1 / 26

家畜衛生学(家畜生産学コース;金曜2限)

家畜衛生学(家畜生産学コース;金曜2限). 家畜衛生の概要. 家畜衛生の目的 :家畜の疾病予防と健康増進を通して、畜産経営の高度化に寄与し、安全性の高い畜産物を供給することを目的とする。. 家畜衛生の役割 :  1 . 疾病要因の制御 、  2 . 科学に基づく予防、治療および防除 、  3 . 畜産物の安全性の確保 、  4 . 畜産公害の防止 、  5 . 動物福祉に貢献. 家畜の特性 :経済動物(牛、馬、羊、山羊、豚、鶏)⇔伴侶動物 生産性 :品種改良、規模 、施設、管理体制 、飼養形態、飼育密度 集団衛生 :個体の健康、群の健康、地域防疫、国際防疫

Download Presentation

家畜衛生学(家畜生産学コース;金曜2限)

An Image/Link below is provided (as is) to download presentation Download Policy: Content on the Website is provided to you AS IS for your information and personal use and may not be sold / licensed / shared on other websites without getting consent from its author. Content is provided to you AS IS for your information and personal use only. Download presentation by click this link. While downloading, if for some reason you are not able to download a presentation, the publisher may have deleted the file from their server. During download, if you can't get a presentation, the file might be deleted by the publisher.

E N D

Presentation Transcript


  1. 家畜衛生学(家畜生産学コース;金曜2限) 家畜衛生の概要 家畜衛生の目的:家畜の疾病予防と健康増進を通して、畜産経営の高度化に寄与し、安全性の高い畜産物を供給することを目的とする。 家畜衛生の役割: 1.疾病要因の制御 、 2.科学に基づく予防、治療および防除 、 3.畜産物の安全性の確保 、 4.畜産公害の防止 、 5.動物福祉に貢献 家畜の特性:経済動物(牛、馬、羊、山羊、豚、鶏)⇔伴侶動物 生産性:品種改良、規模、施設、管理体制 、飼養形態、飼育密度 集団衛生 :個体の健康、群の健康、地域防疫、国際防疫 安全性:人畜共通感染症、食中毒菌、カビ毒 疾病の発生要因: 生物因子:ウイルス、細菌、真菌、寄生虫、害虫 化学因子:毒物(農薬、有害植物)、有害ガス、栄養素の過不足 物理因子:密度、気象(温度、湿度、気流)、塵埃、騒音、光線 内的因子:年齢、遺伝、免疫、栄養、性(妊娠・分娩、去勢)

  2. 感染症の制御 感染症の三大要因:病原体、宿主、感染経路 病原体の根絶:人類が根絶したのは痘瘡(天然痘)と牛疫のみ 致命率が高く、小児期に感染すると9割以上が死亡した(七五三)。古代インドで開発された人痘法よりも安全性が高い牛痘法がジェンナーによって18世紀末に考案されたが・・・

  3. Subfamily: Chordopoxvirinae Genus: Orthopoxvirus Genus: Avipoxvirus Fowlpox virus (鶏痘) Camelpox virus (ラクダ痘) Cowpox virus (牛痘) Ectromelia virus (エクトメリア痘) Monkeypox virus (サル痘) Raccoonpox virus (アライグマ痘) Taterapox virus (アレチネズミ痘) Vaccinia virus (ワクチニアウイルス) Variola virus (痘瘡、天然痘) Volepox virus (ハタネズミ痘) Genus: Capripoxvirus Goatpox virus (山羊痘) Sheeppox virus (羊痘) 痘瘡ウイルスは変異を起こさず、宿主特異性が強いことから、ヒトに予防接種することでウイルスが増殖する場所をなくすることができた。 Tentative Species in the Genus Skunkpox virus(スカンク痘) UasinGishu disease virus(馬痘) Genus: Parapoxvirus Pseudocowpox virus(偽牛痘) Bovine papular stomatitis virus (牛丘疹性口炎)

