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情報社会論

情報社会論. 2011 年度 情報文化学部共通科目 担当:小宮山智志. 本日の資料. 配布プリント:プレジデント  2010 年 4 月 3 日配信 「 雑誌記事なぜ「 100 円マック」でも儲かるのか:マック式ファイナンス論 」 映像資料: 2010 年 1 月 13 日 クローズアップ現代 激安に異変? 消費者つかむ新戦略 行動科学 年末スペシャル で紹介. マックのハンバーガー. 価格 100 円. 価格 210 円. 営業利益  12.9 円. 営業利益  34.7 円. 原材料費 57.5 円.

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Presentation Transcript


  1. 情報社会論 2011年度 情報文化学部共通科目 担当:小宮山智志

  2. 本日の資料 • 配布プリント:プレジデント 2010年4月3日配信 「雑誌記事なぜ「100円マック」でも儲かるのか:マック式ファイナンス論」 • 映像資料:2010年1月13日 クローズアップ現代 • 激安に異変? 消費者つかむ新戦略 • 行動科学 年末スペシャル で紹介

  3. マックのハンバーガー 価格100円 価格210円 営業利益 12.9円 営業利益 34.7円 原材料費57.5円 グループワーク課題1:なぜ価格を下げて、営業利益が  上がったのか。

  4. グループワーク2問題はないだろうか? • グループで考えてみよう! • ヒント:社会的ジレンマ(行動科学) • 個人において、ある選択が効用大 • しかし、皆がその選択をすると、皆がその選択をしないよりも集団全体として、損。 • 例:部室の掃除 • 例:ホッケーヘルメット

  5. 問題点 • 値下げすることで、販売個数が増えるから固定費が下がり、利益増大。 • 皆が、マネし始めたら、、、、 • 他の外食産業も追随 • 販売個数が伸び悩む。 • 利益でない。 • すると、、、

  6. 問題点続き • 価格競争 • コスト削減競争 • 労働賃金カット:非正規社員→労働意欲低下 • 原材料費カット→安全性 • お互い死活問題に。 • 価格競争→給料下がる→貧乏→値下げしないと売れない→さらに価格競争→需要激減・雇用激減 • デフレスパイラル

  7. 社会的ジレンマを起こさない方法は? • スーパーマーケット オオゼキ • 1平方メートル当たりの売上 業界平均の5倍 • 7:3の法則 アルバイト・パート:正社員 • 逆転:正社員を70% • 社員力アップで、売上アップ グループワーク課題3:オオゼキの例からデフレスパイラルで雇用激減という社会的ジレンマを起こさない方法を考えよう。

  8. 非正規社員化・マニュアル職場VSアイディア創出職場非正規社員化・マニュアル職場VSアイディア創出職場 • アイディア出せる方が楽しい。 • 楽しければアイディアを出す。 • アイディアを出せば、さらに儲かる。 ・非正規社員・マニュアル化 ・つまらない。しかもデフレで給料カット ・意欲減退。さぼる。手を抜く。 ・さらに利益減少

  9. 働く人も、利用する人も、社会全体も • 幸せになれる“情報化社会”を考える • 結局、利益が続く。 • しかも、プライドが持てる。 • プライド:監視がなくても不正しない。 • 子どもたちも“働きたい” • 新潟モデルが世界を変える。

  10. しかし • そのためには、アイディアを考える能力 • アイディアを形にする能力が必要 集団で問題を解決する能力

  11. この講義では • グループワークを通して、基礎的な能力の育成 この能力の使い方によっては お互いが楽しく働け、さらに環境破壊を起こさない“情報社会” お互いがお互いを苦しめ合う“情報社会”

  12. 情報化社会の誕生 • 参考文献:見田宗介 1996 『現代社会の理論~情報化・消費社会の現在と未来~』岩波新書(465) • 講義と並行してこの文献を読むことで「抽象的な理論を具体的な事例にあてはめて考える力」が効果的に身に付きます。 • 来週:情報化/消費化社会の展開(第2回・第3回)

  13. <成績評価方法> •  第1~15回のグループワーク・個人ワーク(35%) • 最終レポート(65%) • オリジナリティを高く評価

  14. <受講に当たっての留意事項> • 1.体調不良、忌引き、就職活動、部活動などで欠席した場合 • 第16回の授業での補講 • 2.授業中、私が説明しているときは、誰も話してはいけません。 • 小声でもダメです。私が聞こえなくてもあなたの周りの人が迷惑です。個人ワーク・グループワークのときは、どんどん周りの人と話してください。

