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MPGD 研究会 2011/12/10. 低圧ガス中での GEM の運用. 中村輝石 (京大理). 身内賢太朗、谷森達、窪秀利、 Parker D. Joseph 、 水本哲矢、高田淳史西村広展、岩城智、澤野達哉、松岡佳大、古村翔太郎、佐藤快. 目次. ・ NEWAGE 実験 ・低圧ガスについて ・測定結果 ( ゲイン) ・まとめ. 銀河の回転曲線. 暗黒物質. 星の回転速度 [km/s]. 銀河の星の回転速度が外周部で落ちず ⇒ 銀河スケールに暗黒物質 銀河団衝突領域で、重力ポテンシャルの位置がバリオン分布と 異なる ⇒ 銀河団スケールに暗黒物質
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MPGD研究会 2011/12/10 • 低圧ガス中でのGEMの運用 中村輝石(京大理) 身内賢太朗、谷森達、窪秀利、Parker D. Joseph、水本哲矢、高田淳史西村広展、岩城智、澤野達哉、松岡佳大、古村翔太郎、佐藤快 目次 ・NEWAGE実験 ・低圧ガスについて ・測定結果(ゲイン) ・まとめ
銀河の回転曲線 暗黒物質 星の回転速度[km/s] • 銀河の星の回転速度が外周部で落ちず • ⇒ 銀河スケールに暗黒物質 • 銀河団衝突領域で、重力ポテンシャルの位置がバリオン分布と異なる • ⇒ 銀河団スケールに暗黒物質 • 宇宙論パラメータの測定(CMBなど)から、バリオンの約5倍の暗黒物質 • ⇒ 宇宙論スケールに暗黒物質 • ⇒ 宇宙の様々な階層に • 非バリオンな"暗黒物質" 銀河の中心からの距離 [pc] 銀河団衝突領域 宇宙のエネルギー組成
New general WIMP search with an Advanced Gaseous tracker Experiment NEWAGE • 暗黒物質の到来方向を測定 • 反跳原子核の飛跡をMPGDで測定 σSD=1pb M=100GeV target:F 予想されるcosθ分布 前後非対称性 DM θ Nucleus cosq
三次元飛跡検出器「μ-PIC」 0.5cm 50cm • GEM (8分割) • サイズ : 28x23cmor28x31cm • 厚 : 50mmor100mm • 穴径 : 70mm • ピッチ : 140mm Drift plane • m-PIC • サイズ : 30x30cm • ピッチ : 400mm 30cm • ガス : CF4 • 圧力 : 0.1atm
圧力ごとのFの飛跡長(SRIM) 低圧動作 • μ-PIC(400μmピッチ)で飛跡を取る • 数mmの長さが欲しい • ⇒低圧 • 低圧ではピクセル当りの電子数が減少 • ⇒高ゲイン • 50μm厚GEMではゲインに限界 • ⇒100μm厚GEM 長 短 予想されるエネルギースペクトル σ=1pb, M=100GeV, target:F 50μm厚GEMのゲインカーブ 要請値1500
100um厚GEM(LCP) GEM-topのHV供給線 GEM-bottomのHV供給線 銅テープ 1MΩ抵抗 PEEK製の枠 PEEK製のネジ
GEMの交換 μ-PICと合体 インダクションは5mm 10B板(エネルギーキャリブレーション用) ドリフトケージに取り付け
動作確認① イメージ • バックグラウンドの測定 • 一番上のGEMが死んでる・・・ • 実は上下反転なので10B板の領域 y x x y このままキャリブレーションすらできないのか?!
動作確認② Energy-Length • 壁からのα線(バックグラウンド) • この関係からcalibrationが可能 • バックグラウンド自体はfidutial-cutで落とせる GEMが死んだ領域はカット SRIMで計算したHeの線 TPCケージ α線 μ-PIC面 真空容器
ゲインカーブ ●・・・100μm厚GEM ▲・・・50μ厚GEM anode:515V,ΔGEM:220V anode:515V,GEM-bottom:280V • インダクションは同じゲインでサチる⇒透過率が100%に漸近 • ΔGEMでゲイン上昇 • 最高値:2000@50μm⇒4500@100μm
まとめ • 100μm厚の大型GEMを運用開始(0.1atm) • 一番上の短冊が死んだ • (Energy-Lengthの関係からcalは可能) • ゲインは4500まで出る • (50μm厚では2000まで) イメージキャラクター “だあくまたん"