  4. 牛痘ウイルスはヨーロッパ大陸と英国に分布し、ヒトの感染は稀であるとされてきた。しかし、今世紀に入ってオランダ、フィンランド、ドイツ、フランス等での感染例が相次いで報告された。ただし、感染者の大半は少年・少女であり、痘瘡根絶後に育ったために種痘を受けていない。牛痘ウイルスはヨーロッパ大陸と英国に分布し、ヒトの感染は稀であるとされてきた。しかし、今世紀に入ってオランダ、フィンランド、ドイツ、フランス等での感染例が相次いで報告された。ただし、感染者の大半は少年・少女であり、痘瘡根絶後に育ったために種痘を受けていない。 サル痘 (Monkeypox) ヒトのサル痘は中央・西アフリカの主に熱帯雨林で流行してきた(致命率数%~10%)。ところが、2003年に突如米国で発生し、アフリカ大陸以外でのヒトサル痘感染の最初の事例となった。ペットとして輸入したネズミが原因である。

  5. 牛疫根絶宣言 2011年5月 発熱、口腔内びらんによる食欲廃絶、唾液分泌亢進、出血性下痢、呼吸困難で1週程度で死亡 新たな地域に侵入すると牛群のほぼ100%が死亡する。世界史における牛疫の影響はローマ帝国衰退の引き金になったほど大きなものであった。 日本でも明治4年(1886年)に牛疫予防法を制定したが、明治6年の牛疫侵入では4万頭以上、明治25-6年に1万頭、明治30年にも7000頭規模での流行があった。 法定伝染病の対象家畜: 牛、水牛、しか、めん羊、山羊、豚、いのしし アフリカスイギュウ、エランド、キリン、レッサークードゥー、イボイノシシ、アジアの各種アンテロープ、ウシ科やブタ科の野生動物は牛疫に対する感受性が高い。ただし、これらの野生動物の群が、牛群と共存することなく単独で疾病を半永久的に維持できない。

  6. FAO/OIE牛疫根絶世界計画) ● 1994年に立ち上げられた。 家畜:予防接種 野営動物:生態系内に封じ込め、疫学等に基づく制御計画によって感染した保有動物の淘汰 蠣崎千晴博士は、1918年に世界最初の牛疫予防液(不活化ワクチン)を開発した。蠣崎予防液は朝鮮における家畜の病気の撲滅に貢献し、中国、韓国、台湾、カンボジア、タイ、ベトナムなどの牛疫撲滅に繋がった。

  7. 病原体要因:毒力(病原性)、伝播力(発病量、潜伏期間、排出量)、宿主域(生物地理区)、抵抗性(温度、乾燥、消毒薬、治療薬)病原体要因:毒力(病原性)、伝播力(発病量、潜伏期間、排出量)、宿主域(生物地理区)、抵抗性(温度、乾燥、消毒薬、治療薬) 新興感染症:微生物の世代交代時間は短く(増殖が速い)、遺伝的変異(進化)によって宿主域や病原性などを変化させて誕生した新しい病原体による感染症。 競合から共生へ:微生物と宿主の関係は、数万年単位で共生へと向かい、特定の宿主には病原性を示さないか、軽度になる。それが保有動物(reservoir)として病原体を維持し続ける。例:アフリカの口蹄疫 滅菌:全ての微生物を殺滅。乾熱(180℃、30分)、湿熱(121℃、10分) 殺菌:特定の微生物を殺滅。 例:結核菌を標的とした牛乳の殺菌 消毒:病原微生物を殺滅、排除して感染の機会を減らす。理学的(熱、紫外線、放射線)、化学的(アルコール、塩素、ヨウ素、界面活性剤、石灰、クレゾール、ホルマリン)➔抗菌、除菌などは法的審査がない 飲水:河川水を未消毒で与えた➜宮崎で鳥インフルエンザ 飼料:動物性蛋白原料のサルモネラ汚染 媒介昆虫・野鳥:蚊、ヌカカ、ダニ、サシバエなどの駆除、防鳥ネット 畜舎環境:踏込消毒槽、舎内作業着を区別

