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水不足が企業経営に        及ぼす影響

水不足が企業経営に        及ぼす影響. 10851317  三好 杏記. 今世界は水の危機に晒されている!!. 人口増加. 水不足問題が深刻化. 社会発展. 地球環境の変化など. 水不足問題は日本に 無関係 ではない。輸入する食糧に使われていたり(仮想水)、工業・農業に多量に使われている。. なぜ水不足になったのか 社会の発展 地球温暖化 地下水位の低下 水質汚染により使える水が使えない 人口の急激な増加 . 工業用水とは 製造業などの生産活動に使われる水 。

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水不足が企業経営に        及ぼす影響

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  1. 水不足が企業経営に       及ぼす影響水不足が企業経営に       及ぼす影響 10851317  三好 杏記

  2. 今世界は水の危機に晒されている!! 人口増加 水不足問題が深刻化 社会発展 地球環境の変化など 水不足問題は日本に無関係ではない。輸入する食糧に使われていたり(仮想水)、工業・農業に多量に使われている。

  3. なぜ水不足になったのか 社会の発展 地球温暖化 地下水位の低下 水質汚染により使える水が使えない 人口の急激な増加  工業用水とは 製造業などの生産活動に使われる水 。 用途は ボイラー用水 ・ 原料用水 ・ 製品処理、洗浄用水 ・ 冷却、温調用水 ・ その他 の5種類に分けられる。 水源は 公共水道(工業水道、上水道) 、 地表 、 伏流水 、 井戸水 、 回収水 である。  工業用水は日本の水資源の19%を使用しているが、最も安価で金銭的な付加価値が高い水とされている。 水不足の危機 このままのペースだと、2025年には48カ国の25億人が深刻な水不足に直面する。

  4. 工業用水の歴史 昭和20年後半   自ら川や地下水を汲み上げる。水利の便のいい所に工場が集中                 →過剰な汲み上げにより地盤沈下 昭和31年 「工業用水法」制定    経済産業省の許可を得て井戸を作らなくてはならなくなった。    健全な工業発展と地下水源の保全のため 昭和33年「工業用水道事業法」制定    工業用水の豊富低廉に供給と発展 工業生産が大いに拡大し、工業用水に水使用は昭和40年から平成19年までに約3倍となった。

  5. 工業用水の現状 • 淡水の水源別用水量は回収水が最も使用されている。   淡水使用量の78.8%であり、化学工業をはじめとした5産業がその90%と占めている。 • 全国工業用水1日使用量(従業員30人以上の事業所) 1億7086万㎥  前年比6.5%↓ • 淡水の用途別使用量では、冷却・温調用水が最も使用される。   化学工業や鉄鋼業などが、製品の冷却などに多量に消費するからである。

  6. 産業事例 工業用水(淡水)を多量に使用する産業(従業員30人以上の事務所) • 化学工業 4491万㎥/日 (ボイラー用水46万8千㎥/日、原料用水14万6千㎥/日、製品処理用水及び洗浄用水145万4千㎥/日、冷却・温調用水を4194万㎥/日) • 鉄鋼業 3443万2千㎥/日 (ボイラー用水12万2千㎥/日、原料用水0、製品処理用水及び洗浄用水256万4千㎥/日、冷却・温調用水は3051万㎥/日) • パルプ・紙・紙加工品製造業 1259万9千㎥/日 (ボイラー用水39万6千㎥/日、原料用水3万1千㎥/日、製品処理用水及び洗浄用水944万㎥/日、冷却・温調用水は232万5千㎥/日 )  上位5産業に使われる2用途は、使用後の水質があまり変化しないことから、回収水にしやすい。 冷却水に使用する水が足りなくなると、操業停止になりうるため、この2用途の節水とより高い回収率が必要である。

  7. 工業用水(淡水)を少量しか使わない産業(従業員30人以上の事務所)工業用水(淡水)を少量しか使わない産業(従業員30人以上の事務所) • なめし革・同製品・毛皮製造業 7千㎥/日 (ボイラー用水0、原料用水0、製品処理用水及び洗浄用水3千㎥/日、冷却・温調用水2千㎥/日 ) • 家具・装備品製造業 2万5千㎥/日 (ボイラー用水4千㎥/日、原料用水なし、製品処理用水及び洗浄用水7千㎥/日、冷却・温調用水7千㎥/日) • 木材・木製品製造業(家具除く)・印刷・同関連業7万1千㎥/日 (同値) 木材(ボイラー用水1万9千㎥/日、原料用水0、製品処理用水及び洗浄用水2万6千㎥/日、冷却・温調用水1万8千㎥/日 ) 印刷(ボイラー用水5千㎥/日、原料用水0、製品処理用水及び洗浄用水2万㎥/日、冷却・温調用水2万5千㎥/日、その他2万1千㎥/日 ) 上位4業界の用途でも2用途は多く使用されている。 冷却・温調用水は多量に消費する産業の上位3産業より約1/200。 以上のことから、工業用水の多量・少量に関わらず2用途が重要なポイントであることが分かる。

  8. 水資源(工業用水)の確保 海水の淡水化 • メリット • 地球の水の約97%が海水 →海水を淡水化(真水)に出来れば、飲料だけでなく、工業用水にも安定して供給できる。 • デメリット • 料金が高い   →海水淡水化された純水1㎥約282円(沖縄海水淡水化 施設)   →水道水1㎥約122円(神戸市)   →工業用水(基本料金)1㎥約42円(神戸市)超過料金1㎥84円   工業用水とは7倍もの差 • 施設  →建設費   →維持費(電気代など)

  9. オーストラリアで国内1/3の給水量、シェア約60%オーストラリアで国内1/3の給水量、シェア約60% 省エネ省コスト型浸透膜エレメントの開発 海水淡水化プラント投資にかかる運転やトータルコストの省コストの研究開発 アラビア湾沿岸の4箇所の大型受注 中国(山東省・河北省)から国家最大規模の受注 アルジェリアではホウ酸除去の案件にも対処 東レ株式会社(世界3位) 海水淡水化の手法の逆浸透法に使う浸透膜を作る以下の2社膜メーカー。 日本企業が水ビジネスで存在感を示せる産業。 日東電工株式会社(世界2位)

  10. 下水処理水の再利用 • メリット  エネルギー消費削減(CO2削減)  公共用水域の水質改善  渇水時にも安定な水利用 • デメリット  下水処理水というイメージ  料金が土地によって違う 循環型社会の形成

  11. 水供給事業の民間企業の参入   →広島県で全国初場洗浄の全面委託 親会社のノウハウを吸収して事業を展開 重化学工業水処理機会トップ 2011年に中国へ下水道システム導入   →部品だけでなく、サービス部門まで扱える総合力をつける 株式会社ジャパンウォーター 株式会社日立製作所 • 海外大手の総合力に負けない、 • 事業展開をしなくてはならない

  12. あとがき • 工業用水の給水が少なくなると、化学工業・鉄鋼業をはじめとした多くの企業が操業停止になりうる。 • 新しい技術での水資源の確保が世界でも日本でも日々研究開発されており、そのビジネスは広がっている。 →海水淡水化や下水処理水の再利用など、低価格低エネルギー低コストで利用出来る技術開発。 • 新しい水資源の確保だけでなく、限られた資源を大切にし、企業内の節水が大切である。 個人の節水意識が重要!

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