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各種情報機器向けデータ流通標準化提案. 2002 年 1 月 18 日 モバイルコンピューティング推進コンソーシアム. 活動の背景. モバイルインターネットの普及と課題 iモードを始めとする携帯電話などのモバイルインターネットの爆発的な普及と ともに、各種携帯電話、PDA向けのモバイルコンテンツ市場が急速に伸びて いる。 各種携帯電話、PDA向けコンテンツ作成は、コンテンツ記述言語、端末表示 能力が異なることにより、同一内容のコンテンツを複数作成しなければならな いという課題がある。
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各種情報機器向けデータ流通標準化提案 2002年1月18日 モバイルコンピューティング推進コンソーシアム
活動の背景 • モバイルインターネットの普及と課題 • iモードを始めとする携帯電話などのモバイルインターネットの爆発的な普及と ともに、各種携帯電話、PDA向けのモバイルコンテンツ市場が急速に伸びて いる。 • 各種携帯電話、PDA向けコンテンツ作成は、コンテンツ記述言語、端末表示 能力が異なることにより、同一内容のコンテンツを複数作成しなければならな いという課題がある。 • コンテンツ変換ソフト(各種機器向けにコンテンツを動的に自動生成するソフト) が登場してきているが、綿密な端末調査を行わなければならないことは変わり がなく、データ(コンテンツ)流通の妨げになっている状況は変わらない。 • コンテンツ配信側への端末情報通知方法の標準化の必要性 • 端末表示能力などの端末情報を取得することにより、端末に合ったコンテンツ を提供することが容易になる。 • 今後も様々な情報機器の登場が考えられるため、端末情報を容易に取得でき る仕掛けが必要。 • データ流通のために必要な端末情報の標準化か必要
1.要求(URIリスト+動的変更) サーバ 4.コンテンツ 生成・変換・選択 5.コンテンツ配信 2.CC/PP 要求 3.CC/PP 配信 リポジトリ 活動の内容 • CC/PP(端末属性交換方式)の採用と端末プロファイルの標準化 • 端末属性の交換方式として、W3Cにて策定中のCC/PPを採用。 • CC/PPは、WAP Forumおよび3GPPでも採用。 • WAPや3GPPにはない様々な情報機器に対応できる端末属性を策定。 CC/PP: Composite Capability/Preference Profiles 端末能力とユーザ設定を記述するための枠組みと交換方式(端末能力記述フォーマット+交換プロトコル)
5.コンテンツ 生成・変換・選択 1.要求(機種情報) サーバ 機種情報/URI 対応テーブル 6.コンテンツ配信 2.機種情報に基づき URI解決 3.CC/PP 要求 4.CC/PP 配信 リポジトリ 活動の内容 • CC/PPを有しない既存端末への対応 • 既存端末への対応として、端末にてCC/PPを有しない場合でも簡易的に端末 属性交換が利用できる仕組みを提案。 • 既存の機種情報通知方式(HTTPリクエスト ユーザエージェントなど)を活用し て機種情報と端末属性をマッピングするリポジトリサーバの設置を推奨。
活動の成果 • 活動状況 • 端末プロファイルの標準化案を策定し、センターシステムWG内レビューを完了。 7月3日にFIX • MCPC会員企業への意見募集の依頼(7/12)を実施予定。 締め切り8月31日まで • CC/PP採用と端末プロファイルの標準化策定成果概要 • WAP Forumと3GPPにて策定している端末プロファイルを網羅し、さらに、様々 な情報機器に対応できる端末プロファイルを策定した。 • 既存端末においても策定した端末プロフィルが利用できるようにし、普及し易い 枠組みを提案。 • 携帯電話などの移動通信だけでなく、固定網を含め各種情報機器に対応が可 能。
考察・今後の予定 • 考察 • この仕組みを実現するためには端末側の機能に手を入れなければならない • ことと、リポジトリサーバを運用していかなければならないことを如何に解決 • していくかが、普及へのポイントと考える。 • CC/PP自身のセキュリティの問題やプライバシーの問題などを考慮する必要 がある。また、運用時に引き起こる可能性のある問題も考慮して検討する必要 がある。 • 今後の端末の進化に伴い、端末プロファイルの標準をアップデートしていく必 要がある。MCPCの活動としてどこまで行うかを検討する必要あり。 • 今後の予定 • 意見募集の依頼の結果より、端末プロファイルなどの標準化案を再考し、完成 度を高める。(9月より実施) • 端末(ブラウザ)メーカーおよびキャリアと意見交換を行い、普及促進活動を行 う。(7月より実施) 普及促進にあたっては、利点が活かせるパートナーを見つけることが重要。