  8. 宿主要因:年齢、性(妊娠)、栄養、先天的抵抗力(皮膚と粘膜、白血球の貪食能、リゾチーム、表皮など)、後天抵抗(体液性免疫、細胞性免疫)、活動免疫(自然感染、ワクチン、トキソイド)、受動免疫(移行抗体、免疫グロブリン)宿主要因:年齢、性(妊娠)、栄養、先天的抵抗力(皮膚と粘膜、白血球の貪食能、リゾチーム、表皮など)、後天抵抗(体液性免疫、細胞性免疫)、活動免疫(自然感染、ワクチン、トキソイド)、受動免疫(移行抗体、免疫グロブリン) 潜伏期 有症期 回復期 治癒 ➨ 顕性感染: 持続性感染: 不顕性感染: 病後保菌(convalescent carrier) :回復期にある患者の保菌 慢性保菌(churonic carrier):持続性感染患者 健康保菌(health carrier) :治癒後の保菌 感染発症指数:病原体によって感染しても発症しない(不顕性感染)の割合は異なる。天然痘や麻疹:95%以上、百日咳:60~80%、ジフテリア:10%、日本脳炎や小児麻痺:数% 消化器系感染症 呼吸器系感染症 症状 排菌

  9. 移行抗体:ヒトは胎児期に大半が移行するが、家畜では出生後初乳を介して移行する。移行抗体:ヒトは胎児期に大半が移行するが、家畜では出生後初乳を介して移行する。 移行抗体の量は母畜の免疫状態によって異なる。もらった小遣いは減って無くなるように、移行抗体は仔畜において減少する。その間に自己の免疫系を発達できなければ、感染症で死亡する。大金持ちの子供は生涯金を稼ぐ必要はないが?

  10. IgG:免疫グロブリンの70-75%を占め、強力な作用IgG:免疫グロブリンの70-75%を占め、強力な作用 IgM:10%を占め、初期免疫の主役だが、弱い IgA:鼻汁、唾液、涙、腸管分泌液に含まれる IgE:アレルギーに関与 ワクチンブロック:生体を刺激することで免疫を獲得するので、移行抗体がある時期にワクチンを接種しても効果はない。そのため、状態の異なる母畜から生まれた仔を飼育すると、ワクチンの接種時期が難しくなる。 狂犬病予防法:生後91日齢以降に初回接種、その後30 日齢以上に追加接種。平均的事例として、様々なワクチンの接種時期が定められている。 防御のため 最小抗体価

  11. 子育て支援:IgM産生は生後直ぐ始まるが、IgAは中学に入らないと成人レベルに達しない。すなわち、呼吸器感染症は小学校に入学すると罹患しにくくなるが、食中毒菌などの経口感染症は中学校に入るまでは感染し易い。クソ親父が子供にレバ刺しを食わせるのは、無知ゆえの犯罪である(大人は下痢・腹痛で済むが、子供は死ぬ)。子育て支援:IgM産生は生後直ぐ始まるが、IgAは中学に入らないと成人レベルに達しない。すなわち、呼吸器感染症は小学校に入学すると罹患しにくくなるが、食中毒菌などの経口感染症は中学校に入るまでは感染し易い。クソ親父が子供にレバ刺しを食わせるのは、無知ゆえの犯罪である(大人は下痢・腹痛で済むが、子供は死ぬ)。 免疫系の適切な発達を支えることと、年齢に応じた予防接種を励行することが大事。副作用問題は、100万人に1人程度あり、社会的共同責任を果たすしか解決策はない。

  12. 生ワクチンは体内で増殖するので免疫付与効果が高い(刺激が強い)生ワクチンは体内で増殖するので免疫付与効果が高い(刺激が強い)

  13. ワクチンの副作用 種痘後脳炎 副作用:副作用のない薬は存在しない。治療効果と副作用の重大性を比べてどちらを選択するかの問題である。 種痘後 脳炎数 患者数 死者数 ワクチンウイルス株を増やすために、かつては動物の脳内接種しかなく、精製段階で脳成分が残ってしまうため、100万に数名の脳炎患者が発生した。細胞培養系で脳炎は解決した。 1945 46 47 48 49 1950 51 52 53 54 55 56 57 58 59 1960 1,614 17,964 386 29 124 9 86 2 6 2 1 0 0 0 0 0 310 3,029 85 3 14 2 12 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 10 5 4 10 9 9 6 9 8

