1 / 135

節電・省エネ対策

平成25年2月13日 エコアクション21地域事務局 徳島県中小企業団体中央会 主催 審査人力量向上研修. 事業者に 役立つ節電 ・ 省エネ 電アドバイスの実際. 節電・省エネ対策. エネルギー管理士 省エネ普及指導員         宇田吉明 家庭の省エネエキスパート. 審査での助言について □ 認証・登録及び審査マニュアル (手順と判断基準)Ver.1.2. 2.エコアクション21審査人及び地域事務局の留意点 1)審査人の留意点

Download Presentation

節電・省エネ対策

An Image/Link below is provided (as is) to download presentation Download Policy: Content on the Website is provided to you AS IS for your information and personal use and may not be sold / licensed / shared on other websites without getting consent from its author. Content is provided to you AS IS for your information and personal use only. Download presentation by click this link. While downloading, if for some reason you are not able to download a presentation, the publisher may have deleted the file from their server. During download, if you can't get a presentation, the file might be deleted by the publisher.

E N D

Presentation Transcript


  1. 平成25年2月13日 エコアクション21地域事務局 徳島県中小企業団体中央会主催 審査人力量向上研修 事業者に役立つ節電・省エネ電アドバイスの実際 節電・省エネ対策 エネルギー管理士 省エネ普及指導員         宇田吉明 家庭の省エネエキスパート

  2. 審査での助言について□認証・登録及び審査マニュアル(手順と判断基準)Ver.1.2審査での助言について□認証・登録及び審査マニュアル(手順と判断基準)Ver.1.2 2.エコアクション21審査人及び地域事務局の留意点 1)審査人の留意点 ②審査等に当たって審査人は、「エコアクション21審査人倫理規程」に則り、エコアクション21に係る専門家として、受審事業者の業種・業態・規模・これまでの環境への取組の状況等を踏まえ、適切な環境への取組が継続的に推進されるよう、審査及び指導・助言を行わなければならない。 ③審査人は、受審事業者の事業活動の内容を踏まえ、どのような環境負荷が想定され、どのような環境への取組が必要か、どのような環境法規が適用されるかを判断できる専門的知識、経験がなければならない。

  3. 審査での助言について審査及び判定の手引きVer.2.1審査での助言について審査及び判定の手引きVer.2.1 2)審査人の審査実施にあたっての遵守事項 2)-1.一般的遵守事項 ②審査等にあたって審査人は、「エコアクション21審査人倫理規程」に則り、受審事業 者の業種・業態・規模・これまでの環境への取組の状況等を踏まえ、環境への取組が継続的に推進されるとともに、環境経営システムが構築・運用・維持されて環境パフォーマンスの向上が図られ、事業者の経営に資するよう、適切に審査及び指導・助言を行わなければならない。 ③審査及び判定にあたっては、受審事業者の業種・業態、規模、代表者や従業員の意識・考え、受審事業者におけるこれまでの環境への取組の状況、受審事業者を取り巻く社会環境の状況等を十分に勘案するとともに、解説及び推奨事項を踏まえ、必要な環境への取組及び環境経営システムの構築・運用・維持を指導・助言していかなければならない。 ⑥審査人は、審査においては、形式の有無のみに着目した審査をしないようにするとともに、中小事業者に過度な要求をすることがないよう留意しなければならない。 ⑦一方、審査人は、「問題はありません、ガイドラインに適合しています」と、受審事業 者に安易に迎合した審査結論を出さないよう心がけなければならない。中小事業者の環境への取組の推進に資する改善事項を適切に抽出し、指摘することが審査人の務めである。

  4. 取組の助言について 審査人は取組について助言をしなければならない • EA21はパフォーマンスの向上を主目的としている。 • このためにEA21には「取組の自己チェックリスト」が用意されている。 • 「取組の自己チェックリスト」を十分活用した助言が期待されている。 • 審査人は「取組の自己チェックリスト」に記載された取組については、理解し、助言できる力量を持つ努力が求められる。 • 「取組の自己チェックリスト」は、常に追加・充実し、審査人のノウハウ集として役立てるとよい。 ※今後、電力の大幅値上げが予想されることから、節電・省エネに関する一層の助言が求められる。

  5. 取組の自己チェックリストの活用 ※青字は独自に追加したアイデア

  6. 取組の自己チェックリストの活用 ※青字は独自に追加したアイデア

  7. 節電・省エネのマネジメント • 節電と省エネの違い • 電力の契約の種類と契約電力の仕組み • 空調の節電・省エネ • 照明の節電・省エネ • オフィスビルの節電・省エネ • 店舗の節電・省エネ • 空圧機の節電・省エネ • 回転体の節電・省エネ • 見える化 • 創エネと太陽光発電設備投資採算 • エネルギー転換 • 体制・仕組み • 節電・省エネ関連助成制度 節電・省エネ対策

