210 likes | 754 Views
現代 の音楽業界における環境対応. 卒業論文 発表会 2012 年 2 月 14 日. 武蔵工業大学 環境情報学部 環境情報学科中原秀樹研究室 0831206 宮脇浩平. 1. 発表内容. 研究背景 調査 目的・方法 調査概要 考察・まとめ. 2. 研究背景. 音楽業界の売上動向. 参照: http://news.gree.jp/news/entry/662197. 音楽業界には他の業界が行う環境配慮の呼びかけに比べて、音楽という芸術を通してメッセージを伝えていけるので意識改革が出来るのではないか。. (年).
E N D
現代の音楽業界における環境対応 卒業論文発表会 2012年2月14日 武蔵工業大学 環境情報学部 環境情報学科中原秀樹研究室 0831206 宮脇浩平 1
発表内容 • 研究背景 • 調査目的・方法 • 調査概要 • 考察・まとめ 2
研究背景 音楽業界の売上動向 参照: http://news.gree.jp/news/entry/662197 音楽業界には他の業界が行う環境配慮の呼びかけに比べて、音楽という芸術を通してメッセージを伝えていけるので意識改革が出来るのではないか。 (年) 日本のレコード産業 2007~2011より作成 環境に配慮された紙製のCDケース 消費者の環境に対する意識も変えていけるのではないか。 ・音楽業界では有料音楽配信の割合が 増加し脱物質化が進んでいる。 ・音楽業界も環境に配慮した製品を扱っている。 持続可能な社会へと向かっている 3
研究目的 音楽業界の現状の環境対応について調査していく ① 音楽フェスティバルにおける 環境対策 CDのカーボンオフセット化・ カーボンニュートラル化 ③ CDケースの紙製ケースの応用 4
調査方法 ①音楽フェスティバルにおける環境対策 ホームページ調査 CDのカーボンオフセット化・カーボンニュートラル化 CDケースの紙製ケースの応用 ・ホームページ 調査 ・実態調査 5
① 音楽フェスティバルにおける 環境対策 6
① 音楽フェスティバルにおける環境対策 参加人数2万人以上の音楽フェスティバルであり、環境問題と音楽フェスティバルを結ぶ先駆け的な存在となったFUJI ROCK FESTIVALが開始された1997年以降の音楽フェスティバルを対象とする。 7
各音楽フェスティバル 開催場所 合計約104万人のフェスティバル参加者を対象 8
ごみ問題に対する環境配慮 13/15会場でごみ問題 に対しての環境配慮を行っている。 10
LED照明は長寿命・低コストと言われているので、照明の多い音楽フェスティバルには今後普及していくのではないかと考えられる。LED照明は長寿命・低コストと言われているので、照明の多い音楽フェスティバルには今後普及していくのではないかと考えられる。 FUJIROCKFESTIVALが行ったフェスティバルをカーボンニュートラルしていくという取り組みは、他のアーティストにも影響し、一青窈などが同じように取り組んだ。 LED照明の導入 音楽フェスティバルにおけるカーボンニュートラル 11
一部のフェスティバルではバイオディーゼルや太陽光といったクリーン・エネルギーでまかなうなど、積極的な導入を行っている。一部のフェスティバルではバイオディーゼルや太陽光といったクリーン・エネルギーでまかなうなど、積極的な導入を行っている。 FUJIROCKFESTIVALではカップは植物由来原料100%の生分解性プラスチックを、食器はサトウキビのカスなどを利用し、非木材を利用した紙食器を使用。 クリーンエネルギーの導入 フェスティバル内で使用する容器に対する環境配慮 12
①音楽フェスティバルにおける環境対策まとめ①音楽フェスティバルにおける環境対策まとめ ごみ問題の環境配慮は比較的普及が進んでいる。しかしその他の配慮に関してはまだまだ普及していないのが現状である。 13
② CDのカーボンオフセット・カーボンニュートラル化③ CDケースの紙製ケースの 応用② CDのカーボンオフセット・カーボンニュートラル化③ CDケースの紙製ケースの 応用 14
CDのカーボンオフセット・カーボンニュートラル化とはCDのカーボンオフセット・カーボンニュートラル化とは CDを制作して、店頭に届くまで の過程で排出した二酸化炭素 (カーボン)を吸収する森を育て ることで、相殺(オフセット)する こと。 15
CDケース調査 ② CDのカーボンオフセット・カーボンニュートラル化③ CDケースの紙製ケースの応用 ① カーボンオフセット・カーボンニュー トラルCDであるか ② 紙製CDケースを使用した商品であ るか 今回調査では 以上の2点を目的としてCDを調査した 16
CDケース調査 日本で初めてカーボンオフセットCDがリリースされ、CDケースが初めて紙製ケースを用いられた2006年である。2006年から2010年にかけてミリオンヒットを出したアーティストを対象に調査した。 調査対象条件 • 取扱枚数の大きいTOWER RECORDS 渋谷店/TOWER RECORDS 新宿店/TSUTAYA 新宿店 調査場所 17
CDケース調査・結果 CDケースの紙製ケースの応用・結果 ・遊助 -------------------8/11 ・徳永英明----------------8/25 ap bank の主催者である桜井和寿が所属するMr.childrenがCDに対して環境配慮を何も行っていなかった。 ap bankのもう一人の主催者である坂本龍一はavexと共同で『commons』というレーベルを設立し、そこから出すCDに関しては紙製ケースの商品でリリースしている。 18
考察・まとめ 音楽フェスティバルに関しては全体的にごみ問題の改善が進んでいるが、ASEEDJAPANなどの団体の力を借りているにもかかわらず、未だごみが散乱している等との声は上がっている。ごみ問題に対しての更なる改善とともにLED電球の導入やクリーンエネルギーなどのエネルギーに関しての対策も今後普及していくべきである。 CDのカーボンオフセット化・カーボンニュートラル化、CDケースの紙製ケースの応用についてはほぼ普及していないという結果になった。こういった新たな取り組みに注目を集めるには民放ならではのアーティストならではの影響力を使用することが一番の対策なのではないだろうか。 アーティスト経験からの考察 主に都心の300~1000人規模のライブハウスでライブをしてきたが、震災後の計画停電などが行われていたときは、ライブハウスでも節電をしていく取り組みがあったが、震災前や計画停電が行われなくなってからはライブハウスで環境問題に対する取り組みが行われているのを目にしたことがない。持続可能な社会へ向かうためには、震災などは関係なしに少しづつでも節電などの環境配慮を行っていかなくてはならない。 19
参考文献・URL • ap bank fes’11 HP http://fes.apbank.jp/top/index.php • FUJIROCKFESTIVALHP http://www.fujirockfestival.com/ • commons HP http://www.skmtcommmons.com/ • オリコンシングルランキング HP http://www.oricon.co.jp/music/special/2010/musicrank1220/ ndex02.html • 一般社団法人日本レコード協会 『日本のレコード産業2005~2010』 • 一般社団法人日本レコード協会 HP http://www.riaj.or.jp/issue/industry/index.html 20