沖縄の米軍基地問題について

沖縄県 沖縄の米軍基地問題について平成22年12月

これまで国へ要望した事項 １　米軍基地から派生する諸問題の解決促進・事件事故の防止、航空機騒音の軽減等２　普天間飛行場の移設・県内では、新内閣発足後、県外移設の実現を期待する声が高まっている。　・一日も早い危険性の除去のため、政府は、明確な方針及び具体案を示して欲しい。　・移設するまでの間の普天間飛行場の３年目途の閉鎖状態の実現に取り組ん　　で欲しい。３　米軍基地の整理縮小・実現可能なものから一つ一つ解決　・米軍再編における、グアム移転と嘉手納飛行場より南の米軍施設・区域の　　整理・統合・縮小　・米軍再編の見直しなどを政権公約として掲げスタートしたが、県民の目に見える形での負担軽減とされるようお願いしたい。４　日米地位協定の抜本的な見直し・見直しに関する協議を開始すること。　・環境条項を盛り込むこと。５　ホテル･ホテル訓練区域、鳥島･久米島射爆撃場の返還（参考：昨年度、沖縄県及び県内市町村から国へ要請した事項は３２項目）１

沖縄の米軍訓練空域・水域 東西１，０００キロ、南北４００キロ２２８ヶ所の水域と２０ヶ所の空域が米軍の管理下にある

沖縄本島の米軍基地の状況 ★沖縄県総面積　　　　２，２７５．９４Ｋ㎡ ★沖縄本島　　　　　　　１，２０７．６６Ｋ㎡ • 沖縄の米軍施設のほとんどが沖縄本島にあり、沖縄本島の面積の約18.4％を占めている • 沖縄本島は人口の約91%を占め、人口や産業が集中している３

(１０) ○小学校　 (5) ○中学校 (4) ○高等学校 (1) ○大学普天間飛行場上空写真沖縄国際大学４

過去５年間の事件・事故等の状況 ※①の内訳　航空機関連事故　１６９件、原野火災　６９件等 ※②の内訳　凶悪犯２１件、粗暴犯３７件、窃盗犯１０７件等　 ※小数点以下四捨五入。 ※事件・事故等は、交通事故も含めると月平均約２６件発生５

参考県民総所得と基地関連収入の推移 15.5 15.5 8.6 7.4 5.5 5.1 4.9 5.1 5.4 5.3 5.3 ※県民総所得は１９７２年では５０１３億円。２００７年では３兆９,３７９億円で約８倍。 ※基地関連収入は１９７２年では７７７億円。２００７年では２０８８億円で約２．７倍　６

沖縄の米軍基地問題について

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