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大学図書館と公共図書館との連携

大学図書館と公共図書館との連携. 鳥取大学附属図書館   学術情報部図書館情報課            松本 秀毅. 本日のプログラム. 1 鳥取大学と鳥取大学附属図書館 2 鳥取県公共図書館との連携事業 3 平成19年度地域貢献事業 4 愛媛地区大学図書館協議会への   公共図書館との連携に向けての提言 5 まとめ.  鳥取県  4市14町1村 . 鳥取大学 2007 GUIDE   を ご覧ください。. 1 鳥取大学と鳥取大学附属図書館   . 1.1 鳥取大学  4学部    地域・医学・工学・農学  学生数    5281名  大学院 1098名

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Presentation Transcript


  1. 大学図書館と公共図書館との連携 鳥取大学附属図書館   学術情報部図書館情報課            松本 秀毅

  2. 本日のプログラム 1 鳥取大学と鳥取大学附属図書館 2 鳥取県公共図書館との連携事業 3 平成19年度地域貢献事業 4 愛媛地区大学図書館協議会への   公共図書館との連携に向けての提言 5 まとめ

  3.  鳥取県  4市14町1村 

  4. 鳥取大学 2007 GUIDE   を ご覧ください。

  5. 1 鳥取大学と鳥取大学附属図書館    1.1 鳥取大学  4学部    地域・医学・工学・農学  学生数    5281名  大学院 1098名  教職員    1761名 (事務職員 370名)  特色   乾燥地研究センター        染色体工学        鳥インフルエンザ

  6. 資料 1ページ  鳥取大学附属図書館の  概要   を ご覧ください。

  7. 1 鳥取大学と鳥取大学附属図書館    1.2 鳥取大学附属図書館  中央図書館 (鳥取キャンパス)S41年新築  面積    4,565㎡  蔵書数  66万冊(中央館50万 医学16万)   座席数  350席  情報コンセント 147席  開館時間 平日 9時~21時 土・日 9時~17時  入館者数 357,000人(平成18年度)  貸出冊数 約36,000冊

  8. IT部門 附属図書館組織機構 図書館部門 総合メディア基盤センター 総合メディア基盤センター長 情報基盤係 副学長 (IT 担当) 情報企画係 情報企画   推進課長 学術情報部長 図書館専門員(1) 総務係(1) 図書館    情報課長 学術情報係(2) 副学長 (附属図書館担当) 正規 中央館 8名 医分館 6名 補佐員  中央館 5名 医分館 3名 資料サービス係(2) 資料管理係(1) 医学資料係(3) 医学部分館長 医学情報係(3)

  9. P2  文部科学省HP  国立大学図書館の特色ある取組み P3 文教速報 (平成19年1月31日) P4  鳥取県県内図書館ネットワークと   図書館蔵書冊数 資料 2~4ページをご覧ください

  10. 図書館の相互協力に関する協定を結んだ機関 • 鳥取県立図書館 (82.2万冊) • 鳥取市立中央図書館 (24.5万冊) • 米子市立図書館 (24.8万冊) • 鳥取大学附属図書館 (65.4万冊) • 鳥取環境大学情報メディアセンター (6.2万冊) • 鳥取短期大学図書館 (6.6万冊) • 米子工業高等専門学校図書館 (6.4万冊) • 境港市民図書館 (12.9万冊) • 倉吉市立図書館 (15.8万冊) • 南部町立図書館 (5.1万冊) 約250万冊相互利用可能 (「日本の図書館2005 」により抜粋。(2006年3月末現在) 

  11. 結論  連携・協力により何が生まれたか! • 文部科学省からの訪問 3回  → 文部科学省からの評価を受ける • 大学評価・学位授与機構から評価      大学の評価の中で図書館についての明記があった     利用者の利用可能蔵書冊数を飛躍的に増大させたことは評価に値する 学内  図書館が社会貢献事業としての役割を果たす • 統計が伸びる  学生が喜ぶ (一般図書・ベストセラー図書利用) • 大学の認知度アップに貢献 • 学内での図書館関係予算に結びつく • 学内での図書館組織への理解が深まる 学外 • 県民(利用者)の図書館への信頼度・期待度がアップ • メディア(報道機関)が、注目する →  大学の認知度(社会貢献)が高まる

