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頸動脈の区分と計測. 年齢 収縮期血圧. 年齢 収縮期血圧. HDL-C. 日本人は 脳卒中が 多い. 日本人は HDL-C が 高い. 健診のための頸動脈エコー ベクトル・コアより引用. CCA が薄い. 動脈硬化度と冠動脈疾患 発症率の関係に性差. 米国の ARIC 研究における IMT と冠動脈疾患発症率 ( Lloyd EC,et al. Am J Epidemiol 1997;146:483-494 より引用改変). 冠動脈疾患発症率. 1000 人・年. 14. 女性は 1mm 以上で リスク急上昇. 12. 10. 8.
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頸動脈の区分と計測 年齢 収縮期血圧 年齢 収縮期血圧 HDL-C 日本人は 脳卒中が 多い 日本人は HDL-Cが 高い 健診のための頸動脈エコー ベクトル・コアより引用 CCAが薄い
動脈硬化度と冠動脈疾患 発症率の関係に性差 米国のARIC研究におけるIMTと冠動脈疾患発症率 (Lloyd EC,et al. Am J Epidemiol 1997;146:483-494より引用改変) 冠動脈疾患発症率 1000人・年 14 女性は1mm 以上で リスク急上昇 12 10 8 6 4 2 女性は頸動脈エコーが有用 0 0.8~ <1.0mm <0.6mm 0.6~ <0.7mm 0.7~ <0.8mm 1.0mm以上 IMT(総頸動脈) 総頸動脈の動脈硬化度
男女の脂肪酸と背景因子 ***** *** * ****** ****** * ** * **P<0.0005 * P<0.05 **P<0.01 ***P<0.005 ****P<0.001 ** * ***P<0.0001
リスク因子と頸動脈IMTの関係(男性全48例) 男性は喫煙者、飲酒者、高血圧の 比率が高いため、評価しにくい
リスク因子と頸動脈IMTの関係(女性全90例) 女性は全症例非喫煙
動脈硬化と血清脂質の関係 • 男性では、頸動脈IMTと血清脂質などのリスク因子とは関係がなかった(男性では、喫煙や高血圧症例が多く、影響した可能性が高い)。 • 女性では、総頸動脈IMTと年齢とは正相関、総コレステロールやHDLコレステロールとは負相関が認められた。
血清脂質や血糖などの相互関係 * ***** **** ***** ***** * **** * ** ***** ***** * *** ** P<0.01 *** P<0.005 **** P<0.001 *****P<0.0001 *P<0.05
ジホモγリノレン酸と背景因子の関係(男女)ジホモγリノレン酸と背景因子の関係(男女)
血清脂質と脂肪酸の関係 • HDLコレステロールは、女性ではDHA、EPA、アラキドン酸と正相関が認められた。 • LDLコレステロールは、男性では DHA、EPA、アラキドン酸と正相関、女性ではジホモγリノレン酸、アラキドン酸と強い正相関が認められた。 • 中性脂肪は、男性では DHA、ジホモγリノレン酸、アラキドン酸と正相関、女性ではジホモγリノレン酸と強い正相関が認められた。 • 女性ではLDLコレステロールと中性脂肪が正相関が認められた。
女性の脂肪酸と背景因子 ***** * ** * **P<0.0005 * P<0.05 **P<0.01 ***P<0.005 ****P<0.001 ** * ***P<0.0001
IMT(内中膜複合体厚) **** *** ***P<0.005 ****P<0.001 血圧が高いと動脈硬化が進行
リスク因子と頸動脈IMTの関係(非高血圧女性57例)リスク因子と頸動脈IMTの関係(非高血圧女性57例) ジホモγリノレン酸と動脈硬化が関係
背景因子(非高血圧女性をEPA/アラキドン酸で3群に)背景因子(非高血圧女性をEPA/アラキドン酸で3群に) * ***** ***** *** ***** ***** ***** ** * **P<0.0005 * P<0.05 **P<0.01 ***P<0.005 ****P<0.001 ** * ***P<0.0001
LDL,HDL,TG,ジホモγリノレン酸と頸動脈IMTの関係(非高血圧女性をEPA/アラキドン酸で3群に)LDL,HDL,TG,ジホモγリノレン酸と頸動脈IMTの関係(非高血圧女性をEPA/アラキドン酸で3群に) E/Aの値にかかわらず中性脂肪と動脈硬化が関係
LDL/HDL,TG/HDL,TG/LDLと頸動脈IMTの関係(非高血圧女性をEPA/アラキドン酸で3群に)LDL/HDL,TG/HDL,TG/LDLと頸動脈IMTの関係(非高血圧女性をEPA/アラキドン酸で3群に) E/Aが高いとTG/LDLと動脈硬化が関係
脂肪酸と動脈硬化の関係 • 非高血圧女性では頸動脈IMTと年齢、収縮期血圧以外にn=3系不飽和脂肪酸である血清ジホモγリノレン酸濃度と正相関が認められた。 • EPA/アラキドン酸比が低いとLDL/HDLとTG/HDLがリスクになるものの、 EPA/アラキドン酸比が高いとTG/HDLやTG/LDLがリスクになった。EPA摂取の多い日本人女性では、LDLよりTGの方がリスク因子として重要である可能性が高い。