340 likes | 732 Views
日本での HIP HOP のあり方について. 塚田ゼミナール 2年 合田裕基・松丸直矢・望月虹太. 目次. 第1章 HIPHOPとは 1-1 HIPHOP 1-2 黒人文化 1-3 HIP HOPの一面 第2章 3ヶ国のHIP HOP 2-1 アメリカ 2-2 韓国 2-3 日本 第3章 実践 第4章 韓国進出 おわりに. はじめに. 音楽に力をもらったことはありませんか?
E N D
日本でのHIP HOPのあり方について 塚田ゼミナール 2年 合田裕基・松丸直矢・望月虹太
目次 第1章 HIPHOPとは 1-1 HIPHOP 1-2 黒人文化 1-3 HIP HOPの一面 第2章 3ヶ国のHIP HOP 2-1 アメリカ 2-2 韓国 2-3 日本 第3章 実践 第4章 韓国進出 おわりに
はじめに 音楽に力をもらったことはありませんか? 今、日本の音楽性は多様化し複雑化しているのが現状だ。様々な音楽が外国から輸入されたもので本家の音楽を模倣するのが日本流なのではないだろうか。その中でもアメリカ発祥でアメリカから輸入されたHIP HOPは全米では大規模なマーケットになっている。日本でも一部日本流のHIP HOPは大成しているかもしれないが、ロックなどに比べてマーケットが小さい。ブラックカルチャーや日本の音楽性を研究し、実践イベントを行い、アンダーグラウンドの視点から日本のHIP HOPについて考察してみる
DJ GRAFFITI ART MC B-BOY 1-1 HIP HOP
1-2 黒人文化 • ヨーロッパでインド航路開拓や植民地拡大を各国で争っているとき、黒人がアメリカにはアフリカから三角貿易の奴隷として入ってきた。 奴隷制度 独立戦争 南北戦争・奴隷解放宣言 人種差別撤廃運動 ・公民権
HIP HOPへの経緯 しかし、政治的には差別がなくなったが現実的には差別はなくならず、経済的にも困難な生活をしていた。→低所得 ↓ 昔の奴隷の多い地域は犯罪が耐えない危険な場所だった。 (犯罪、殺人、など治安の悪い環境) こういった白人への怒り、アメリカ政治への怒りが背景に。 また、それは彼らとって自己主張でもあり、彼ら自身が、育った環境を誇りに思い、前向きに強く生きる事をHIP HOPで表現した。 カウンターカルチャー HIP HOPのはじまり
不満 • ワッツ暴動→ロサンゼルスのワッツ地区で起こった暴動。過去最大の被害。 • キング牧師の暗殺→公民権運動の指導者キング牧師が暗殺された。たちまち、各地で暴動が起こった。 • SNCC(学生非暴力連帯委員会)→カルフォルニアの大学生が集まり結成し、学生運動を進めた。 • FSM(フリー・スピーチ・ムーブメント→自由に参加し、自由に討議し合える学生運動のさきがけ。 特にこの運動は言論やパフォーマンスで訴えかけた運動のためHIP HOPの始まりに近い。
1-3 HIP HOPの一面 • 当時、人々が「アメリカ最悪のスラム街」などと呼ぶニューヨークサウスブロンクスで生まれた。 2PAC THE NOTORIUS B.I.G HIP HOPアーティストは過激な発言が多いため、ギャングトラブルが絶えない。
人種差別がまだ存在し、貧富の差は大きい。 アメリカのHIP HOPスターは音楽活動以外にファッションや自動車などの分野において活躍をみせ実業家として活動してる人も多い。その為、世間的に地位があるスターが存在する。 2004年間チャート 1YEAH!Usher Featuring Lil Jon & Ludacris 2BURNUsher 3IF I AIN‘T GOT YOUAlicia Keys 4THIS LOVEMaroon5 5THE WAY YOU MOVEOutKast Featuring Sleepy Brown 6THEREASONHoobastank 7I DON‘T WANNA KNOWMario Winans Featuring Enya & P. Diddy 8HEY YA!OutKastLaFace/Zomba 9GOODIESCiara Featuring Petey Pablo 10LEAN BACKTerror Squad 参照 http://www.billboard.com 2-1 アメリカ
子音で終わる単語がハングルに多いので、ラップに乗りやすい。子音で終わる単語がハングルに多いので、ラップに乗りやすい。 HIPHOPは誕生のときから黒人文化と深くかかわっており常に人種差別と共に発展してきたものといえます。そしてこの意味から考えると韓国でラップが浸透するという現象は人種問題からみて当たり前なのかもしれません。 2004 年間チャート 1ソテジ 7集 2イスヨン 5.5集 3イスンチョル 7集 4イスヨン 6集 5神話 7集 6コヨーテ 6集 7シンスンフン 9集 8東方神起 1集 9東方神起 2ndシングル 10フィソン 3集 参考 http://www.k-poptown.jp/chart/chart_cd_top.html 2-2 韓国
2-3 日本 現在、日本のHIP HOPは雑誌媒体も含め種類を増やしつつある。グラフィティの注目も集めているのが現状。 ・音楽業界でもラップの消費が増加 ・ファッション誌10誌以上 ・グラフィティはアートとしての受け入れ
