320 likes | 426 Views
国立病院機構大牟田病院における肺炎球菌及びインフルエンザ桿菌感受性検査の年次変化. 国立病院機構大牟田病院 感染制御部 加治木章. まとめ. Ⅰ . 肺炎球菌 1) PRSP 、 PISP は 2007 年には約 70 %と多数を占めるに至っていた。しかし ABPC 、 PIPC 、 各種セフェム系薬の耐性株は少なく、臨床上はまだそれほど問題とはなっていない。 2) IPM/CS 、 TFLX の耐性、低感受性の肺炎球菌が少数認められ今後注意が必要である。 3) MINO 、 EM は 50 %以上が耐性あるいは低感受性でありこれらの薬剤は選択すべきでない。
E N D
国立病院機構大牟田病院における肺炎球菌及びインフルエンザ桿菌感受性検査の年次変化国立病院機構大牟田病院における肺炎球菌及びインフルエンザ桿菌感受性検査の年次変化 国立病院機構大牟田病院 感染制御部 加治木章
まとめ Ⅰ.肺炎球菌 1)PRSP、PISPは2007年には約70%と多数を占めるに至っていた。しかしABPC、PIPC、各種セフェム系薬の耐性株は少なく、臨床上はまだそれほど問題とはなっていない。 2)IPM/CS、TFLXの耐性、低感受性の肺炎球菌が少数認められ今後注意が必要である。 3)MINO、EMは50%以上が耐性あるいは低感受性でありこれらの薬剤は選択すべきでない。 Ⅱ.インフルエンザ桿菌 1)90%がPCG耐性であった。ABPC、SBT/ABPCも60%以上が耐性でありBLNARと思われた。2005年ではPIPCはまだ有効であった。 2)セフェム系ではCEZ以外は耐性または低感受性株は少数にとどまった。 3)IPM/CSは30%が耐性であった。MEPMの耐性は認めなかった。 4)LVFX、MINOはほぼ感受性であったがEMは60%が耐性または低感受性であった。CAMも30%が耐性または低感受性であった。