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理論研究:言語文化研究. 担当:細川英雄. 講義スケジュール. ことばとは何か-思考・表現・コミュニケーション 文化とは何か-社会・文化・場面 ことばと文化の関係-文化リテラシーとしての言語習得 総合活動型日本語教育のめざすもの ことばと文化はなぜ統合されなければならないのか 言語教育のめざすもの. 6. 言語教育のめざすもの. 6-1. 言語教育は何をめざすか. コミュニケーションによる思考(こころ)と言語(かたち)の往還とその活性化 文化の境界を個に引き戻し、他者との関係を見なおす相互的協働作業. 響きあう世界の創造. 集団類型的「文化」観を超える.
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理論研究:言語文化研究 担当:細川英雄
講義スケジュール • ことばとは何か-思考・表現・コミュニケーション • 文化とは何か-社会・文化・場面 • ことばと文化の関係-文化リテラシーとしての言語習得 • 総合活動型日本語教育のめざすもの • ことばと文化はなぜ統合されなければならないのか • 言語教育のめざすもの
6-1. 言語教育は何をめざすか コミュニケーションによる思考(こころ)と言語(かたち)の往還とその活性化 文化の境界を個に引き戻し、他者との関係を見なおす相互的協働作業
響きあう世界の創造 集団類型的「文化」観を超える 問題を個にひきつける 問題(対象)と自分との関係を語る 他者と問題を共有しつつ,異なる文化所有者としての他者と共生する
集団類型的「文化」観を超える 言語都市環境設計者としての日本語教師 世界中のどんな社会でも暮らすことのできる「強固で柔軟なアイデンティティ」へ 普遍的な知の形成をめざして
学習者の言語習得→ コミュニケーション能力の獲得 以上は,言語教育の「教授法」(メソード)ではなく,言語教育/学習に関する,担当者の基本的な立場・考え方(アプローチ)である。
6-2. 実践から研究へ,研究から実践へ • 既成の研究を実践に応用するのではなく,自らの実践の中から固有の研究を生み出す • その研究を軸にさらに新しい実践へと展開する • オリジナリティのある実践 • 自分にしかできない教育 • 自分にしかできない研究
6-3. 「日本語教育」とは,「教育学」の一分野である
関連文献 • 鈴木佑治他 『コミュニケーションとしての英語教育論-英語教育パラダイム革命を目指して』アルク,1997 • 細川英雄 『日本語教育と日本事情』明石書店,1999 • 細川英雄 「ことばと文化はどのように教えられてきたか」早大日本語研究教育センター紀要13号,2000 • 細川英雄 「崩壊する「日本事情」-ことばと文化の統合をめざして」『21世紀の日本事情2号』,2000 • 細川英雄 「問題発見解決学習と日本語教育」早大日本語研究教育センター紀要 14号,2001 • 細川英雄 「文化リテラシー育成としての日本語教員養成」『21世紀の日本事情 3号』,2001 • 細川英雄 『日本語教育は何をめざすか』明石書店,2001