1 / 37

3年生 秋学期 卒論作成プロセス(後編) - 就活直前! ES の準備として日本語を磨く -

3年生 秋学期 卒論作成プロセス(後編) - 就活直前! ES の準備として日本語を磨く -. 8週間で作る Powerpoint 前編 6週間で日本語力アップ 後編 名古屋学院大学  児島ゼミナール http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/. 一番重要なこと: 「楽しく勉強する」. 就活. 皆でやる,助け合う パソコンスキルの 相互扶助,ダメ出し など 一緒に本屋・図書館へ出かける。 コツコツやる, 継続は力 常に卒論を意識する(新聞・ニュースのチェック) チェックの場を大切にする

Download Presentation

3年生 秋学期 卒論作成プロセス(後編) - 就活直前! ES の準備として日本語を磨く -

An Image/Link below is provided (as is) to download presentation Download Policy: Content on the Website is provided to you AS IS for your information and personal use and may not be sold / licensed / shared on other websites without getting consent from its author. Content is provided to you AS IS for your information and personal use only. Download presentation by click this link. While downloading, if for some reason you are not able to download a presentation, the publisher may have deleted the file from their server. During download, if you can't get a presentation, the file might be deleted by the publisher.

E N D

Presentation Transcript


  1. 3年生 秋学期卒論作成プロセス(後編)- 就活直前!ESの準備として日本語を磨く - 8週間で作るPowerpoint 前編 6週間で日本語力アップ後編 名古屋学院大学 児島ゼミナール http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/

  2. 一番重要なこと:「楽しく勉強する」 就活 • 皆でやる,助け合う • パソコンスキルの相互扶助,ダメ出しなど • 一緒に本屋・図書館へ出かける。 • コツコツやる,継続は力 • 常に卒論を意識する(新聞・ニュースのチェック) • チェックの場を大切にする • 毎週,1ページを書き上げ,相互チェック • 休んだら,グループ内でフォローする • 「絶対できる」と自分を信じること • 努力は能力に優る 就活

  3. 成功の目安:3年生 10月末 • 発表4回:Powerpointスライド20枚 • 参考文献:1冊読了 11月末 • 発表8回:スライド40枚(Wordへ) • 参考文献:1冊読了 12月末 • 1章分の日本語ダメ出し(5頁) • 参考文献:1冊読了 1月末 • 3章分の日本語ダメ出し(15頁) → 研究報告書 就活準備 就活開始

  4. 第2部 6週間で日本語力アップ 1. 論文書法の基礎を確認 2. 日本語のダメ出しトレーニング

  5. InputとOutput • Input:文章を読む習慣 • 新聞は毎日,目を通し,必要な記事スクラップ • 毎月,1冊の本を読む • 使えそうな表現は手帳にメモをする • 難しい単語・表現を覚える • 必要であれば,漢検や日本語検定も • Output:文章を書く習慣 • ブログやEvernoteなどを活用する • 文章を書く機会(レポート)を大切に • 剽窃は絶対にしてはならない • Wordの機能を使いながら覚える 就活

  6. 執筆以前:Wordを理解しているか? 論文に必要な機能 • 見出し(スタイル) • 目次作成 • 脚注 • 文章校正/文字カウント • ヘッダー/フッター • 図表番号 • 数式ツール • 改ページ • 検索/置換 など 基本機能 • ショートカットキー Ctrl+C,V,S,X,Z,A,F,H… • フォント(Ctrl+D) • 段落 • 行間 • 段落番号,箇条書き • インデント(左・右) • 図形描画と作表 • 印刷 • プレビュー,PDF

  7. 執筆以前:文章構成を理解しているか? 目次:ディレクトリ構造 • 章(chapter:見出し1 ) • 節(section :見出し2 ) • 項(見出し3 ) 段落(paragraph) 単語 単語 , 単語 単語 単語(Word) 。 句点 文(sentence) 1マス開け 読点

  8. 作文の基本的な注意事項 • 相手に読ませるという意識を持つ • 就職時のエントリーシートのトレーニング • 相手は文章から書き手の能力を判断 • 筆者は何がいいたいのか? ← 国語の問題 • 各パーツの確認 • 単語:大学生らしい用語,経済用語,漢字熟語 • 一文:主語は明瞭か?長すぎないか?句読点の数は? • 段落:適切な長さであるか?前後の文のつながりは適切か?段落の主張は明白か? • 節:適切な文量(3~5段落)か? • 章:適切な文量(3~5節)か?

