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視聴覚教育メディア論 (2). 写真の 性質 と 役割. 写真の性質. 記念 人生の節目において、 非日常 的な様子を記念用として撮影する記念写真。 被写体が人物 。 記録 社会や自然界 のできごとを,広く伝達 するために撮影する報道写真。 真実性 が担保。 芸術 記録 、証明等のためではなく 、芸術作品と して撮影 された芸術写真。 広告 商品 ・サービス・企業等の宣伝・広告の目的で撮影された広告写真。撮影される内容は真実であるとは限らない。. 写真の分類. 日常. 非真実. 真実. 非日常. 報道写真 ― 貧困.
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視聴覚教育メディア論(2) 写真の性質と役割
写真の性質 • 記念人生の節目において、非日常的な様子を記念用として撮影する記念写真。被写体が人物。 • 記録 社会や自然界のできごとを,広く伝達するために撮影する報道写真。真実性が担保。 • 芸術 記録、証明等のためではなく、芸術作品として撮影された芸術写真。 • 広告 商品・サービス・企業等の宣伝・広告の目的で撮影された広告写真。撮影される内容は真実であるとは限らない。
写真の分類 日常 非真実 真実 非日常
報道写真 ― 貧困 「ハゲワシと少女」 by ケヴィン・カーター(スーダン、1993年)
科学写真 ― 地球 宇宙飛行士ウィリアム・アンデスがアポロン8号の任務中に撮影(1968年)
戦争写真 ベトナム戦争(「戦争の恐怖」、1973年)
写真の日常性 真実であっても、日常的によく起きることなのかどうか。 写っているモノが確かにそこにあったというだけのことで、それが〈事実〉であることを写真は必ずしも保証しない。ましてや、 〈日常的〉良くあるかどうかは、写真では全く分からない。
写真の真実性(信憑性) デジカメよりは、昔のフィルムカメラで撮影した写真が加工されにくい。 「やらせ」写真 事実を込めた写真でも、時には真実を歪曲できる。
〈事実〉警察がデモ隊に囲まれて暴行を受ける。〈真実〉警察が先にデモ隊を暴力鎮圧したら、反撃を受けた。〈事実〉警察がデモ隊に囲まれて暴行を受ける。〈真実〉警察が先にデモ隊を暴力鎮圧したら、反撃を受けた。
UFOの写真 真実性についてはつねに論争の対象
写真が撮影されるまで 写真は携帯やカメラを持った近くの誰かによって撮影されたもの。 撮影者と被写体との距離、アングル 撮影者がどこにいたか 写っている背景、影 撮影場所、時間、季節
レンズの焦点距離によって遠近感が変わる 焦点距離 12mm 24mm 50mm 70mm 135mm 200mm
広角レンズ 望遠レンズ
合成写真を見破る方法 • 写真の合成はPCのソフトを使えば簡単にできる。 • デジカメで撮影した写真のほとんどは編集加工されている(最低限、トリミングや傾斜補正、シャープネスの強調等の編集)。 • 写真に写っているすべての影の角度と、それぞれの影の濃さ(コントラスト)を見比べる。 • 光源がひとつの写真であるならば、写真全体が光源の色に染まります。 • 同一レンズからの撮影か(遠近感、角度)を吟味する。 • 合成写真かどうかを鑑定するソフトが存在する。
写真の役割 誰もが手軽に撮影できる今日、写真の役割が変わりつつある。 事件・事故に関係する写真は記者がそこにいなくても、誰かが撮影してくれる。しかも、瞬く間にネットに公開される。 個々人の記憶から社会全体の共有へ Ex. 3.11 東日本大震災
課題について <課題内容> 1.カメラの絞り、シャッタースピード、ISO感度について、露出量の視点から3者の関係を説明して下さい。 2.写真の信憑性について考察して下さい。 <提出方法> 課題をWordで回答し、メールにて下記送信して下さい。 Emailniy@cc.utsunomiya-u.ac.jp 件名 視聴覚教育メディア論+氏名+学籍番号 <提出〆切> 11/15(金)24:00