アメリカではトップ10チャートにHIP HOPが4曲も入る音楽として成熟しきった状態である。また、韓国でも2曲ランクインしジャンルを確立しつつある。 ↓ 日本ではトップ10チャートに1曲も入ってない状況である。 ↓ シーンとしての成長が足りない。 2004年間チャート 1 瞳をとじて 平井堅 2 Sign Mr.Children 3 Jupiter 平原綾香 4 花 ORANGE RANGE 5 掌/くるみ Mr.Children 6 かたち あるもの 柴咲コウ 7 ロコローション ORANGE RANGE 8 君こそスターだ/夢に消えたジュリア サザンオールスターズ 9 桜 河口恭吾 10 Mickey Gorie with Jasmine & Joann 参照 http://www.oricon.co.jp 日本
アンダーグラウンドでの活動 • アンダーグラウンドでは第3世代から様々な地域でクラブやレコード店からHIP HOPは盛り上がりを見せる。 • 若い世代もHIP HOPのイベントに足を運ぶ機会が増えている。 • HIP HOPをやるものも増え、HIP HOPで飯を食おうという若者も多い。
日本の問題点 今や日本のHIP HOPは大きな分岐点に立っている。 ・多種多様なHIP HOP。(メジャーのHIP HOPもどき、POP化) ・世間的スターの不在。 ・日本人は生活に困らない為、生きていく上での不満が少ない。だから、HIP HOPにかける準備も曖昧。(ハングリー精神) ↓ 進化へのたくさんの問題を抱えている。
HOW HIGH 集客人数 (単位は人) Pt7は10/9
HOW HIGH 必要経費・売上 (単位は円)
HOW HIGHのプロモーション活動 遠い地域やメディアへのプロモーション • ホームページ • 各地域のクラブ、店にフライヤー 地元地域へのプロモーション • フライヤー、地元フリーペーパー • 口コミ、CD
見解 実践活動から小規模ながらも少ない黒字。 ↓ しかし、第2章で述べたように日本でシーンとしての成長がたりない。
今後の課題 多くの人にライブを見てもらい、体験してもらうこと。 CDや本ではない、生のライブでしか味わえない臨場感を体感してもらう!! デジタル本を出版しHIP HOPの入り口を広げる。 • しかし、それだけでHIP HOPという音楽ジャンルは日本で盛り上がるのか??
アジア一、HIP HOPが熱い韓国が日本のHIP HOPを盛り上げる、よい舞台だと考えます。 ※韓国で現代の若者の中では日本に対する憧れがあるようで、日本のミュージシャンやアイドルを受け入れてくれるようです。 実際に日韓での音楽の交流とは?
韓国と日本の繋がり 日韓アーティストのコラボレート HIP HOP album "gemini“ 「日本だから、韓国だから」と、特別扱いされるのではない、新しい関係を感じさせる。日本、韓国に関係なく「素晴らしいものどうしで互いをrespectする関係」が、ここに成立した。 韓国 Drunken Tiger、CB MASS、Tasha 日本 Double、Sakura、Sphere of influence
MC Sniper坂本龍一の「undercooled」への参加を依頼され、ハングル語 でのラップでフィーチャーされている。 • Sunday 韓国出身の女性アーティスト松任谷正隆氏がプロデュースを手がけ、松任谷由実が詞を提供した。 • MAI 韓国からの“逆輸入アーティスト
デビュー in 韓国 第1,2章で述べたように、HIP HOPはカウンターカルチャーである。 日本のHIP HOPは、ハングリー精神の欠如が一番の問題点である。 その解決策として・・・ 「韓国ドサ周りの旅」
「韓国ドサ周りの旅」 • HIP HOPが熱い韓国で各地のクラブ、ライブハウスを回ってイベントに参加する。 韓国という言葉も通じない環境でハングリー精神を培う。 武者修行 日本逆輸入
プラン HOW HIGH韓国公演 韓国に馴染みの深いトラック 坂本龍一の音源サンプリング (MCSniper) 日本としてのオリジナル(伝統文化) 例;ねぶた祭の音源サンプリング (日韓友好40周年を機会に)
おわりに 第1世代から今まで日本のHIP HOPはアメリカの模倣や黒人の真似、日本人ではダサいなど世間的からは批判が多かった。 しかし、これからは確立されたものの延長をただラップするのではなく、新しいラップをする。かつて、黒人は人種差別の怒りから叫びHIP HOPを体制させた。そして現在、韓国では独自のスタイルを確立した。日本も日本スタイルでアメリカのHIP HOPに並ぶ日本色を全面に出したHIP HOPを作るべきである。
是非… この場で言葉にするのは難しいので、今この 場でこの発表を聞いている方々はぜひHIP HOPを聞いてその意味を理解して欲しい。 また興味をもたれたらぜひライブに足を運んで欲しい。 HOW HIGH http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=howhigh_yu1 CLUB ORBIT http://www.orbit-music.jp/main.html