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平成19年度仕事学び推進事業 生徒発表会. 「 電子技術者の仕事 」. 青森県立青森工業高等学校 電子科2年 佐賀 俊平 山下 優一. 発表者. 1 .研究課題について ・ 自分の進路をどのように決定していくべきか? ・ そもそも 「 電子技術者の仕事 」 にはどんなものがあるのか?. 調査・研究. ・ 企業が求める仕事を知る 業種、職種、就業地、 勤務形態、賃金など ・ 企業が求める能力・適性を知る. ・ 自分の希望を整理し絞り込む どんな仕事をしたいか ・ 自分の能力・適性を知る.
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平成19年度仕事学び推進事業生徒発表会 「電子技術者の仕事」 青森県立青森工業高等学校 電子科2年 佐賀 俊平 山下 優一 発表者
1.研究課題について ・ 自分の進路をどのように決定していくべきか? ・ そもそも 「電子技術者の仕事」 にはどんなものがあるのか? 調査・研究 ・ 企業が求める仕事を知る 業種、職種、就業地、 勤務形態、賃金など ・ 企業が求める能力・適性を知る ・ 自分の希望を整理し絞り込む どんな仕事をしたいか ・ 自分の能力・適性を知る インターンシップや企業見学、調査等を通じて、「電子技術者の仕事」を理解して、自分の能力や適性にあった仕事をさがしたい。
2.研究の流れと内容 A.業種ごとの役割と種類 B.県内・県外の求人状況 C.勤務形態や賃金 ① 電子技術者の仕事を調べる A.卒業生・企業経営者の講話 B.インターンシップで学んだこと C.企業見学やインタビューで学んだこと D.自分理解 ② どんな仕事に就きたいか A.数年後の自分像 B.学習目標の設定 C.学校生活の改善 ③ 仕事に就くまでの計画 ④ まとめと発表
① 電子技術者の仕事を調べる 求人票から抜き出した電子関係の仕事 (青森県内分)
卸売 生産 消費者 顧 客 小売 さまざまな産業にある電子技術者の仕事 ● 製造業 ● 電気機械器具卸売業 ・電気機器・電材 など ● 小売業 ・民生用/産業用電気機械器具製造 ・電子部品/デバイス製造 など ・商品管理/販売/保守/修理/カスタマーエンジニア/技術スタッフ ・商品管理/営業/カスタマーエンジニア/技術職 職種 ・設計/開発/電気技術者/ 技術職 ・製造/オペレータ/技能職 ・検査/品質管理/生産技術 ● 建設・設備工事業 ● 電気通信/信号装置工事業 ・設計/製造/施工/運転/試験/保守/監督/電気工事/通信技術者 ● 情報/ソフトウェア業 ● 電気機械器具修理業 ・オペレータ/プログラマー/システムエンジニア/カスタマーエンジニア/ITインストラクター ・点検/修理/整備/組立/カスタマーエンジニア 業種名は日本標準産業分類分類項目表による
複雑な仕事担当者の名称 = 職種名 ● 製造業 :主として工場や支店で働く ・技術職 専門技術を生かして製品開発や設計などを行う。 大卒の人と一緒に仕事をすることも多い。 ・技能職 専門的な技能で、製造の仕事を行う。 ● 情報・ソフトウェア業 :主として事務所で働く ・オペレータ コンピュータや機械を操作する仕事 ・プログラマ ソフトウェア開発でプログラムを作成する仕事 ・システムエンジニア 顧客と仕様を打ち合わせて、コンピュータシ ステム全般の分析・設計及びプログラムの設計をする仕事 ● 保守・修理業 :主として顧客先に出向いて働く ・カスタマーエンジニア 顧客の電気機械等の点検・修理を行う。
① B. 県内の求人状況 県内企業 求人企業数 工業関係 25社 41% 工業以外 36社 59% 工業 25社 全体 61社 電子関係 13社 21% 平成19年求人票より集計
① B. 県内の求人状況 県内企業 就業地別 求人企業数 1 1 5 5 工業全般 電子関係 13 4 2 1 1 1 0 0 6 2 2 0 0 その他 県内 東北 平成19年求人票より集計
① B. 県内の求人状況 県内企業 職種別 求人者数 工業関係 177人 41% 工業以外 250人 59% 工業 177人 全体 427人 電子関係 153人 36% 平成19年求人票より集計
① B. 県内の求人状況 6 6 県内企業 工業関係 求人者数 50 50 工業全般 電子関係 90 84 20 5 1 2 0 0 8 8 0 0 0 0 その他 県内 東北 平成19年求人票より集計
① B. 県外からの求人状況 県外企業 求人企業数 工業以外 415社 44% 工業関係 522社 56% 全体 973社 工業 522社 電子関係 176社 19% 平成19年求人票より集計
① B. 県外からの求人状況 県外企業 求人企業数 工業全般 3 8 電子関係 3 25 12 141 54 51 9 平成19年求人票より集計
① B. 県外からの求人状況 5617 県外企業 就業地別 求人者数 162 0 工業全般 807 33 電子関係 12 544 1917 宮城県 2001 1803 愛知県 東京都・関東 平成19年求人票より集計
