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卒論発表 「複数枚の写真からの3次元形状の復元」. 村田研究室 1G01B160-1 三村 純一. 目次. 目的 導入 理論 シミュレーション&結果 今後の展望. (1)カメラモデル. (2)復元アルゴリズム. (1)実形状の復元(ペットボトル). (2)隠れ点処理. 目的. 人間は、2次元画像から元の3次元世界を知覚している。この機能をまねて、コンピュータ( AI )に応用。 → コンピュータビジョン 計算機技術がここ十数年で飛躍的に進歩。
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卒論発表「複数枚の写真からの3次元形状の復元」卒論発表「複数枚の写真からの3次元形状の復元」 村田研究室 1G01B160-1 三村 純一
目次 • 目的 • 導入 • 理論 • シミュレーション&結果 • 今後の展望 (1)カメラモデル (2)復元アルゴリズム (1)実形状の復元(ペットボトル) (2)隠れ点処理
目的 • 人間は、2次元画像から元の3次元世界を知覚している。この機能をまねて、コンピュータ(AI)に応用。 → コンピュータビジョン • 計算機技術がここ十数年で飛躍的に進歩。 • CV(コンピュータビジョン)と対をなすCG(コンピュータグラフィックス)分野が、今やビッグビジネスになるほどに発達。
導入 • 人間の知覚方法 人間は物体を様々な角度から観察し その各特徴点の対応関係から物体の 3次元形状を推定する。
理論(1)カメラモデル • カメラモデルについて • 透視射影モデル 本来のカメラ射影。3次元座標から2次元座標への変換。 • Paraperspective射影モデル 数値計算が容易になるように、透視射影モデルに近似変換を加えたもの。
X 被写体 カメラ L L Y Z 焦点距離 画像平面 (写真) 平行 X 重心 カメラ L G Y Z 焦点距離 画像平面 (写真) 仮想画像面 理論(1)カメラモデル • 透視射影モデル • Paraperspectiveモデル 画像平面には、単に対象物との距離に 反比例した大きさで射影される。 全ての特徴点に、Gへの透視射影と同じ射影 をG平面に対して行い、それを透視射影する。 近似が成立するのは、3次元物体がその厚みに比べて、 十分カメラから遠くにある場合。
理論(2)分解アルゴリズム (ⅰ)Paraperspectiveモデル (ⅱ)復元アルゴリズム モデルを数式化。 まず、写真 f 番目 特徴点 p 番目について。 を に分解。(因子分解法) 全データをまとめると 2次元から3次元への変換
設定 3段目(キャップ) 特徴点 : 13点 (底面 6点, 上面 6点, キャップ 1点) 2段目(上面) 1段目(底面) ・・・ 特徴点 X軸 Y軸 シミュレーション&結果(1)実形状復元 • ペットボトルの復元 被写体 : ペットボトル 写真数 : 8枚 カメラ配置 : 均等 ※ 特徴点抽出は、RGBカラーを使用して行う。
シミュレーション&結果(1)実形状復元 • 3次元復元 図. ペットボトル3次元復元形状
精度検証式 ここで シミュレーション&結果(1)実形状復元 • 精度検証 ペットボトル・・・「辺」24個「角」2個の一致で 形状は唯一に決定
シミュレーション&結果(1)実形状復元 図. 復元精度検証(ペットボトル)
シミュレーション&結果(2)隠れ点処理 • 隠れ点(Missing Data) 視点 隠れ点
P=4 F=8 シミュレーション&結果(2)隠れ点処理 • Missing Dataの補間 PCAMDアルゴリズムを用いて、Missing Dataを補間 拘束式 条件式 : 要するに、与えられてるデータのみで 分解を行う
設定(立方体) 特徴点数 : 8点 写真数 : 8枚 総データ数 : 112個 最大エラー数 : 12個 シミュレーション&結果(2)隠れ点処理 • PCAMDアルゴリズム検証(立方体) 「MATLAB上での形状」 全ての特徴点が実測可能
シミュレーション&結果(2)隠れ点処理 • 3次元復元形状(立方体) {隠れ点4個}
Missing Data数 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 0 シミュレーション&結果(2)隠れ点処理 • 結果(復元精度検証)
今後の展望 • 隠れ点処理を伴う、実形状シミュレーション • 透視射影による精度向上 • この研究を応用した、静的3次元空間上での自由なカメラワーク