  12. 結論  連携・協力により何が生まれたか! 職員 • 講演会・講習会等の企画から準備から意見交換会まですべて行うことにより   図書館サービスの意識改革が生まれた。 (達成感・意欲) • 職員間の連携協力が必要となり当然 協力・連携が生まれた • 館種をこえた職員と親しくなり、レファレンス力が向上した • 意欲的になった。 • 職場が明るくなった。  • 職員が元気になった。  • 仕事に対する見方が変わった。(縦割り→総合サービス力) •  仕事が増えた    メリットからデメリットを 差し引いても おつりがくる 

  13. 鳥取県公共図書館との連携事業1.はじめに鳥取県について鳥取県公共図書館との連携事業1.はじめに鳥取県について 鳥取大学   附属図書館  中央図書館            蔵書冊数    50万冊 約100km 鳥取大学 附属図書館 医学図書館         蔵書冊数  15万冊 鳥取県 人口:604,475人(H18.8.1推計) 面積:3,507.25平方km(41位、H16) 4市(鳥取市・倉吉市・米子市・境港市)14町1村

  14. 2.地域住民への図書館公開 • 昭和24年開学以来、地域住民への資料閲覧を認めている。 • 平成8年度から貸出サービス開始(1週間2冊) • 平成9年度には貸出期間を2週間に延長。 • 医学部分館も平成16年度3月より資料閲覧を開始し、6月には貸出サービスを実施した。(2週間2冊) • 平成17年度より学外者専用ログインキー(USB)によりインターネット利用サービス開始(中央館・医学部分館)

  15. 3.他大学図書館等との連携 「鳥取県大学図書館等協議会」の設立3.他大学図書館等との連携 「鳥取県大学図書館等協議会」の設立 鳥取大学   附属図書館   中央館 鳥取大学 附属図書館  医学部分館 米子工業高等専門学校図書館 鳥取短期大学 附属図書館 鳥取環境大学情報   メディアセンター図書館(平成13年開学)

  16. 3.他大学図書館等との連携 「鳥取県大学図書館等協議会」の設立3.他大学図書館等との連携 「鳥取県大学図書館等協議会」の設立 • 平成13年度に、会員相互間の連携と協力を図り、県内大学図書館等の充実と発展に寄与する目的で設立。 • 相互協力の実務レベルでの問題点や地域サービスのあり方など   協議。 • 幹事館は鳥取大学で、 総会は年1回持ち回り で開催。 平成19年度協議会の様子大学 (鳥取短期大学)

  17. 3.他大学図書館等との連携①鳥取県大学図書館等協議会加盟館ならび   に公立図書館横断検索の実現3.他大学図書館等との連携①鳥取県大学図書館等協議会加盟館ならび   に公立図書館横断検索の実現 平成17年3月に加盟館の OPAC検索が可能となった。

  18. 資料 5ページをご覧ください  鳥取大学附属図書館協定一覧

  19. 4.鳥取県公共図書館との連携 境港市民図書館 平成18年5月 相互協力協定 鳥取県立図書館 平成14年12月相互協力協定 米子市立図書館 平成17年10月相互協力協定 倉吉市立図書館 平成18年8月 相互協力協定 鳥取市立中央図書館 平成17年10月 相互協力協定 南部町立 図書館 平成19年2月相互協力協定

  20.  鳥取県立図書館・ 鳥取市立図書館の  利用方法 資料 6ページをご覧ください 公共図書館との 連携のシンボル

  21. 4.鳥取県公共図書館との連携①鳥取県立図書館との連携1)経緯4.鳥取県公共図書館との連携①鳥取県立図書館との連携1)経緯 • 平成14年 8月 初会合 • 平成14年12月 相互協力協定締結 • 平成15年 4月 県立図書館資料返却ポスト設置 • 平成16年 4月 中央図書館カウンターでの県立図書館資料貸出サービス開始 • 平成16年 8月 医学部分館カウンターでの県立図書館資料貸出サービス開始 • 平成17年 3月 鳥取大学附属図書館側からの横断検索サービス開始 • 平成17年12月 鳥取県立図書館側からの横断検索サービス開始

  22. 資料 7ページをご覧ください 鳥取大学附属図書館及び  鳥取県立図書館の相互利用の相互協力に関する協定書

  23. 4.鳥取県公共図書館との連携①鳥取県立図書館との連携4.鳥取県公共図書館との連携①鳥取県立図書館との連携 • 平成14年12月 相互協力協定締結 • 平成15年 4月 県立図書館資料返却ポスト設置 • 医学図書館は、県立図書館から離れているため、 リクエスト貸出の他、協力用図書(団体貸出)を借り受けて配架している。 • 3ヶ月間ごと300冊。 • 選書は医学図書館職員が行っている。 • 共催で講演会等の実施。 ブックポスト 協力用図書