  8. <推進体制> 推奨される省エネルギー活動フロー=エコアクション21 エネルギー管理組織の整備 ・代表者(責任者)がリーダー ・役割分担とスケジューリング ・全員参加 エネルギー使用状況の把握 ・実績データの把握 ・原単位管理 ・見える化 削減目標の設定 ・代表者(責任者)による明確な目標 ・具体的な個別目標と活動計画 ・効果確認方法の決定 改善活動 ・日常の運用改善 ・管理標準の活用 ・改造改善を検討・実施 効果の確認 ・実績評価 ・PDCAを回して、次のステージ へスパイラルアップ

  9. 節電と省エネの違い

  10. 節電=kW削減省エネ=kWh削減 KWh → 電気の使用量 KW  → 電気の瞬間的な使用値 電力量料金 使用量によって決まる料金 基本料金 契約電力によって決まる料金 最大デマンド値で決定 ※デマンド値=30分間の平均使用電力(kW)

  11. 節電≠省エネのケース

  12. 電力の契約の種類

  13. 低圧電力の契約の種類(四国電力) ※燃料費調整額、太陽光発電促進付加金が別途加算される 低圧季節別時間帯別電力

  14. 高圧500kW未満の電気料金(四国電力) (基本料金は過去1年間の最大需用電力で決定) ※季節別時間帯別料金は別途 14

  15. 高圧500kW以上の電気料金(四国電力) (基本料金は使用する負荷設備および受電設備の内容,同一業 種の負荷率,1年間を通じての最大需要電力等を基準として,関 電との協議によって決定) ※季節別時間帯別料金は別途 15

  16. 契約電力仕組み 電力のピークカットによる経費削減 デマンド警報装置 デマンドコントロール

  17. 高圧500kW未満の契約電力の仕組み 当月を含めて過去1年間の最大需用電力がその月の契約電力 業務用(事務所、病院、商店、飲食店、倉庫等) 1kW当たりの契約電力料金 1,685円/月 → 年間約2万円 工場用 1kW当たりの契約電力料金 1,323円/月 → 年間約1.6万円 ※ピーク電力10kW削減で年間約16~20万円の得 17

  18. A社の電力使用実績金属加工業(従業員18名)A社の電力使用実績金属加工業(従業員18名) 契約電力 96kW → 53kW の経費節減効果 1,323円/kW×43kW=56,889円/月→≒68万円/年

  19. デマンド監視計

  20. デマンド監視計~小規模用省エネナビ~ 500Aまで 10数万円

  21. デマンド警報

  22. デマンド監視システム(例)最大使用電力を監視し警報・(自動制御)デマンド監視システム(例)最大使用電力を監視し警報・(自動制御) デマンド監視 ピークカット デマンド警報

  23. 節電対策の一例

  24. 空調の節電・省エネ

  25. 空調の節電対策 26

  26. 事業所の節電・省エネポイント 空調編(1)事業所の節電・省エネポイント 空調編(1)

  27. 事業所の節電・省エネポイント 空調編(2)事業所の節電・省エネポイント 空調編(2)

  28. <空調の節電・省エネ> 設定温度の適正化 2℃UPで ▲10~20% 省エネセンター資料より

  29. 体感温度を下げる対策~扇風機を利用~ 体感温度 風速1mで1℃ 扇風機の電力はエアコンの1/10以下 実測値:弱24W、中36W、強52W) N社(流通業50名)の事例 空調28℃設定と扇風機の使用 7~8月の最大使用電力を17%削減 (電力量は12%削減) • どうしても温度のムラがでる。 • 暑い場所に合わせて設定温度を上げるのではなく、扇風機で涼しくする。

  30. <空調の節電・省エネ> 室内温度のムラ対策サーキュレーターの利用 1℃で ▲10% 天井付 サーキュレーター 分散羽根 • 部屋が広いと温度のムラがでる。 • 暑い場所に合わせて設定温度を下げるのではなく、暑い場所は扇風機で涼しくする。 床置き型 サーキュレーター

  31. <空調の省エネ> ▲5~10% 換気量の調整 外気量を23%削減で、約12%の省エネ CO2の濃度監視で1,000ppmを超えない範囲で調整 例:CO2濃度650→800ppmとすることにより△5%省エネ 32