  14. 感染経路要因:病原巣(reservoir) 、感染源(source of infection) 、侵入門戸、排出経路、感染経路(直接接触、胎盤感染、媒介動物感染、水系感染、食物感染、空気感染)、海外病と検疫 検疫法:国内に常在しない感染症の病原体が船舶又は航空機を介して国内に侵入することを防止するとともに、船舶又は航空機に関してその他の感染症の予防に必要な措置を講ずることを目的とする。 中世の暗黒期には、欧州の人口の三分の一から三分の二、約2,000万から3,000万人がペストで死亡したとされる。14世紀イタリアで外来船の着岸に際し、40日間(quarantine)の沖合停泊を命じ、病人発生、ネズミの死骸があれば追放する措置が採られた。自分の都市(国)を護るためには、「幽霊船」を生み出すこともやむを得なかった。 検疫を濫用すると、貿易制限(戦争を招く)になるので、検疫対象とする病気・病原体は国際法で決められている。

  15. 伝播様式と病態:一つの病原体が異なる伝播様式をとり、病態が変化する。伝播様式と病態:一つの病原体が異なる伝播様式をとり、病態が変化する。 森林ペスト 都市ペスト アレチネズミ プレリードッグ 腺ペスト ヒトノミ ヒト 肺ペスト 爆発的流行 ネズミノミ 家住性ネズミ ヒト 吸入 芽胞 肺炭疽:皮革職人、テロ 羊・牛 バッファロー 接触 皮膚炭疽:畜産農家、獣医師、解体作業者 菌体 腸炭疽:汚染食肉 喫食 草(土壌) 職業的曝露のリスクは衛生管理の教育・訓練により回避するが、一般市民の曝露を防ぐことが最優先事項である。

  16. 家畜の特性:経済動物 生産性:品種改良、規模、施設、管理体制 、飼養形態、飼育密度 南太平洋諸島 野生種 愛玩用 中国大陸 朝鮮半島 日本 赤色野鶏 名古屋 三河 シャモ チャボ 尾長鶏 東天紅 東南アジア コーチン プラーマ アシール アジア種 日本種 灰色野鶏 インド南部 BC2500 BC700 BC500 AD1500 セイロン野鶏 インド ペルシャ ローマ 新大陸 ヨーロッパ セイロン島 地中海沿岸種 英国種 米国種 緑襟野鶏 レグホーン ミノルカ アンダルシア サセックス コーニッシュ ドーキング プリマスロック ロードアイランドレッド ワイアンドット ジャワ島

  17. 増体量 飼料効率(FER:Feed Efficiency Ratio)= 飼料摂取量 飼料摂取量 飼料要求率(FCR:Feed Conversion Ratio)= 増体量 出荷羽数 育成率= 餌付け羽数 体重(kg)×育成率(%) ×100 生産指数= 飼料要求率×出荷日齢 少ない飼料で多くの肉を得るために品種改良がなされてきた 短い期間で多くの鶏を育てるために生産方法が改善された 家畜とは、ヒトの用途(使役、食料、愛玩)に合わせて野生動物を訓馳し、交雑等によって品種改良してきたものである。用途に最適の系統が残ってきたので、古い系統は生産競争の過程で消えてしまう。

  18. 雄系統 雌系統 ? ? ? ? <海外の雛メーカー> 育種用基礎系統群 系統造成群 エリートストック(ES) 原原種鶏(GGPS) <輸入雛メーカー> 原種鶏(GPS) ♂:A Χ ♀:B ♂:C Χ ♀:D <地域生産グループ> 種鶏(PS) ♂:AB Χ ♀:CD <一般生産農場> コマーシャルチック(CC) ♂:ABCD ♀:ABCD ブロイラーの生産体系: ABCDは遺伝背景 定期的に原種鶏(GPS) を輸入せざるを得ない。海外病の侵入。