  24. 4.鳥取県公共図書館との連携①鳥取県立図書館との連携4.鳥取県公共図書館との連携①鳥取県立図書館との連携 • 図書資料の相互貸借 • 図書資料の文献複写 • レファレンス等協力 • 図書館利用講座(図書館講演会及び公開展示に関すること) • 横断検索システムの整備 • 職員の相互交流

  25. 4.鳥取県公共図書館との連携①鳥取県立図書館との連携 ○貸借システム(依頼)4.鳥取県公共図書館との連携①鳥取県立図書館との連携 ○貸借システム(依頼) 鳥取大学附属図書館 鳥取県立図書館 職員が県立図書館ホームページから  申し込む 利用者 受付 翌日または 翌々日に到着 貸出 受付後、宅急便で送付 返却 利用者返却後配送システム(毎週水曜日)送付

  26. 4.鳥取県公共図書館との連携①鳥取県立図書館との連携○貸借システム(受付)4.鳥取県公共図書館との連携①鳥取県立図書館との連携○貸借システム(受付) 鳥取県立図書館 鳥取大学附属図書館 FAX申込み 利用者 受付 貸出 受付後、配送システムで送付 返却 利用者返却後配送システム(毎週水曜日)送付

  27. 4.鳥取県公共図書館との連携②鳥取市立中央図書館との連携4.鳥取県公共図書館との連携②鳥取市立中央図書館との連携 • 平成17年10月 相互協力協定締結 • 個人がホームページから検索し、希望する資料の配送先を「鳥取大学図書館」として予約すると、市立中央図書館配送システム(月・水・金)で資料が大学に到着し、カウンターで受け取る事ができる。 • 市立中央図書館利用者カード作成も実施(申請の受付、カード渡し) • 返却ボックスは県立図書館と同じものを利用。 • 共催で講演会等の実施。

  28. 4.鳥取県公共図書館との連携②鳥取市立中央図書館との連携 ○貸借システム(依頼)4.鳥取県公共図書館との連携②鳥取市立中央図書館との連携 ○貸借システム(依頼) 鳥取市立中央図書館 ホームページ(OPAC検索)より予約 鳥取市立中央図書館 利用者 受付 送付日連絡 鳥取大学附属図書館 貸出 受付後、利用者に連絡後、配送システムで送付 返却 利用者返却後(月水金)配送システムで送付

  29. 4.鳥取県公共図書館との連携②鳥取市立中央図書館との連携3)貸借システム(受付)4.鳥取県公共図書館との連携②鳥取市立中央図書館との連携3)貸借システム(受付) 鳥取大学附属図書館 鳥取市立中央図書館 FAXまたはメール    申込み 利用者 受付 貸出 受付後、配送システム(月・水・金)で送付 返却 利用者返却後配送システム(月・水・金)送付

  30. 4.鳥取県公共図書館との連携③米子市立図書館との連携  • 平成17年10月 相互協力協定締結 • 協力用図書を3ヶ月間ごと100冊の資料を 借り受け。 • 共催で講演会等の実施。 • 連絡調整は、医学図書館職員が対応、協議する。

  31. 4.鳥取県公共図書館との連携④境港市民図書館との連携4.鳥取県公共図書館との連携④境港市民図書館との連携 • 平成18年5月 相互協力協定締結 • 医学図書館に3ヶ月間ごと50冊の資料を借り受け。 • 共催で講演会等の実施。 • 連絡調整は医学図書館職員が対応、協議する。

  32. 4.鳥取県公共図書館との連携⑤倉吉市立図書館との連携4.鳥取県公共図書館との連携⑤倉吉市立図書館との連携 • 平成18年 8月相互協力協定締結 • 中央図書館に3ヶ月間ごと  100冊の資料を借り受け。 • 共催で講演会等の実施。  • 連絡調整は、中央館職員が 対応、協議する。 協力用図書

  33. 4.鳥取県公共図書館との連携⑥南部町立図書館との連携4.鳥取県公共図書館との連携⑥南部町立図書館との連携 • 平成19年2月 相互協力協定締結 • 医学図書館に3ヶ月間ごと50冊の資料を借り受け。 • 共催で講演会等の実施。 • 連絡調整は医学図書館職員が対応、協議する。