  15. 来週 • 情報社会論用の専用ファイルを差し上げます。 • 毎週のグループワーク・質問・意見票 • 配布資料やノートなどを綴じてください。 • あなたのあなたによるあなたのためのテキストが完成

  16. 新しい社会のモデル • 私たちのいままでの情報化社会の常識 • どのように出来上がってきたのか • それで何を得たのか • 何を失ったのか • 次の“情報化社会”の条件は? • 考えて行こう。

  17. 1926~30年と1954~58年の違いはなんだろう? どうしてだろう? 日のポイント

  18. 資本主義のしくみ 工場を作る。 原材料を買い、人を雇う。 商品を売る。 資本としてのお金 利益 =お金を生むお金 投資 雇用増える。 給料アップ 消費拡大

  19. みんなお金持ち ドンドン設備投資 ドンドン事業拡大 人をドンドン雇う 人手足りない!  ドンドン内定  アルバイト代も   うなぎ上り ますます、みんなお金持ち。

  20. 製品 製品 製品 製品 製品 製品 製品 製品 モノが売れるぞ! 銀行からお金借りる お金 工場を拡大! お金 いいなぁ。ウチも作ろう! 生産しすぎる! 売れ残る… 借金返せない 倒産!!

  21. 不景気へ… 競争して投資 供給>需要 「事業拡張すれば儲かる」 先を争って、生産」 どっかで、売れる量(需要)より生産量(供給)が上回る 借金返せない 倒産 (不良債権) 失業増大 みんな貧乏 売れない くりかえし!

  22. 1926~30年と1954~58年の違いはなんだろう? どうしてだろう? 日のポイント

  23. 生産性の低い時代(産業革命以前) • イギリス • 共有地の悲劇! • 村の皆の土地:牧草が生えていた。 • 羊を飼っていた。 • 必要を超えて飼うことはなかった。 • たくさん羊の毛があっても、加工するのが間に合わない。

  24. 産業革命! • 工場で毛織物生産! • 手工業よりはるかに生産性高い。 • どんどん作れる。 • すると…どうなる?

  25. グループワーク・質問・意見票 • ケースナンバーは、学籍番号の下ヒトケタです • 自分のケース番号のカゴに • グループワーク・質問・意見票提出。

  26. 手順 ① まず、自己紹介。 ② 用紙にメンバーの名前・学籍番号・ケース番号を書く。 • お互いに意見を交換(発案者の氏名)  課題1・2の欄に記入。 

  27. 再録:社会的ジレンマ • 社会的ジレンマ • 個人において、ある選択が効用大 • しかし、皆がその選択をすると、皆がその選択をしないよりも集団全体として、損。 • 例:部室の掃除 • 例:ホッケーヘルメット

  28. 羊… • 手工業→産業革命 • 生産量増大 • 羊毛の需要大 • 羊増やす(共有地=餌足りない) • 羊やせる • 羊増やす • 共有地全滅!

  29. 社会的ジレンマの例としては○ • けど不思議! • 工場生産拡大!(供給) • 需要は? 誰が毛織物買う? • 輸入していた分を自国で賄う! • 一人が何着も買うように! • それにしても、

  30. さらに生産性アップ • 生産量増大 • 売れないと困ってしまう!(先週の不景気のしくみ)

  31. 不景気へ… 競争して投資 供給>需要 「事業拡張すれば儲かる」 先を争って、生産」 どっかで、売れる量(需要)より生産量(供給)が上回る 借金返せない 倒産 (不良債権) 失業増大 みんな貧乏 売れない くりかえし!

  32. さらに生産性アップ • 生産量増大 • 売れないと困ってしまう!(先週の不景気のしくみ) • このままだと…倒産! • イギリスの毛織物の需要の先は? • グループワーク課題1

  33. 手順 ① まず、自己紹介。 ② 用紙にメンバーの名前・学籍番号・ケース番号を書く。 • お互いに意見を交換(発案者の氏名)  課題1の欄に記入。  文章で書こう!

