190 likes | 514 Views
水質の指標. 1. 日本の水質指標の全体像. 環境基準. 環境基本法 リンク →環境基準 リンク →水質 ( その他:大気、土壌、騒音 ) →①水質汚濁に係る環境基準について リンク ②地下水の水質汚濁に係る環境基準について リンク ①→ 別表 1 「人の健康の保護に関する環境基準」 リンク 別表 2 「生活環境の保全に関する環境基準」 別表 2 → 1 河川 (1) 河川(湖沼を除く。) リンク (2) 湖沼(天然湖沼及び貯水量が 1,000 万立方メートル以上であり、かつ、水の滞留時間が4日間以上である人工湖) リンク 2 海域 リンク. 水質の指標.
E N D
水質の指標 1 日本の水質指標の全体像 環境基準 環境基本法リンク →環境基準リンク →水質(その他:大気、土壌、騒音) →①水質汚濁に係る環境基準についてリンク ②地下水の水質汚濁に係る環境基準についてリンク ①→別表1「人の健康の保護に関する環境基準」リンク 別表2「生活環境の保全に関する環境基準」 別表2→1河川(1) 河川(湖沼を除く。)リンク(2) 湖沼(天然湖沼及び貯水量が1,000万立方メートル以上であり、かつ、水の滞留時間が4日間以上である人工湖)リンク2海域リンク
水質の指標 2 日本の水質指標の全体像 水道水質基準リンク 水道法リンク →①水質基準 ②水質管理目標設定項目 ③要検討項目 一律排水基準 水質汚濁防止法 →一律排水基準
水質基準の考え方 3 環境汚染は定性的ではなく定量的に把握すべき。 「汚染されている」を定量的に考える。 究極のきれいな水とは? 目指さない理由: ☆全ては測る必要はないし、測れない。 汚濁物質とは? 結論:
生物化学的酸素要求量(BOD) 4 廃水を環境水中に放出した時の最大の問題は、放流先での溶存酸素(Dissolved oxygen:DO)の減少。 →→→水環境汚染の一つの定義は、DOを減少させる物質の流入。 廃水がどの程度DOを減少させるのか(消費するのか)、を放流前に把握する測定→→→ BOD、COD(化学的酸素要求量)。 BOD測定方法:サンプルを密閉できるビンに入れ、5日間水中の微生物を培養。培養前後のDOの差より算出。 DO=8mg/L DO=3mg/L BOD=5mg/L
CODの測定原理 5 水中にCOD成分(過マンガン酸カリウムで酸化され得る物質)がある時 濃度 COD成分 KMnO4 KMnO4 反応し消費されたKMnO4 過剰量のNa2C2O4 Na2C2O4 反応し消費されたNa2C2O4 KMnO4で滴定して測定する量
CODの測定原理 6 水中にCOD成分がない場合 濃度 COD成分なし KMnO4 KMnO4 過剰量のNa2C2O4 Na2C2O4 反応し消費されたNa2C2O4 滴定で測定する量 COD:「COD成分あり」と「COD成分なし」のKMnO4滴定値の差に相当する酸素量
問題:BOD成分、COD成分、TOC成分の違いは? 7 TOC 5 3 4 1 6 7 2 COD BOD A:微生物も酸化剤も酸化できない有機物 B:微生物は酸化できないが酸化剤は酸化できる有機物 C:酸化剤は酸化できないが微生物は酸化できる有機物 D:酸化剤も微生物も酸化できる有機物 E:微生物は酸化できないが酸化剤は酸化できる無機物 F:酸化剤は酸化できないが微生物は酸化できる無機物 G:酸化剤も微生物も酸化できる無機物
溶存酸素(DO)の消長 8 • 増大 • 光合成 • 溶解(撹拌、平衡) • 減少 • 化学反応≒微生物呼吸(BOD成分) • 平衡(温度の影響)
溶存酸素(DO) 9
水道水質基準 10 一般細菌:①ほとんどの一般細菌は病原細菌ではないが、細菌の濃度が高いと ②細菌の濃度が高いということは有機物濃度が高い。すなわち 大腸菌:消化器系には病原細菌が多い。
水道水質基準 11 重金属: 生物濃縮
水道水質基準 12
1,4-ジオキサン 13 有機塩素化合物 PCB ジクロロメタン 四塩化炭素 1,2-ジクロロエタン エチレン 1,1,1-トリクロロエタン http://www.ecosci.jp/nurie/dry_c.html
有機塩素化合物 14
バイオレメディエーション 15 バイオレメディエーション:微生物を用いた環境浄化
トリハロメタン 16 http://www.city.sakura.lg.jp/suido/sisetu/original/suisitu/plan/h17/exp1.htm トリクロロ酢酸 ブロモジクロロメタン ブロモホルム ホルムアルデヒド クロロホルム