  9. 作成指針:美しく! • 『人は見た目が9割』 • 印刷前に,自分でチェック • 全体のバランス • 大人らしい表現 • 瑣末なミスの撲滅 • 誤字,脱字,漢字変換のミスなどはないか? • 表記がバラバラではないか?(表記のゆれ) • 語尾は統一されているか? • 美しい表・グラフ • グラフエリアの枠消し • グラフのサイズ(文章とのバランス) • 貼付の種類,リンク貼付の注意 ダメ出しトレーニング

  10. まず1章分を書いてみる • これまで発表したPowerpointのスライドを整理 • 暫定的な目次を作成 以上は,前編参照 • 第2章または第3章(参考資料)を書いてみる • Powerpointのスライドにあるデータを活用 • 自分が口頭で説明した順序を念頭に文章化する • 図表を入れる • 脚注 • 「喋り言葉」は使わない • 1章あたり5頁を目安

  11. Wordのテンプレート利用法 • ダウンロード • 赤字の注意事項を読む • 第3章からの「卒業論文の手順」を読む • 既設定の確認 • ヘッダー(日付など) • 一行目のインデント • 見出し • 改ページ • ページ番号 • 上書き記入(赤字を消す)

  12. 印刷方法と保存 ダメ出し印刷(Ctrl+P) • 2ページが収まる両面印刷 A4サイズ用紙:1枚4頁 • 「もったいない」   片面印刷は裏紙を推奨 ファイルの保存 • 作業時間の30分に一度は保存(Ctrl+S) • 作業終了次は焦らず(上書き保存に注意) • バックアップ:CCSフォルダやクラウド ▲Wordの設定 ダメ出し印刷

  13. 第2部 6週間で日本語力アップ 1. 論文書法の基礎を確認 2. 日本語のダメ出しトレーニング 準備  単語 文章  その他

  14. 「ダメ出し」とは?(日本語文章校正) • 作文したら,印刷してチェックする • PCの画面では,目の疲労度も大きい • 紙ならば,どこでも赤ペンを入れられる • 多くの目で見れば,ミスは減る • この作業は絶対に一人ではできないので,サブゼミなどでの「人間力」が試される • ダメ出しをするほど,日本語力はアップする • ヘッダーにはダメ出しを受けた人の名前を記す • 完成論文には,謝辞を記載する 印刷方法

  15. ダメ出し準備 • アイテム • 3色ペンとラインマーカー(必須) • A4用紙 → 印刷方法 • ホチキス,USB • 集合空間 • 場所,時間 ← サブゼミ(自分たちで調整) • 参考資料 • 先輩たちの「卒業論文集」 • Webサイト「論文の書き方と留意事項」 http://www2.ngu.ac.jp/~kkojima/seminar/ronbun.html

  16. ダメ出し作法(単語編) 単語 • 表記のゆれ • 同じ言葉の繰り返し • 抽象語句の多用 • 名詞:こと,もの • 動詞:する,行う • 口語 • お客など(「お」付き名詞) • 副詞 • 重ね言葉 • 経済用語と脚注

  17. 表記のゆれ:表現の混在 単語 • できる:出来る • ため:為 • こと:事 • など:等 • また:又 • ただし:但し • さらに:更に • ひとつ:一つ:1つ • ほとんど:殆ど • ともに:共に • たんに:単に • しれない:知れない • とくに:特に • いう:言う:云う • とおり:通り • Web:web:ウェブ • 仕組み:しくみ • 取り組み:取組み:取組 • 取り扱い:取扱い:取扱 西暦と和暦の混在に注意 下線の表現を推奨 F7キー:文書校正 Ctrl+F:検索

