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遺伝子組換え (GM) 農産物の行方と選択 ( 仮題 )

遺伝子組換え (GM) 農産物の行方と選択 ( 仮題 ). 科目等履修生                 学籍番号 2311803  木村征子. 身の回りには遺伝子組換え食品は沢山ある?. 世界の遺伝子組み換え農産物の栽培面積. 遺伝子組換えとは. http:// www.s.affrc.go.jp/docs/anzenka/information/gizyutu.htm 農林水産省技術会議 / 遺伝子組換え技術の情報サイ トアクセス 2014/5/11. 遺伝子組み換え技術とは.

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遺伝子組換え (GM) 農産物の行方と選択 ( 仮題 )

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Presentation Transcript


  1. 遺伝子組換え(GM)農産物の行方と選択(仮題) 科目等履修生                 学籍番号2311803 木村征子

  2. 身の回りには遺伝子組換え食品は沢山ある?

  3. 世界の遺伝子組み換え農産物の栽培面積

  4. 遺伝子組換えとは http://www.s.affrc.go.jp/docs/anzenka/information/gizyutu.htm 農林水産省技術会議/遺伝子組換え技術の情報サイ トアクセス2014/5/11

  5. 遺伝子組み換え技術とは                            農林水産省 遺伝子組み換え作物の現状について アクセス2014/6/27 http://www.maff.go.jp/kanto/syo_an/seikatsu/iken/pdf/h250805siryou.pdf

  6. 遺伝子組換え農作物の例:除草剤耐性ダイズ

  7. 遺伝子組み換えによるサントリーの青いバラとカーネーション遺伝子組み換えによるサントリーの青いバラとカーネーション ://www.suntory.co.jp/sic/research/s_bluerose アクセス2014/6/11 ブルーローズアプローズ

  8. ランドアップレディーRoundup Ready • *ランドアップは米国モンサント社が1970年に開発した除草剤。 • *有効成分名はグリホサート。 • *遺伝子操作によってランドアップに耐性をもつ作物はランドアップレディー • と総称される。日本ではダイズ・トウモロコシ・ナタネ・ワタ・てん菜・ • アルファルファア・ジャガイモの使用が許可されている。 • *アグロバクテリウム土壌細菌はグリホサートに阻害されないため、 • このバクテリアを利用し、トウモロコシ等の生物の細胞に導入する。 • *ランドアップ耐性雑草の世界的問題が発生し、耐性防除が難しくコストが • かかるために通常の種子の需要が増えている。

  9. 日本の許可状況

  10. 遺伝子組み換え添加物一覧

  11. 全国各地で試験栽培されているGM作物 • *日本モンサント・・・茨城県河内町(ダイズ・ワタ・ナタネ・トウモロコシ) •              栃木県那須塩原市(低リグニンアルファルファ) • *デュポン・・・・・・・・宇都宮市(トウモロコシ・ナタネ) • *シンジェンタジャパン・・・静岡県島田市(ダイズ) • *ダウ・ケミカル・・・・福岡県小郡市(ダイズ・ワタ) • *バイエルクロップサイエンス・・・宮崎大学(ワタ) • *農業資源研究所・・・つくば市(イネ・カイコ・たばこ) • *筑波大学・・・つくば市(ユーカリ) • *東北大学・・・宮城県大崎市(イネ) • 有機農業ニュースクリップ2012/8月の農と食 http://organic-newsclip.info/log/2012/12080539-1.html アクセス2014/6/15

  12. 遺伝子組換え食品の表示 ①

  13. 遺伝子組換え加工食品の表示 ②

  14. とうもろこし・大豆の需給表

  15. 我が国への作物別主要輸出国と 最大輸出国における栽培状況の推移

  16. 我が国への作物主要輸出国と        最大輸出国における栽培状況の推移

  17. 食品安全モニターによる食品の安全性に関する意識調査食品安全モニターによる食品の安全性に関する意識調査

  18. 遺伝子組換え作物(GM)は21世紀の救世主                (推進派の主張 ①) 1.総務省の人口推計によると、2050年の世界人口は95億5千100万人、   現在でも10億人以上が栄養不足、飢餓状態。今後深刻化する。2.食料不足に向けて、乾燥・塩害等の不良環境でも栽培可能な作物の                                      開発。3.害虫に対する抵抗性を持った作物により、農薬使用の減少。4.除草剤に抵抗性を持った作物により、除草作業の効率化。5.汚染物質を吸収する植物の開発により、環境保全や修復に役立つ。6.遺伝子組み換え技術は医療・工業など様々な分野での利用が期待。(農林水産技術会議:遺伝子組み換え技術の情報サイト)

