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輪講用資料 5/24. 森貴之. 前回まで. On the Value of Mitigation and Contingency Strategies for Managing Supply Chain Disruption Risks Management Science; May2006, Vol. 52 Issue 5, p639-657 Tomlin, Brian 日本の物流がどうなっているか調べる. 日本の物流に関するデータから. 鉄道総研に問い合わせてみました。 いただけるデータはないか シミュレーションツールはないか 結果は以下のとおり
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輪講用資料 5/24 森貴之
前回まで • On the Value of Mitigation and Contingency Strategies for Managing Supply Chain Disruption Risks • Management Science; May2006, Vol. 52 Issue 5, p639-657 • Tomlin, Brian • 日本の物流がどうなっているか調べる
日本の物流に関するデータから • 鉄道総研に問い合わせてみました。 • いただけるデータはないか • シミュレーションツールはないか • 結果は以下のとおり • 提供できるデータもツールもない • 国交省の「物流センサス」を参照してはどうか
物流センサスって? • 全国貨物純流動調査 • 出荷側から貨物の動きを調査する • 5年ごとに実施 • 貨物の真の発着地・流動量が把握できる • 230ページくらいある!
前回の続き • 前述の論文をIntroductionとConclusionsだけ読んだ • 論文の構成は以下のとおり • Introduction • Literature Review←ココから • The Model ←ココまで • A Restricted Model • Extensions to the Restricted Model • Conclusions
概要 • SC上のリスクに対し、どのような対策をとるのが有効であるか • 過去事例(Ericsson, Nokia)(Chiquita, Dole)… • Frequent and short VS Rare and long • Insurance, Inventory, Sourcing, Rerouting, Demand Managing →最適な戦略はどのようなものであるか評価
§2 Literature Reviewのまとめ • 過去の文献はおおむねこのようなポイントで分類できる • 供給元(単一 or 複数) • Volume Flexibility (無 or 有) • 不確実なもの(産出 or 供給) • 非常時の戦略 (無 or 有) • 本論文は、一番難しいタイプ…?
サプライチェーンの構造 • 企業は2つの供給元を利用している • Supplier U • Supplier R
t期でのイベントの発生順 • Uの状態が観測される • 需要が観測される • 注文数が決定される • (t-L)期の注文が届く • 需要が満たされ、残りの品にコストがかかる • Uの状態が変化する
ここまでの仮定について • 発注を修正するコストは無視できる • Uの停止期間が発注LTよりも十分に長いから • たとえば発注は日単位or週単位 • Uの停止期間は週単位or月単位or年単位 • 輸送LTはUもRも同じ