  18. 頻出用語のチェック 単語 同じ言葉を繰り返し使わない 例) • により • ので • ために • として       など 抽象的な語句 • 名詞(something) • こと • もの • 動詞(do) • する • 行なう 上は曖昧なので多用禁止。日本語には適切な熟語があるので,それを用いる Ctrl+Fで探す 使用頻度をチェック

  19. 曖昧な表現から熟語へ(例) 単語 • 行なう 実施する,実行する,施行する,進行する,進展する,展開する,持続する,履行する • 見る,調べる 観察する,凝視する,視聴する,調査する,察する,一瞥する,観測する,俯瞰する,概観する,詳察する • 考える,思う 考察する,考慮する,思索する,考案する,配慮する,熟考する,推察する,斟酌する 必要であれば漢検

  20. 口語(しゃべり言葉)はNG 単語 • 「お」「ご」つき言葉:喋り言葉  お客,お年寄り,お店,お金,ご飯,お礼 → 顧客,高齢者,店舗,価格,食事,感謝 など • 省略形 • ~というのがある。 • ~というものがある。(抽象名詞を置換) • 「ん」つき言葉 • したんで → したので

  21. 副詞に注意:修飾語 単語 • 副詞の記述 • 漢字を使うかは迷うところ • 以下は「ひらがな」を推奨 • 殆ど,一層,就中,然るに,等,… • 口語的表現はNG(例) • 非常に,大変,様々な,たくさん,すごく,だんだん,どんどん,とても,どのくらい,まだまだ,~みたいに… • 文語的表現(例) • 極めて,多様な,多岐にわたる,とりわけ,徐々に,顕著に,頻繁に,なかんずく,依然として…

  22. 類義語・シソーラスの活用例 単語 特に ・とりわけ ・ことさら(殊更) ・なかでも ・なかんずく(就中) ・注目すべきは ・看過できない点として いろいろな • さまざまな • 多彩な • 多様な • 多岐にわたる • 多面的な • あれこれ • もろもろの… 述べる • 触れる • 言及する • 論述する • 概観する • 説明する • 解明する • 分析する… Yahoo!の類義語辞典を引いてみる http://dic.yahoo.co.jp/

  23. 重ね言葉(過去の事例) 単語 誤った例 正しい例 製品を生産する が行われる 広範囲に 要求される 可能にする ITにより 新規参入 個人 • 製品の製造を行う • 行為が行われる • 広く広範囲に • 求めることが要求される • 可能にできる • ITの技術により • 新しい新規参入 • 個々の個人

  24. 経済用語と脚注 単語 • 経済学部なので経済用語を使う • 「値段が上がる」→「価格が上昇する」など • 「選ぶ」 → 「選択する」など • 「会社」 → 「企業」 • 「買う」 → 「購入する」など • 「売る」 → 「販売する」「売却する」など • 「お金」 → 「貨幣」「金銭」など • 「仕事」 → 「業務」など • 極めて特殊な用語は脚注で説明 • 本文中に書くのでなく,脚注で

  25. ダメ出し作法(文章編) 文章 • 段落の注意点 • 接続詞:内容のつながり • 曖昧な助詞「の」「と」 • 一文のチェック(語尾ほか) • 改めるべき表現 • 作文の癖

  26. 段落の注意点 文章 • 段落(パラグラフ)は意味のまとまり • 複数の段落が集まって,節や項を構成 • 段落ごとのダメ出し • 頭下げ(1字分のインデント)になっているか? • 1段落=1文になっていないか? • 段落で意味が通るか?(筆者の主張は?) • 同じことを繰り返し説明していないか?(冗長) • 前後の段落のつながりは正しいか?接続詞は正確か? 文章構成 段落 文A 文B 文C 文D 接続詞 接続詞 接続詞

  27. 接続詞:内容のつながり 文章 読み手が連想しやすいように接続詞を加える 並列:文Aと文B • <文A>~である。また,~<文B> 逆接:文Aと文Bが逆 • <文A>~であるが,~<文B>  効果的な副詞・接続詞の例 • たしかにAであるが,しかしBである。 口語的接続詞はNG • 「 ~ 。なので, ~ 」 (札幌学院大学からの指摘)