  19. 遺伝子組み換え農作物に対する懸念 ① • 1.生物多様性への影響 •   *遺伝子組み換え農産物が有害物質を産生し、他の生物に •                         影響を与えることはないか。 •   *遺伝子組み換えにより、元の農産物より繁殖力が強まったり • 雑草化がしやすくならないか。 •   *遺伝子組み換え作物が自生し、同種の植物と交雑し、 •                           植物多様性に影響する。 •   *害虫抵抗性の遺伝子組み換え作物を使い続けると、 • 抵抗性の強い害虫が発生しないか。 • (農林水産技術会議:遺伝子組み換え技術の情報サイト)

  20. 遺伝子組換え農作物に対する懸念 ② • 2.食品として摂取した場合の人体への影響 •   *遺伝子組換え食品がアレルギーを引き起こさないか。 •   *遺伝子組換え食品を食べ続けても大丈夫か、子や孫の代で •                               影響はないのか。 •   *害虫が死んでしまうような遺伝子組み換え作物はヒトに対して •                               影響はないのか? •   *遺伝子組換え農作物を含んだ飼料を与えられた動物の •         肉・乳・卵を食べても健康に影響はないのか。 • (農林水産技術会議:遺伝子組み換え技術の情報サイト) • http://www.s.affrc.go.jp/docs/anzenka/ アクセス2014/5/11

  21. 日本学術会議の主張 ① • 1.遺伝子組換え(GM,Genetically Modified)技術は、自然界に •   既に存在する生物現象を、人類が一部加工してより効率を上げる •   もので、今では世界的標準技術となっている。 • 2.遺伝子組換え植物の実用化は世界規模で進行し、今後、地球規模 •   の食糧・環境・エネルギーに関する諸問題解決の突破口となる。 • 3.遺伝子組み換え作物の研究と開発を促進し、農業生産を向上させる •   新技術を取り入れ、新品種の良否を科学的に評価する。

  22. 日本学術会議の主張 ② • 4.資源に乏しい日本は、科学技術立国を目指し、基礎研究は世界を先導 • する実績が植物科学においても蓄積されている。 • 5.世界では25カ国で遺伝子組換え作物は栽培されているが、花卉を除き、 •  自国で実用化・栽培・収穫されていない。 • 6.日本では諸外国から大量に輸入し利用されている。 日本の高度な基礎 • 研究の成果を社会に還元し、今後深刻となる環境問題・食料問題等の •   地球規模の問題解決に活用したい。 • 7.遺伝子組換え植物に対する不安は根強い、これまでの科学的調査を • 社会の構成員に研究成果を平等にアクセスできるようにし、利用に対して •  合意形成の体制に整える。 • (日本学術会議基礎生物学委員会・総合生物学委員会・農学委員会合同植物科学委員会) • http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-21-t99-2.pdf アクセス2014/5/11

  23. FAO(世界農業機関)のGMOに対する発言 ①FAO(世界農業機関)のGMOに対する発言 ① • 1.遺伝子組換え作物の開発は、未来人口の増加に対応するために推奨され • ている。FAOでは2030年(人口80億超)までの増加人口は、在来の農業手 • 法によって養える。 • 2.食料不足の主たる原因は、農業生産力の不足ではなく、経済の不均衡 • 発展による貧困にある。 • 3.飢餓問題は大半は食料生産よりも貧困によるものである。 • 4.FAOの食糧増加の量的な予測は遺伝子組換え技術を全く考慮していない、 •  遺伝子組換え作物が、在来作物よりも農民の状況を悪化させていることに •  注意しなければならない。

  24. FAO(世界農業機関)のGMOに対する発言 ②FAO(世界農業機関)のGMOに対する発言 ② • 1.遺伝子組換え作物による環境資源影響評価に関するガイドラインが必要 •  野外栽培後のモニタリング(土・水・生物多様性)を行い、組み換え作物 •  導入の全過程が信頼できるものである必要がある。(2005) • 2.遺伝子組換えは本質的に良いか悪いかとか言えるものではない(樹木) •  ケース・・バイケースで研究や実用化を規制する必要がある。(2005) • 3.GM作物の普及が、輸入される食料・飼料に低レベルの遺伝子組み換え •  体(GMO)が発見される事例が増加。2002年~2012年で198件発生、 •  近年に急増。輸出国が販売許可されていても、輸入国が未許可の場合 • は廃棄するか、輸出国に返送。26か国が輸入を止めた。貿易量は僅か • であるが、コストは大きく、問題である。貿易問題を議論しGM作物につい • ては議論しない(2014) • http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/14031501.htmアクセス2014/5/24

