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キャリア教育の取組について

キャリア教育推進地域事業・26年度初めの推進校 校内研修より. キャリア教育の取組について. ○○学校校内研修. キャリア教育地域推進事業3年間指定. 推進地域としての研究内容. キャリア教育推進会議を立ち上げ、推進地域全体でのキャリア教育の推進体制を確立する。 各中学校区における9年間を見通したキャリア教育全体計画及び年間指導計画の策定を行い、キャリア教育の系統的な取組の確立を行う。 授業での副読本の効果的な活用及び地域教材や人材の掘り起こしと整理を行う。 キャリアノートの開発研究を行う。. 推進地域内での取組の流れ. 研究発表会 (県全体への授業公開・実践発表).

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Presentation Transcript


  1. キャリア教育推進地域事業・26年度初めの推進校キャリア教育推進地域事業・26年度初めの推進校 校内研修より キャリア教育の取組について ○○学校校内研修

  2. キャリア教育地域推進事業3年間指定 • 推進地域としての研究内容 • キャリア教育推進会議を立ち上げ、推進地域全体でのキャリア教育の推進体制を確立する。 • 各中学校区における9年間を見通したキャリア教育全体計画及び年間指導計画の策定を行い、キャリア教育の系統的な取組の確立を行う。 • 授業での副読本の効果的な活用及び地域教材や人材の掘り起こしと整理を行う。 • キャリアノートの開発研究を行う。

  3. 推進地域内での取組の流れ 研究発表会 (県全体への授業公開・実践発表) <3年目:たしかめて(研究の普及)> ・全体計画及び年間指導計画の見直し   ・研究実践の強化   ・取組内容の検証と改善   ・研究のまとめと研究発表会の実施   ・他校他地域への普及 公開授業 各校1回宿毛市内へ公開 研究発表会 (西部教育事務所管内への授業公開・実践発表) <2年目:やって(研究の拡充)> ・全体計画及び年間指導計画の見直し   ・副読本活用とキャリア教育の視点を持った授業実践 ・宿毛市キャリアノートを活用した児童生徒の振り返り   ・職場体験活動等体験的な学習や校内ハローワークの充実       • <1年目:めざして(体制の構築) > ・全体計画及び年間指導計画の策定 ・授業での副読本活用 (各校1事例「みらいスイッチ」を活用した授業実践事例・・     学習指導案、ワークシート、板書等の授業記録) ・研究内容の理解と共有 ・キャリアノートの開発研究

  4. キャリア教育を推進することで 「夢」・「志」をはぐくみかなえる力の育成 めざす子ども像 ふるさと宿毛を愛し誇りに思い、 夢や志を抱き、かなえるための力をもった子ども

  5. 宿毛市の子どもたちにつけたい力 • かかわる力 • みつめる力 • やりぬく力 • かなえる力 • ふるさとを愛する心

  6. 今日の流れ 1、キャリア教育とは 2、キャリア教育の視点とは 3、推進校での取組

  7. 1、キャリア教育とは

  8. キャリア教育とは 一人一人の社会的・職業的自立に向け,必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して,を促す教育 キャリア発達 キャリア 轍   これまでの、これからの履歴   「個性」の形成 人が,生涯の中で様々な役割を果たす過程で,自らの役割の価値や自分と役割との関係を見いだしていく連なりや積み重ね キャリア発達 社会の中で自分の役割を果たしながら,自分らしい生き方を実現していく過程 8

  9. 「キャリア教育」が必要といわれ始めた背景

  10. 「キャリア教育」が必要といわれ始めた背景 少し前までの社会 今の社会 • 一流大学を出ても、それだけで終生安泰にはならない。 • 企業は、厳しい競争のもとで人を育てる余裕がない。 • 社内教育など必要としない、すぐに使える人材を求めるようになった。 年功序列、終身雇用制の時代 企業や社会が必要とする知識・技能を 習得し、活用できる力 ・勉強してよい大学に行ったら、  安定した仕事(会社)に勤める  ことができる。 ・生涯安定した生活が送れる。

  11. 大学進学の理由(職業を意識した時期) Benesse 教育研究開発センターH17「 進路選択に関する振り返り調査」 対象 大学生

  12. 1990年代から • ニート • フリーター • 派遣社員

  13.   ニートの割合、過去最高2.3% 子ども・若者白書  ニートの割合、過去最高2.3% 子ども・若者白書 政府は18日の閣議で2013年版「子ども・若者白書」 を決定した。15~34歳の若者を対象に12年の雇用 状況を調べたところ、職に就かず学校にも行っていな い「ニート」の数は63万人に達した。 割合でみると11年比0.1ポイント増の2.3%で、統計を 開始した1995年以降最も多かった。内閣府は「ニー トの社会復帰を支援する事業を強化したい」としてい る。 25~34歳の雇用者に占める非正規雇用の割合は 26.5%と、11年に続いて過去最多だった。 日本経済新聞 25.6.18

  14. 子どもたちの生活・意識の変容 ①子どもたちの成長・発達上の課題   ・身体的には早熟傾向にあるが、精神的社会的 自立が遅れる傾向 ・働くことや生きることへの関心、意欲の低下 ②社会的・職業的自立を先のばしに ・職業について考えることや、職業の選択・決 定を先送りにする傾向 ・進路意識や目的意識が希薄なまま、進学・就職する者の増加

  15. キャシー・デビットソン(アメリカ デューク大学研究者)                          によるとキャシー・デビットソン(アメリカ デューク大学研究者)                          によると • 社会の変容 「2011年度にアメリカの小学校に入学した子供たちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう。」

  16. 2、キャリア教育の視点とは 子どもを社会へ送り出す者として・・・・ どんな力(能力)を身に付けさせたらいいのか?