  19. 集団衛生 :個体の健康、群の健康、地域防疫、国際防疫 豚コレラ清浄化への経緯 明治21年 北海道で初発して以降、大きな被害をもたらしてきた。 昭和44年 弱毒生ワクチンが開発、組織的接種により、発生激減。 平成4年 発生の最後。ワクチンを用いない防疫体制の確立による清浄化を目指しことを決定。 第1段階(平成8年度~):ワクチン接種の徹底及び抗体検査の推進 第2段階(平成10年度~):段階的なワクチン接種の中止 第3段階(平成12年度~):原則として、全国的なワクチン接種中止 平成19年4月に清浄化を達成 生産コストの低減: ① 単味ワクチン換算で約38億円/年 ② ワクチン接種に伴う飼養管理作業の合理化 豚コレラ汚染国・地域からの豚肉等の輸入禁止 豚コレラ発生状況 2013年5月現在 赤: 発生国 青: 清浄国 黄: 発生はあるが、指定清浄地域からの輸入可

  20. 安全性:人畜共通感染症、食中毒菌、カビ毒 アフラトキシンはAspergillusflavusなどが産生する発癌物質であり、肝臓癌の原因となる。土壌中に生息し、乾燥不十分な農作物・飼料で増殖する。 この真菌は熱帯から亜熱帯に広く分布するが、日本では沖縄を除いて土壌中に分布していない。 アフラトキシンは家畜体内で修飾を受けて乳汁中に出るので、乳製品の汚染が問題となる。国際的安全基準は、食品で10ppb(0.01ppm)とされ、家畜用飼料もこれに準じている。 斜線:アフラトキシン検出 塗潰し:菌を検出 検出感度の 差異に注意

  21. A: 細菌、ウイルス、寄生虫、害虫などの 生物学的危害因子A: 細菌、ウイルス、寄生虫、害虫などの 生物学的危害因子 B: 重金属やカビ毒などの 加熱によっても失活しない危害因子 A B リスク・レベルのモデル 加熱調理 衛生検査 生産過程 処理・加工過程 流通過程 消費過程 危害因子の種類による 「農場から食卓まで」を通したリスクの変動

  22. リスクが減るのは2箇所だけ リスク・レベルのモデル 調理時の加熱は細菌を殺滅する。 しかし、食材や料理を室温での放置すれば、菌は増殖する。 輸送距離が延びるにつれ、細菌増殖に必要な時間も長くなる。 温度管理等の法的基準もない。 病気 動物薬残留 食中毒菌 薬剤耐性菌 と畜検査員による法律に基づく検査 農場 食肉センター 流通過程 消費過程 素畜 飼料・飲水 畜舎環境 動物薬 食肉検査 食肉検査 解体 カット 出荷 輸送 市場 問屋 小売店 調理 調理 保存 喫食 食肉の安全性に関わる社会システム(1)

  23. 農場における 適正な衛生管理 病原体低減/HACCP Pathogen Reduction / HACCP リスク・レベルのモデル 解体処理工程など 食肉センターの 衛生管理 消費者は GAP QAP ? ? HACCP リスクは 残る! 流通過程が 変わらなければ 農場 食肉センター 流通過程 消費過程 素畜 飼料・飲水 畜舎環境 動物薬 食肉検査 解体 カット 出荷 輸送 市場 問屋 小売店 調理 保存 喫食 食肉の安全性に関わる社会システム(2)

  24. Sanitary Food Transportation Act 食品輸送衛生法 (米国、1990) リスク・レベルのモデル 消費者 教育 GAP QAP 流通過程の 衛生基準 ? ? HACCP 農場 食肉センター 流通過程 消費過程 素畜 飼料・飲水 畜舎環境 動物薬 食肉検査 解体 カット 出荷 輸送 市場 問屋 小売店 調理 保存 喫食 「農場から食卓まで」の、全ての段階で安全性確保対策を実施することによって、初めてリスクが小さくなる。 食肉の安全性に関わる社会システム(3)

  25. 家畜衛生の目的 家畜の疾病予防と健康増進を通して、畜産経営の高度化に寄与し、安全性の高い畜産物を供給することを目的とする。 家畜衛生の役割 1.疾病要因の制御 、 2.科学に基づく予防、治療および防除   3.畜産物の安全性の確保   4.畜産公害の防止   5.動物福祉に貢献

More Related