  34. 生産するよりも • 売る方が大変になってきた時代。 • 生産能力アップした。 • 需要を超え出した。 • テキスト T型フォード • 自動車 手工業→流れ作業の工場 • イギリス:植民地 原料輸入 製品輸出 • 日本や、アメリカも • 次のターゲットは、、、中国市場争奪戦

  35. ガンダムデスティニー • 生産拡大に • 需要が追い付かない。 • そして大恐慌! • 人々は、どうしただろうか • ここでガンダムに学ぼう!

  36. グループワーク • どうやって、大恐慌後、どのように需要を つくった? グループワーク2(課題2)

  37. 第一次世界大戦と日本経済 近代日本経済史要覧 100ページ 債務(借金)国が 一転、債権(貸す方)国に ヨーロッパが戦場 需要生まれる

  38. 高橋是清蔵相 1932年 有効需要創出:軍事費も増加 景気:総需要 政府→重化学工業発達・景気回復→輸出による需要を生み出す。 1934年 インフレを懸念し、軍事費押さえる 1936年 2月26日 軍部により殺害       その後、軍事費増大の一途

  39. 別の国では 供給>需要 儲かるから人々争って投資 過剰投資 (大)恐慌(いまの不況よりもっとヒドイ) 社会主義の考え! 計画して生産! 恐慌起きない もう戦争繰り替えさない ためにも社会主義 経済的困窮 軍事拡張して戦争すれば 需要が生まれる (壊しては作るのくりかえし)

  40. 課題1:先週の復習 • 第一次世界大戦前後で、日本の債務と債権の額はどのように変化したか。またその原因はなにか。 • グループワーク!

  41. 先週の課題3 • 1950年代=好景気が続いた • 過剰供給気味に • 1957年:モノが売れなくなった! • しかし、大恐慌にはならず! • 1929年との違い戦争ではなく需要を創った! • 何だろう? • ヒント:携帯

  42. 皆さんの回答から • 新しいものをつくった! • なるほど→売れるといいのだけれども • 売れるように良いものを創った。 • なるほど!→これが間に合えば1929年も戦争への道を進まなくてすんだ。 • 供給>需要のときに画期的な新製品で良いものが生まれるとは限らない!

  43. テキストの例から • フォード T型フォード • 安くて、丈夫で長持ち • 売れた! • しかし、普及したことで、売れなくなる。 • すると、工場、困る! 不況へ…

  44. GM • 新しい画期的なクルマ • そうそう作れない。 • しかしもう需要はいっぱい。 • ×戦争で壊す • デザインと広告とクレジット

  45. モデルチェンジ • 画期的な技術…はそうそう生まれない。 • そこで、デザインを変える! • そして宣伝する(情報による需要の創出) • 「今年の新型はカッコイイ」 • 翌年…「今年の新型はカッコイイ」 • いままでのクルマを下取りに出してもらって、新型を買ってもらう(クレジット!)

  46. 過剰投資(再:バブルの説明) 供給>需要 競争して投資 借金返せない 倒産 (不良債権) 情報化社会 モード:需要を創出 失業増大 みんな貧乏 売れない

  47. 社会主義との違い どちらも需給の関係 バランス 情報化社会・社会主義 恐慌を起こさない。しかし エリートが 制限する 社会主義「計画経済」 ~生産をコントロール(制限) 自由が欲しい! 資本主義魅力的 社会主義抑圧 情報化社会 ~消費・欲望をコントロール (解き放つ!) それぞれの(?)欲望のおもむくまま!

  48. 必要からの自由1(モード 24ページ) a:購買のリズム(スピード) u:消費(必要)のリズム(スピード) 安くて、長持ち。 一度買ったら、なかなか買ってもらえない。 a=u 使い切ると買う どうしたら、まだ使えるものを持っている人が買ってくれる? a>u 使えるうちに 次のを買う

  49. 課題2A>U (モード)の例を考えて見よう! • 使い切る前に買っちゃう。 • 今の世の中、いっぱいあります。 • 探して見よう! • 周りの方と相談してください。 • グループワークの用紙にお書きください。 • どうしたらまだ使えるものを持っている人に、また買ってもらえるのか、考えてみよう。

  50. 手順 ① まず、自己紹介。 ② 用紙にメンバーの名前・学籍番号・ケース番号を書く。 • お互いに意見を交換(発案者の氏名)  今回に限り下半分を空けておいて!  さらにグループワークがあります!

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