  17. TIMSS2011(数学・理科の大切さや意義に関する意識)TIMSS2011(数学・理科の大切さや意義に関する意識) 学力調査結果

  18. 勉強はできるけど、好きではない。 教科の勉強が将来に役立つと思ってない。 勉強や授業は、我慢だ。 学習意欲の低下 教室内の学びと実生活、将来の社会を連結 させることが不可欠

  19. 高知のキャリア教育 高知県の課題と3本柱 県民や企業の声…基本的生活習慣の確立や基礎学力の  定着、協調性、コミュニケーション能力、人間関係  をつくっていく力などを育ててもらいたい 小中学校の現状…基本的生活習慣、自己肯定感、友人  とのかかわり、学ぶ意欲、学力に課題がある 高校の現状…学ぶ目的や学び方が分からない、進路希  望が明確でない 学力向上 基本的生活 習慣の確立 社会性の 育成 21

  20. 社会人になった若者の姿から

  21. かかわる力 みつめる力 かなえる力 やりぬく力

  22. キャリア教育の視点で・・・   基礎的・汎用的能力に分けるとキャリア教育の視点で・・・   基礎的・汎用的能力に分けると かかわる力 みつめる力 かなえる力 やりぬく力

  23. 社会的・職業的自立に向けて 付けたい能力(基礎的・汎用的能力) 人間関係形成・社会形成能力(かかわる力) 自己理解・自己管理能力    (みつめる力) 課題対応能力 (やりぬく力) キャリアプランニング能力  (かなえる力) 学力向上 基本的生活習慣の確立 社会性の育成 取 組(高知の3本柱)

  24. 3、推進校での取組について

  25. また、新しいことをしろと?

  26. 洗い出す

  27.     つなぐ

  28.   焦点化

  29. 「雲をつかむような表現」ではゴールの共通理解は「雲をつかむような表現」ではゴールの共通理解は できない 「○○ができるようになる」「○○と実感できるようになる」などの具体化=推進地域ならではのキャリア教育 子どもたちの『今』に付随する何らかの欠け・不足や強み 全体計画 年間指導計画

  30. 生徒の実態と課題は?

  31. めざす生徒(児童)像は? ・ ○○学校の子どもたちのゴールの姿は?

  32. ○○学校のキャリア教育目標

  33. 育てる場面は?

  34. 各学年の年間指導計画へ

  35. 洗い出し つながり・焦点化

  36. 新しい事をやるのではなく  これまでやってきたことを   こどもの姿で共通のゴールイメージを持ちながら 意図的・計画的・組織的に     できているかを確認しながらすすめる 学校の重点的な取組みを キャリア教育でつけたい力と重ねると   今、どんな力をつけなくてはならないか

  37. 防災教育(例) つけさせたい力 ○課題発見能力:・・・・・・・・・・・・・ ○課題追究・解決力:・・・・・・・・・・・ ○コミュニケーション能力:・・・・・・・・ やりぬく力 かかわる力

  38. 25年度第2回キャリア形成に関するアンケートから見えてくることは?25年度第2回キャリア形成に関するアンケートから見えてくることは?

  39. つながり・焦点化 年間指導計画の見直し・ 更なる充実へ

  40. 年間指導計画に基づく日々の取り組み

  41. 何のために勉強するの? 各教科では ~キャリア教育の視点を入れた授業~ ①学習意欲・目的意識につなげる 教室内の学びと実生活、将来の社会を結       びつける    ②指導内容とつなげる     各教科の指導内容と「基礎的・汎用的 能力」との関連を図る 教科の目標をより豊かに達成するために       単元のどの時間にどのような能力を?

  42. 体験的な活動では 目的の明確化 どのような目的を持って体験的な活動を仕組むのか       生徒が意義やねらいを十分に理解する       生徒自身が自分なりの目標をもって臨む 事前事後指導の充実 基礎練習:教科・領域・学校生活 練習試合:体験学習・・・・どれだけできるか 日々の生活つなげる       どんな人間になりたいか?どんな仕事に就きたいか?       今何をしなくてはいけないか?

  43. やってみてどうだったかの振り返り 教師も 子どもも

  44. 生徒自身の振り返り 宿毛市キャリアノート(試行版)の活用を

  45. 目的 児童生徒が、自分自身の学びや活動を「振り返る」ことを継続的に行うことによって、社会的・職業的自立の基盤となる能力や態度がどれだけ身についたかを自覚し、必要に応じて修正しながら成長を促す一助とする。

  46. 作成方針 1、児童生徒が自ら「能力による身についた力の振り返り」を行うとともに 自校配付物等を貼り付けるなどポートフォーリオを作成することによっ て、児童生徒自身が小学校から中学校までの様々な場面で身につ いた能力を自覚し、9年間を振り返りながら、自己の将来の生き方や就 きたい職業を考えることができるようにする。 2、「身に付けたい力」としては、基礎的・汎用的能力及び(郷土愛)に係 る5点を共通項目として盛り込みながら、発達段階を踏まえた構成とな るようにする。 ・かかわる力     ・みつめる力     ・やりぬく力     ・かなえる力 ・郷土を愛する心

  47. 「キャリア教育で培いたい能力・態度」(例)「キャリア教育で培いたい能力・態度」(例)

  48. 低学年 年間指導計画に基づいて

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