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【二次元最適速度モデルによる歩行者流シミュレーション】. 豊木博泰研究室 T98J013 中込和貴. 研究背景. ・ 道路上の車の流れのシミュレーションは さまざまな形で研究されている ・ 歩行者の流れの制御に関する学術研究が最近の話題 例 ・ 避難経路 ・ 駅のロータリー ・ 最適速度モデル( OV モデル)を二次元モデルに拡張し、歩行者流を記述しようという研究が行われている. 研究目的. ・ Sugiyama らの二次元OVモデルを自らプログラムを作成し、検証を行う ・ 双方向モデルを作成し、より現実的な問題に応用する.
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【二次元最適速度モデルによる歩行者流シミュレーション】【二次元最適速度モデルによる歩行者流シミュレーション】 豊木博泰研究室 T98J013 中込和貴
研究背景 ・ 道路上の車の流れのシミュレーションは さまざまな形で研究されている ・ 歩行者の流れの制御に関する学術研究が最近の話題 例 ・ 避難経路 ・ 駅のロータリー ・ 最適速度モデル(OVモデル)を二次元モデルに拡張し、歩行者流を記述しようという研究が行われている
研究目的 ・ Sugiyamaらの二次元OVモデルを自らプログラムを作成し、検証を行う ・ 双方向モデルを作成し、より現実的な問題に応用する Y.Sugiyama, A.Nakayama, and K.Hasebe “2-Dimensional Optimal Velocity Models for Granular Flow and Pedestrian Dynamics” in Pedestrian and Evacuation Dynamics (Springer) 155 (2001)
n番目の位置 反応係数 OVモデル(一次元の場合) 最適速度
c 最適速度 ・ ΔXn→∞の時 最大値1に漸近 ・ ΔXnが小さくなると 最適速度Vも小さくなる ・ c : 非常に接近した場合 後ずさりする係数 最適速度V ΔXn
二次元OVモデル :相対距離 :単位ベクトル :最適速度
反発力 引力 反発力 引力 ΔXn
X方向の平均速度 Y方向の平均速度 歩行者の密度と平均速度との関係 平均速度 歩行者の密度
現段階でのまとめ ・ Sugiyamaらの二次元OVモデルを自らプログラムを作成し、再現を行うことができた ・Vc Vmax のパラメータを変えることで、 様々な現象が起こる様子をシミュレートで きた
今後の展望 ・ より歩行者の動きに近くなるように Vc Vmax の見直しを行う ・ これらの式をもとに、双方向モデルを作成し、現実の通路での歩行者の動きを再現する