① B. 県外からの求人状況 県外企業 電子関係 就業地別求人数 その他 愛知県 1083人 28% 東北地区 564人 15% 全 体 3878人 関東・首都圏地区 1917人 49% 平成19年求人票より集計
①C.勤務形態や賃金 (求人票から電子関係のみ抽出)①C.勤務形態や賃金 (求人票から電子関係のみ抽出) ・「賃金」 の地域の差は 10,000 円程度 … 予想より差が小さかった 社員寮での一人暮らしでも 月 8 ~ 10 万円は必要だといわれる。 ・「交替制あり」 は大手企業に多く、製造業・電力・エネルギーや情報 サービス業に多い。「交替制」 は3交替制を採っている場合が多い。
②A.卒業生・企業経営者の講話 ・ 東京都にある産業用ポンプ製造会社に勤務する細川先輩 高校時代は少林寺拳法部と2足歩行ロボットの製作に熱中。 会社選びは、新しいものを設計させてくれる会社を選んだ。その方が新鮮な気 持ちで仕事に打ち込めるから。大企業ではむずかしいことだという。 大卒技術者も多い中、高卒で電子回路の設計担当をしている。 ・ 社長の今さんも青森工業高校機械科の卒業生。日立に勤務して独立した。 商品はヨーロッパ、アメリカにも多く輸出され、業績は好調。海外出張も多い。 在校生へ一言 「周囲のことをよく考えず、自分の権利を主張するだけの人間が多い。仕事でも 生き方でも、まず自分の義務をきちんと果たしてから権利を主張する人間であっ てほしい。」
②B.インターンシップで学んだこと 山下:通信機器メーカー青森支社に勤務 感 想 ・ 光ファイバーケーブルの接続実習は難し かった。ケーブルの光軸がずれると伝送損 失が多くなり不良品となる。 正確に作業す るためには多くの練習が必要だと感じた。 ・ コミュニケーションがよくとれていて、団結力 がある明るい職場だった。 佐賀:市内の事務機器販売会社に勤務 感 想 ・ インターンシップ期間は棚卸し作業でとて も忙しかった。 ・ 小学校のパソコンのメモリ増設に同行した が作業が素早く、プロの仕事だった。 ・ サービスマンは話題が豊富でお客さんと 会話がはずんでいた。 ・仕事をしていく上で一番必要なことは、「人とコミュニケーションできる能力だ」ということ。 ・技術者である以上、つねに新しい技術を身につけていかなければならないこと。いつも勉強。 ・高校生のうちから何かに挑戦して成果をだす体験をしてほしい。いい成功体験は自分に忍耐 力と自信を与えてくれる。資格取得や部活動に励むこともいいことだ。
②C.企業見学やインタビューで学んだこと ●企業見学会 ①六ヶ所原燃サイクル施設 ・卒業生が説明してくれた。 ・昼食を一緒に食べている間、 多くの質問に答えてもらった。 ・社員はとても真剣な様子で作業 をしていた。 ②五所川原市の電子機器製造 会社。 ・CDドライブやDVDレコーダ などの製造工程全般を見学 した。 ●「原子力発電と再処理施設」の特別授業 ③原子力燃料サイクル事業を行う企業と電力業 の専門家に授業をしてもらった。 ・青森県は原子力燃料の再処理事業の国内拠点 になっているので、原子力の利用について専門 的な知識や技術を学ぶことができた。 自分たちの知らない、気づいていないことが多かったことを痛感した
②D.自分理解 : 希望の整理と仕事の絞り込み②D.自分理解 : 希望の整理と仕事の絞り込み
③ 仕事に就くまでの計画 A. 数年後の自分像 ● 佐賀 ・経済的にも自立し、技術も向上して後輩社員に仕事を指導できるようになって いたい。 ● 山下 ・責任の大きな仕事を任され、充実した日々を送っていたい。 B. 学習目標の設定 ● 佐賀 ・苦手な教科を克服するよう努力する。ものづくり活動にも積極的に参加して、 専門技術をもっと増やしていく。 ● 山下 ・入社してから困らないように、基礎・基本をしっかり身につける。 C. 学校生活の改善 ・先生方から積極性が足りないと指摘されたので、普段の生活から積極的に行動したい。 ● 佐賀 ・何事にも力をぬかず、全力を尽くす。 ● 山下 ・早寝を心がけ、体調管理をしっかり行う。
④ まとめ 「仕事学び」を通じて ・ さまざまな産業分野に電子技術者の仕事があることがわかった。 ・ 青森市内には電子関係の仕事が少ないことがよくわかった。 ・ 先輩の話を聞いて、楽をしていい給料をくれる会社はないということがわかった。 ・ 自分たちの将来のことを真剣に考えることが出来た。 ・ 日頃の学習が大切であること、専門技術の基礎がなければやっていけないこと がよくわかった。 ・ コミュニケーション能力が大切であるといわれ、正直少し自信がなくなった。 ・ 保護者ともいろいろ話し合い、親の気持ちがよくわかった。 ・ 自分の適性に本当に合っているのかよくわからない点もあるので、これからもよく 考えていきたい。今回の活動を通じ、仕事をしていく覚悟は十分できた。 僕たちの決意 「僕たちは就職試験ではライバルになるかもしれません。 2人とも希望する会社に合格できるように最善を尽くします。」