  32. <空調の節電・省エネ> 換気ロス対策~熱交換型換気扇の採用~ ▲5%

  33. 空調機の回路変更 最大▲20%節電

  34. <空調の節電・省エネ> ▲5~10% 屋外機 遮蔽 直射日光が当たる室外機にヨシズで遮蔽した場合 冷房時は、エアコンの室内機で室内の熱を吸収し、吸収した熱は室外機から放出される。 室外機周辺の温度が低いほど、空調機器が効率のよい運転となるため、室外機の日射防止により周囲温度が下がれば、節電・省エネになる。

  35. <空調の節電・省エネ> エアコン屋外気に水噴霧 ▲5~20% 噴霧前          噴霧後 エネカットを1時間おきにON/OFFさせて消費電力を比較したグラフ 空調室外機の吸い込み温度が高温になると熱交換器に水を噴霧 エネカット装着により約17%の省エネ

  36. <空調の節電・省エネ> 蒸発潜熱を利用~打ち水の原理を利用した冷風機~ 原理 (外気温ー数度) 圧縮機がないためCOP値はエアコンの4~5倍 (電力量:1/4~1/5)

  37. 空調の熱ロスとその対策 <空調の節電・省エネ> 《夏の冷房時に外から熱が入ってくる割合》 (財)省エネルギーセンター資料による • 窓の日射を遮る→遮光フィルム、ブラインド・カーテン、緑のカーテン • 窓からの熱の伝わりを防ぐ→断熱シート、二層ガラス • 冷気が逃げるのを防ぐ→換気量の調整、熱交換型換気扇 • 屋根の日射を防ぐ→遮熱塗装、屋上緑化 • 壁・天井・床からの熱の伝わりを防ぐ→断熱施工 38

  38. <空調の節電・省エネ> 窓ガラスのフィルム貼り付けによる遮熱 ショールームやオフィスなど南側の窓に有効 約1万円/㎡ 遮光フィルム 遮光フィルム 窓際の温度 遮熱効果

  39. <空調の節電・省エネ> 日射を緩和~ブラインドの効果~ 太陽 太陽 ▲5~10% アルミスクリーン 遮光率83% 100% 100% 18% 51% 外側にブラインド 内側にブラインド 約1/3に 内側のブラインドは熱が室内に放出されるため効果が少ない

  40. 緑のカーテンによる遮光 窓を60%緑のカーテンで覆うと遮光率約80% 一般的な窓ガラスの遮光率15% 41

  41. <空調の節電・省エネ> 日射を緩和~緑のカーテン・植栽・すだれの採用~ ▲5% 金属加工工場 大阪信用金庫 加西市図書館 • 夏は茂って日射を防ぎ涼しい • 収穫が楽しみ • 冬は葉が落ちて日射が入り暖かい

  42. 窓の冷暖房ロス対策~二層ガラスの効果~ 複層ガラスで熱ロスが約1/2 外側にコールドスプレーを吹きつけた実験 25.4℃ 10.8℃ 二層真空ガラス 単層ガラス

  43. <空調の節電・省エネ> 窓ガラスの断熱 エアマットによる断熱方法 ガラス側 不透明ガラスに貼り付け (水をスプレーして貼り付け)

  44. <空調の節電・省エネ> 屋上の遮熱対策~屋上緑化~ サーモグラフ  赤 高い  青 低い 天井の防水のメンテナンス 潅水の工夫 が必須

  45. <空調の節電・省エネ> さつまいもによる屋上緑化 特別な防水施工なしで屋上緑化を実現 水遣りは雨水を利用を NTT都市開発の資料より 46

  46. <空調の節電・省エネ> 屋根の遮熱塗装 D社遮熱塗装のカタログより  47

  47. <空調の節電・省エネ> 屋上散水による遮熱対策 ~雨水の有効利用~ 散水 雨水槽 トイレ用 P ドラム缶利用の雨水タンク 洗車 使っていない浄化槽の活用も 水遣り

  48. エアコン更新時は効率の良いものを選択 COP(エネルギー消費効率) COPは、消費電力1kW当たりの冷房・暖房能力(kW)を表したものである。この値が大きいほど、エネルギー消費効率が良く、省エネ性の高い機器といえる。      ( COP : Coefficient of Performance 成績係数 ) APF(通年エネルギー消費効率) APFは、COPと同様に消費電力1kW当たりの冷房・暖房能力(kW)を表したものの、定格時だけではなく、エアコンが使用される建物や用途等の負荷条件、冷房/暖房期間における外気温度の発生時間、さらにインバータ機の能力変化にともなうエアコンの効率を考慮している。これにより、使用実態にあったエネルギー消費効率の評価を行うことができる。    ( APF : Annual Performance Factor )

  49. 照明の節電・省エネ

More Related