  34. 5.館種を超えた図書館連携 ①「鳥取地区図書館実務者連絡会議」5.館種を超えた図書館連携 ①「鳥取地区図書館実務者連絡会議」 • 平成17年度から鳥取地区図書館の実務者レベルの会議を開催。(年に2~3回開催) • 大学図書館(鳥取大学・鳥取環境大学)、公共図書館(県立図書館・市立中央図書館)が抱える様々な現状や課題を議論し、  実現にむけてどのような  サービスが展開できるかを  協議する。

  35. 5.館種を超えた図書館連携 ②鳥取環境大学との現物貸借の無料化5.館種を超えた図書館連携 ②鳥取環境大学との現物貸借の無料化 • 平成18年1月より鳥取市立中央図書館の協力を得て、鳥取市立中央図書館配送システムを利用した鳥取環境大学との現物貸借。送料の無料化を実現。 利用者 ILLシステムで申込み ILLシステムで受付 鳥取市立中央図書館 図書館 図書館

  36. 5.館種を超えた図書館連携③県立高校図書室への貸出5.館種を超えた図書館連携③県立高校図書室への貸出 • 鳥取県は全国に先立ち、高校に図書館司書を配置され、学校図書館の機能強化を図っている。 • 大学資料の貸出希望があり、県立図書館との連携協力の上で東部地区高等学校への貸出を平成18年4月より試行実施。 • 19年度からは県内の高等学校等へのサービスを実施。

  37. 5.館種を超えた図書館連携③県立高校図書室への貸出   ○現物貸借システム5.館種を超えた図書館連携③県立高校図書室への貸出   ○現物貸借システム 鳥取県内高等学校図書室 鳥取大学附属図書館 利用者 FAXまたはメール    申込み 受付 返却 宅急便で送付 貸出 受付後、配送システムで県立図書館へ送付 鳥取県立図書館 返却 配送システム(毎週水曜日)で送付

  38. 5.館種を超えた図書館連携④短期職場体験研修の実施5.館種を超えた図書館連携④短期職場体験研修の実施 • 1週間程度の相互職場体験研修を実施し、職員の資質向上を図り、さらなる人間的な 交流を深める。 • 県立図書館との人事交流を実施   ①県立図書館職員の受入    平成18年7月10日~14日   ②大学図書館職員の受入    平成18年9月 4日~ 8日 相手館の仕事内容を把握することが今後の連携業務に有効となる。特に仲間意識の向上

  39. 県立側 鳥取大学側受入業務内容 鳥大側

  40. 5.館種を超えた図書館連携⑤公共図書館との共催による研修会開催5.館種を超えた図書館連携⑤公共図書館との共催による研修会開催 大学図書館職員が講師や補助者として協力する。 ○平成18年9月  デジタルライブラリアン講習会(県立図書館との共催) ○「パワーポイント作成講習会」(米子市立図書館との共催) ○ホームページ講習会を3回実施(米子と境港との共催) ○看護協会研修会での講師(今年度8月に開催) 開催場所はPC環境が整っている大学が魅力。

  41. 資料 9ページ  公共図書館利用を含めた  貸出人数・冊数  (最近5ケ年利用状況)  をご覧ください。

  42. 6.統計 公共図書館利用状況と大学利用状況6.統計 公共図書館利用状況と大学利用状況 中央図書館 冊数 1341 779 249 475 451 923 医学図書館 372 1255 853 855 607 1272 公共図書館への貸出は 13冊(H17)から 132冊(H18)に増加!

  43. 7.講演会・公開展示 大学内での開催の場合  ・従来大学図書館会議室での開催   ・年1回~2回の講演会・公開展示の実施  ・開催場所が大学内であるため、   敷居が高いのか一般市民の参加が少ない。  ・収容人員も少ない。 公共図書館での開催の場合 ・一般市民の参加が多くなる。  ・交通の便がよい。  ・大人数収容の多目的室の利用。  ・地元報道機関(新聞・広報誌・テレビ等)へのPRがより効果的。

  44. 資料 10ページ  鳥取大学附属図書館概要  地域貢献  (附属図書館HPに掲載)

  45. 7.講演会・公開展示 平成19年2月   「幕末の尚徳館」講演会と展示      • 県立図書館  平成19年3月  藤井輝明教授を講師に開催した講演会

  46. 7.講演会・公開展示 • 鳥取市立図書館 平成17年10月記念シンポジウム 平成18年3月講演会 (講師:地域学部教授)

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