源+資産! • 生産人口は? → 20%減(00年比 34%減) ! • 市税収入は? • 既存インフラの補修コストは? • 道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・ • 市債残高は? • 消費税は、いくら必要?

  7. 備前市の高齢者・後期高齢者のくらしは?

  8. 備前市の後期高齢者のくらしは?

  9. 備前市の財政はどう推移する? 10年 個人住民税 37,288円/人 生産人口 10年比 -11% 05年比 -21% 人件費・扶助費・ 公債費を除く 歳出額(≒調達額) 109.3億円(59%) 後期高齢者 10年比 + 9% 05年比 +30% 10年 352,720円/人

  10. 岡本さん・西口さん・湊さんのお話から(敬称略)岡本さん・西口さん・湊さんのお話から(敬称略) 【岡本】人「交」密度を上げる 奥津の宝:辛美人 92歳のおじいちゃんの唐辛子 39品目 4千万円、顔写真付き しそ、山椒、ごま、ゆずなど 基準定めて買い取り 数日中にうわさが拡がる! うまい梅干しは「地元で食おう」 障碍者8名作業所、公民館支援 ごみ収集:民生委員と「地域で」 郵便配達、クロネコメール便も 十数名で曜日ごと分担 訪問時に地域情報が集まる! (カーテンやごみの状態から) 理事9人すべて地域の役員 【西口】大阪の問屋のバカボン 仁義大切、空間創造→地域! 森60町購入→上山水路清掃から 地域おこし協力隊:やりたいこと  自由に、市長と直接、起爆剤に 行政だけだと遅い、国・海外とも 地域の(社団)法人格の有効性 「事業計画」より行動力に資金を 「あそこに行けば」「自分たちも」 と全国で感じてもらえる取り組み 近隣で市町村を超えて連携する ネタの宝庫を民間で事業に 都会のVoに土地⇔信用・リスク

  11. 岡本さん・西口さん・湊さんのお話から(敬称略)岡本さん・西口さん・湊さんのお話から(敬称略) 【湊】居場所がない→つくろう! 高齢者の食事、ファミサポ、 子育て支援拠点、・・ 中学生が企画運営する場 社協の夏休みボランティア体験 最大の難関は学校→PTA役員に

  12. 自治会・町内会は、行事を半減して、事業=福祉+経済を!自治会・町内会は、行事を半減して、事業=福祉+経済を!

  13. 各班で共有してください(~15:30)

  14. 各班のお話から 【岡本】地域の自慢←うらやましさ 空家、農地、人材、・・ 「今でしょ!」+つながり 100の課題に300の答え 200失敗してもいくつか成果に 【西口】仮想集落の円卓会議に カラオケ:なかなか集まらない 古民家:連携・普請に参加難しい 地域は入ってくる人を選んでいい 覚悟+全員の賛同がないとダメ! →いったん入るとすぐ溶け込める 【湊】地域の役が重なって大変。。(引き受ける気持ちはあるけど) →事業と結び付けられないか? ボランティア的活動は多い 楽しいけど増えてくると負担。。 →若い層との共有が課題 →事業化+他地域から受け入れ つながりをつくる連携調整役 (コーディネーター)

  15. 地域の人口構成を年齢別に把握する

  16. もう一歩踏み込んで考えるために • 当たり前ですが、5年経つと、周囲も、自分も5歳ずつ年を取る • できない・難しい・時間がかかることが増える • 時間は同じな(減る)のに、優先順位が違う • 対応力が落ちるのに、突発事項は増える 「残す・減らす・増やす・始める」は冷静に! • 予防・緩和できることは、始めておく! • 「団体ごとに行事」ではなく、「地域のための機能・役割」 • 「自主防災組織」より「合同災害対応訓練」

  17. 「若い人」を巻き込むなら • 「若い人」の都合も考える! • 早く決める、文句言わずまかせる • 子どもの行事と連動する! • スポ少、おけいこ、PTAとの連携 • 料理好きな女性は活躍する! • 伝統料理の勉強会は、地域の先輩との交流機会!

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