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調査実習 Ⅰ 事前演習(第5班). 主要穀物を取り巻く環境. ①イネの種類と用途. 表 1 :イネの種類. ①イネの種類と用途. 表 2 :新形質米の種類と用途. ②ムギの種類と用途. ②ムギの生育環境. 俗に「ムギのふんどし」と呼ばれる部分. ②ムギの種類と用途. 表 3 :麦類の用途. 飼料用. 表 4 :小麦粉の種類と用途. 普通系. ③ダイズの種類と用途. 表 5 :ダイズの種類と用途. コラム:「畦豆」. 畦に植えると水不足の心配がなく、また田んぼでの水管理と豆の生育過程で必要な水管理とがちょうどうまく重なるため、一石二鳥。
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調査実習Ⅰ事前演習(第5班) 主要穀物を取り巻く環境
①イネの種類と用途 表1:イネの種類
①イネの種類と用途 表2:新形質米の種類と用途
②ムギの生育環境 俗に「ムギのふんどし」と呼ばれる部分
②ムギの種類と用途 表3:麦類の用途 飼料用 表4:小麦粉の種類と用途 普通系
③ダイズの種類と用途 表5:ダイズの種類と用途 コラム:「畦豆」 畦に植えると水不足の心配がなく、また田んぼでの水管理と豆の生育過程で必要な水管理とがちょうどうまく重なるため、一石二鳥。 田んぼという限られた土地の中で稲を植え、その周囲に豆を植え、さらに裏作で麦をつくるということが少し前まではよく行われていた。
③ダイズの種類と用途 煮豆 みそ しょう油 煮る 発酵 納豆 いり豆 いる きな粉 ダイズ 発芽 もやし 凍豆腐 豆腐 油揚げ・生揚げ・ がんもどき 豆乳 ゆば しぼる ミルク・アイスクリーム おから 乾燥 ダイズ油 搾油 原料用タンパク質・豆乳・脱脂ダイズ粉・みそ・しょう油・豆腐・飼料 脱脂ダイズ
④トウモロコシの種類と用途 表6:トウモロコシの種類と用途 馬歯種 (デントコーン) 硬粒種 (フリントコーン) 爆裂種 (ポップコーン) 甘味種 (スイートコーン) ろう質種 (ワキシーコーン)
1993年 : 異常気象で大凶作 → 外国米の緊急輸入
なぜ日本は米以外の主要穀物を生産せず輸入しているのか?なぜ日本は米以外の主要穀物を生産せず輸入しているのか? • 1.単位面積当たりの収量の関係 水稲は単位面積あたり収量が高いのに対し、小麦トウモロコシ・大豆はさほどではない。 広大な農耕地の確保が収量の単価引き下げに大きな影響を与える。(広い農耕地がないと大量生産ができないのでコストが高い)
例.2005年の大豆の10a当たりの収量(単位:kg)例.2005年の大豆の10a当たりの収量(単位:kg) カナダ 259 アメリカ 287 アルゼンチン 273 ブラジル 219 日本 153 資料:FAOSTAT database
2.日本の国土と風土条件 日本の国土・・・山間部が多く、大規模平野が少ない 単位収量が高く、栽培条件(月平均気温17~18℃以上、年降水量1000mm以上)も良い水稲栽培が効率的だった。
3.アメリカの小麦戦略と食事の洋食化 戦後、アメリカは自国の余剰小麦のはけ口、さらには将来の小麦の客としての育成を目的に日本に小麦を提供 洋食化による需要の増加が小麦の輸入を促進
他の職業との所得格差 • 天候等による収穫物の値動き 海外より大量の安価な作物の流入 不安定な収入体質 若者が農業の道に進むことを嫌がる。
生活水準と地域格差 • 継承者であることは、その地に定住して生活する必要がある。 • 生活水準の地域格差の存在は後継者である者の離農離村を促がすように働く。 • 社会生活環境整備や就業の場の確保による生活水準の向上とそれによる定住性の確保がまず必要となる。
外国と日本の農業 ・外国 日本と比べ一つ一つの過程が細かくないが、国 の広い土地の大部分を農地にしている為, 農地 自体が広く日本と比べて大量生産が可能。 ・日本 基本的には山地が多く平野が少ないことや土地 自体も狭いが、高い生産性のある水田が多く、そ の為単位面積あたりの収穫量が多い。
農地1haで養える人数の比較 • オーストラリアは0.1人 • アメリカは0.8人 • イギリスは2.6人 • フランスは2.9人 • ドイツは4.5人 • 日本は、10.5人 と日本は農地1haで養える人数が多い
外国と日本の大豆の生産量(2006)のデータ参照 • アメリカ 8億2820万トン • ブラジル 5億0195万トン • アルゼンチン 3億8300万トン • 中国 1億6900万トン • 日本 22万9200トン • 日本は外国に比べ生産量は明らかに低い
輸入に依存する日本 日本は食料自給率が低い 輸入に頼るしかない。 このまま輸入に頼っていて何も問題ないのか?
輸入できなくなる可能性 • 人口の増加により、以前は食料輸出国だった中国が食料輸入国になった。 • バイオ燃料への利用 • 温暖化による干ばつ等の不作
参考 • 農林水産省ホームページ • http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/kaidai/noukanouson/13-3-4_h.html • 世界の食糧危機 • http://www.tetsuaki.net/shokuryou.html • 鈴木猛夫著 「アメリカの小麦戦略」と日本人の食生活 長崎大学環境科学部助教授・中村修 • 図集作物栽培の基礎知識 千葉浩三 農山漁村文化協会 1980 • FAOSTAT database • 新形質米ってなんだろう • http://www.coara.or.jp/~nougiusa/kakubu/suiden/suiden_dec98/suiden_dec.html • ミツハシライス お米の知識 イネの種類 • http://www.3284rice.com/chishiki/quest1.html • 大豆の種類 大豆のおはなし グリコ • http://www.ezaki-glico.net/daizu/kinds.html • http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-06-14/2008061412_01faq_0.html • http://www.maff.go.jp/j/biomass/b_energy/pdf/bea_05.pdf#search='アメリカのトウモロコシ%20生産量' • http://blog.livedoor.jp/nocs/tag/%A5%A2%A5%E1%A5%EA%A5%AB • http://www.maff.go.jp/kaigai/gaikyo/z_america_2.htm
質問案 • 後継者問題について意識しているか。また、不安はあるか • 新規就農者獲得のための運動をしているか。また、あればどんな運動か • ムギ、ダイズ、トウモロコシの国内生産量を増やそうとする政策はあるのか • 自給率を回復させるためには何が必要か(生の声) • 輸入について生じる問題(農薬の審査基準など)