  28. 曖昧な助詞「の」「と」 文章 正確な意味が伝わらない表現は修正 • 書店で先生の本を見つけた • 所有(Have) • 執筆(Written) • 恩師について書かれた(Concerning) • 父と母が通っていた学校へ行く • With • Both

  29. 一文のチェック 文章 • 語尾の統一 • である調に統一 • 体言止めは不可 • 読点の数や位置 • 多すぎず,少なすぎず • 主語のチェック • 主語は明瞭であるか? • 述語のチェック • 主語に対応しているか? • 一文の長さ • 長:分ける • 短:前後の文とマージ • 前後の文との関係 • つながりを確認 • 接続詞の適切性チェック

  30. 改めるべき表現(過去の事例) 文章 誤った例 正しい例 交換する 輸出する 対面で話す 放送を開始する コストが発生する 対策を講じる ひとつずつ • やり取りを行なう • 輸出を行なう • 会って話す  • 初めて放送を行なう • コストがかかる • 対策をする • ひとつづつ 不適切な喩えはNG

  31. 作文の癖(傾向) 文章 事実のみ(新聞記事風) • 特徴:事実だけをたんたんと記述 • 問題点:文章量が著しく不足しがち • 修正法 • 適度に説明となる修飾句を挿入 • 周辺の関連事項を述べる 叙情的(小説・日記風) • 特徴:口語的で物語のように記述 • 問題点:冗長な表現が多くなる • 修正法 • 曖昧さを除くため不要な修飾句を削除

  32. 全体のチェック その他 • 節(Section) • 適切な文量(3~5段落) • マージや分割 • 多ければ章とする • 章(Chapter) • 適切な文量(3~5節) • マージや分割 • 少な過ぎるなら節へ • 目次 • 自動更新 • ヘッダー • メモ書きとして進捗状況を記入 • 図表 • センタリング • 図や表の中の文字と本文のとのバランス • 図表番号

  33. 図表のチェック その他 • 図表のタイトル(図表番号を付ける) • センタリング • 本文の文字とのバランス • データ出所を記載 • 表 • ページをまたがない • 不要なスペースがないように表の列サイズを調節 • 図 • グラフエリアの「枠線の色」はなしとする • グラフ作成の技術は「データ表現技法」を復習

  34. 参考資料のチェック その他 • 書名は『』,論文や記事は「」 • 英語文献の場合,書名・雑誌名はイタリック • 書名, 著者, 出版社, 発行年の順に記入 • 出版社に「株式会社」は不要 • 雑誌記事は記事のタイトル・ページを記入 • PDFは文献扱い,参考文献に入れる • 五十音順またはABC順に並べ連番号を振る • インデントや自動番号などWord機能 • 卒業論文として不適当な文献は削除 • 参考サイトのURL:ハイパーリンク削除

  35. 安易なPC作業は危険 その他 • 事務作業に強くなる • 基本的ICT能力とマネジメント能力 トホホな事例 • 安易なコピペで書式が崩壊(Ctrl+V) • 作業の保存し忘れ • うっかり上書き(Ctrl+S) • どのファイルかわからない • 確認なしの一括置換(Ctrl+H) • 他人のダメ出しをそのまま記載 就活

  36. ICTツールを上手く使う その他 デジタルメモ • SHOTNOTE • 携帯カメラ • 資料の保管 • 書店での使用は厳禁 保存(クラウド) • Dropbox:ストレージ • Evernote:メモ • Mendley:PDF論文 オフィス機能 • Wordの自動作成ツール • 目次,図表番号 • 書式のコピー/貼り付け • PowerpointからWordへの出力

  37. ダメ出しチェックリスト 簡単なダメ出し • 漢字の変換ミス • 文字フォントの違い • 全角の英数字 • 桁区切り忘れ • 語尾の不統一 • 体言止め • 長すぎる文(1文3行以上) • 短すぎる段落 • 段落冒頭の1字下げ チェックする箇所 • 口語表現 • 句読点の数や配置 • 文のつながり:接続詞 • 図表の番号や配置 • データ出所 • 専門用語の脚注処理 • 参考資料 • 文献の記入順序 • URL:ハイパーリンク削除 声を出して読んでみる(音読のススメ)

More Related