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4. カイラル摂動論 Chiral Perturbation Theory. S.Weinberg , Physica 96A , 327 (1979). J.Gasser and H.Leutwyler , Ann. of Phys. 158 , 142 (1984). J.Gasser and H.Leutwyler , Nucl . Phys. B 250 , 465, (1985). A.Pich , lecture note for Les Houches Summer School ( hep -ph/9806303).
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4. カイラル摂動論 ChiralPerturbation Theory • S.Weinberg, Physica96A, 327 (1979). • J.Gasser and H.Leutwyler, Ann. of Phys. 158, 142 (1984). • J.Gasser and H.Leutwyler, Nucl. Phys. B 250, 465, (1985). • A.Pich, lecture note for Les Houches Summer School (hep-ph/9806303). • A.Manohar and H.Georgi, Nucl. Phys. B 234, 189 (1984). • “ゲージ場の量子論” 九後汰一郎著 (培風館).
4.1. カイラル摂動論の基本概念 ☆ Generating Functional of QCD ・カレントクォーク質量・・・ SのVEVとして導入
> ~ 4.2 微分展開とカイラルカウンティング ☆ chiral symmetry breaking scale
☆ 散乱振幅のカウンティング・ルール M : 不変散乱振幅 Ni : pの内線の数 NL : ループの数 Nd : 微分をd個含む頂点の数 例1 例2
☆ 散乱振幅のカウンティング・ルール M : 不変散乱振幅 Ni : pの内線の数 NL : ループの数 Nd : 微分をd個含む頂点の数 ・ 一般の場合 全体の運動量保存 頂点の総数
☆ p中間子の質量を含む場合に拡張 Ni : pの内線の数 NL : ループの数 Nd,j : 微分をd個、mp2 を j 個含む頂点の数 μ : くりこみのスケール p: 典型的エネルギー・運動量スケール ☆ Chiral order
4.3. 最低次のラグランジアンとその物理的帰結 ☆ オーダー・カウンティング カイラル・オーダー ・・・ O(p0) ・・・ O(p1) ・・・ O(p1) ・・・ O(p2) カレントクォーク質量・・・ SのVEVとして導入
π kinetic term π mass term π Interaction terms
☆ 擬スカラー中間子8重項とその質量 ◎ 擬スカラー中間子8重項 実際の h中間子は8重項成分 h8と 1重項成分 h1が混合している
◎ラグランジアン ・・・ 低エネルギー極限では D = 2のみ寄与 ☆ pp散乱の低エネルギー定理 ◎ ファインマンルール
☆Background Field Method in pure Yang-Mills Theory 1ループ計算に用いる方法の紹介
☆ SU(N)局所対称性に基づくYM Lagrangian 変換性 : ; ◎ background field と quantum field に分離 background field quantum field
◎ Gauge fixing term (Feynman gauge) ; ◎ Fadeev-Popov ghost term ; GF + FP terms は SU(N)対称性を keep ⇔ 普通の量子化では、GF + FP がゲージ対称性を破る
◎ Lagrangian tree contribution quantum correction at one loop equations of motion for background fields
・ 具体的計算 tree contribution equations of motion for background fields quantum correction at one loop
・2次発散はキャンセルし、log 発散のみ存在 ◎ くりこみ
☆ 「くりこみ点」の意味 (ここでの) ~ g (m) ゲージ場の3点(4点)相互作用の エネルギースケールがmでの大きさ ◎ くりこみ群方程式 ・・・ くりこみ点を変えたときの応答を表す エネルギースケールを変えたときの結合定数の変化を表す g Asymptotic free 高エネルギーでは 結合定数が小さくなる m
☆ カイラル摂動論での Background field method ◎Background fields の導入 (1)
◎Background fields の導入 (2) quantum field background fields
tree contribution quantum correction at one loop equations of motion for background fields ☆ ラグランジアン 第1項と第2項への2次発散の補正が異なる ⇒ くりこみを行った後、Fc=Fpとおく ⇒
・ generator Taは質量が対角化されるようにとっておく 例 :
4.5. O(p4) レベル (1ループレベル) での 物理的帰結の例
☆ pion崩壊定数と L5 ◎ tree contribution
◎ 1-loop correction ・積分の正則化 ・・・ dimensional regularization log発散 2次発散
◎ くりこみ ◎ Decay constants chiral 極限(Mπ=0)での decay constant chiral極限からのズレ
◎ Decay constants ・・・ 注: QCDのテストというよりは、カイラル対称性のテスト ・ QCD(カイラル対称性以外)のテスト ・ もしくは、計算手法のテスト
☆ Vector form factors and L9 π, K π, K π K ν W e ◎ Charge radii from ChPT ・・・ independent of L9
※ カイラル対称性以外のQCDの情報は、L9に入っている !! ◎ 予言値と実験値 ※ これは、カイラル対称性がよいかどうかのテスト !!
☆ π→ eng と L10 g π n independent of μ W e ⇔ ◎ Axial-vector form factor
・ Eq. of motion = O(p4) ・ trivial relation = 0