  25. 遺伝子組換え食品いらない!キャンペーン(市民運動)遺伝子組換え食品いらない!キャンペーン(市民運動) • キャンペーンが目指すもの •  1.遺伝子組み換え食品を買わない。食べない。売らせない。 作らせない。 • 2.遺伝子組み換え食品の表示の義務づけ。 • 3.食料の自給、農業の再生。 • 4.種子の保存。 • GMOフリーゾーン(遺伝子組み換え作物拒否地域)運動のすすめ • 欧州ではMGOフリーゾーンが拡大、 • 大豆畑トラスト運動 • 市民が大豆畑の一定区画にお金を出し、生産者と共に大豆を作り、 •  出来た大豆を食べる。全国54か所に生産地が拡大している。 • http://gmo-iranai.lolipop.jp/アクセス20145/30

  26. 生活クラブ連合会の安全性の問題などからGM食品を扱わないという姿勢を堅持生活クラブ連合会の安全性の問題などからGM食品を扱わないという姿勢を堅持 1.GM由来原料を一貫して排除 GM作物・食品は取り扱わない。   取り扱わざるを得ない時は、組合員に情報を公開する。 2.「GM食品いらない」運動で商業栽培を阻止  安全性の問題、環境汚染の問題、種子の独占的支配の問題。 3.予防原則に基づいた長期臨床試験などの対応を 開発業者の申請時に、長期間の動物実験が行われていない。 4.安全・安心は市民自らが確保する 5.国内で自生するGMなたね   油脂原料・飼料としてGM栽培国のカナダ・オーストラリアから輸入、輸入   港から陸揚げされたなたねが工場までの間にこぼれて発芽し、雑草化する。 http://www.jacom.or.jp/series/gmo/2012/gmo120607-17081.php                            アクセス2014/5/24

  27. イオントップバリュウ GM食品の情報表示 • 1.法律制定以前の2000年9月よりGM食品情報を表示している。 • 2.表示基準は表示範囲を拡大して、任意表示にも表示している。 • 3.対象商品(分別品)は内容確認のため、毎年DNAの検査を実施。 • *遺伝子組換え物を使用している「大豆:遺伝子組み換え大豆を使用」 •  *遺伝子組み換え物が含まれている可能性がある場合「大豆:不分別大豆」 •  *遺伝子組み換え物を使用していない「大豆:遺伝子組換えではありません」 • http://www.topvalu.net/brand/safety/display/gene.html アクセス2014/6/1

  28. フランスGMトウモロコシ長期毒性試験の衝撃フランスGMトウモロコシ長期毒性試験の衝撃 http://www.afpbb.com/articles/-/2902178?pid=9546114 アクセス2014/5/21

  29. セラニーニ「組み換えトウモロコシでラットに発がん性」論文セラニーニ「組み換えトウモロコシでラットに発がん性」論文 • *フランス・カーン大学セラニーニ博士らによる2年間ラットの給餌試験論文 • 2012年9月にFood and Chemical Toxicologyに発表。 • *モンサントの除草剤ランドアップ耐性遺伝子組み換えコーン(NK603)を •  長期にわたって与えられたラットが、早い時期に死亡したり腫瘍が多発し、 •  外から見てもわかるような大きさで、初の長期給餌試験であった。 • *論文発表後、GM企業、EUを含む各国の規制機関が研究結果を否定す • る見解を公表した。2013年11月に論文は取り消し処分にした。 • *2014年6月にEnviromental Sciences Europeに再掲載された。

  30. セラニーニ論文に対する日本の食品安全委員会の見解2012年11月12日セラニーニ論文に対する日本の食品安全委員会の見解2012年11月12日 • *本論文について、食品安全委員会遺伝子組換え食品等専門調査会で •  審議が行われ見解が報告された。 • *発がん性があると判断するためには、1郡50匹で試験を行うことが国際 •   機関で定められているが、この実験は各郡ラットの数が10匹であること。 • *遺伝子組換えトウモロコシでない餌を与えたラットが1郡しか用意されて •  いないため、群間での比較ができないこと。 • *トウモロコシNK603の安全性を再評価する必要性を示唆する知見とは •  なりえないと考えています。 •        除草剤グリホサート耐性トウモロコシNK603系統の毒性発現に関する論文に対する見解 食品安全委員会 •                                                          アクセス2014/7/9

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