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方程式の求根. f (x)= 0 の解. Ax 2 +Bx+C=0. 解の 公式 が 使える. Ax 5 + Bx 4 +Cx 3 +Dx 2 + Ex+F=0. 解の 公式は存在しない!. exp (x)-2x=0. 直接的な解法はない!. sin(x)- cos (x)-x=0. 方程式の数値解(限りなく真の解にちかい近似解)を求める. 方程式の解の求め方(1). y=f (x) のグラフと x 軸との交点が方程式の解. f(x). y. f(x) = 0. x. 方程式の解の求め方(2). y=f (x) のグラフと x 軸との交点が方程式の解.
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方程式の求根 • f(x)=0 の解 Ax2+Bx+C=0 解の公式が使える Ax5+Bx4+Cx3+Dx2+Ex+F=0 解の公式は存在しない! exp(x)-2x=0 直接的な解法はない! sin(x)-cos(x)-x=0 方程式の数値解(限りなく真の解にちかい近似解)を求める
方程式の解の求め方(1) • y=f(x) のグラフと x軸との交点が方程式の解 f(x) y f(x)=0 x
方程式の解の求め方(2) • y=f(x) のグラフと x軸との交点が方程式の解 f(x) y f(x0) f(x)=0 x x0 適当な初期値「x0」を定める
方程式の解の求め方(3) • y=f(x) のグラフと x軸との交点が方程式の解 f(x) y f(x0) f(x)=0 f(x1) x x0 x1 適当な初期値「x0」に対する方程式の値「f(x0)」が ゼロに近づくようにx の値を変更していく
Newton法(1) • f(x0)における接線と x軸との交点を次の「x」の値とする 傾き:f’(x0) f(x) y f(x0) f(x)=0 x x0
Newton法(2) • f(x0)における接線と x軸との交点を次の「x」の値とする 傾き:f’(x0) f(x) y x1=x0ーf(x0)/f’(x0) f(x0) f(x)=0 f(x1) x x0 x1
Newton法(3) • f(x0)における接線と x軸との交点を次の「x」の値とする 傾き:f’(x0) f(x) y x1=x0ーf(x0)/f’(x0) f(x0) x2= x1ーf(x1)/f’(x1) 傾き:f’(x1) f(x)=0 f(x1) x x2 x0 x1
Newton法(4) • f(x0)における接線と x軸との交点を次の「x」の値とする 傾き:f’(x0) f(x) y x1=x0ーf(x0)/f’(x0) f(x0) x2= x1ーf(x1)/f’(x1) 傾き:f’(x1) f(x)=0 f(x1) x x2 x0 x1 f(x)が十分ゼロに近づくまで 左式の手続きを繰り返す xn+1=xnーf(xn)/f’(xn) 注) f(x)は完全にゼロには一致しない
Newton法(5) • 注意点 • 解が存在しない場合(すべての範囲でf(x)≠0)には計算を途中で打ち切る必要あり • 解が二つ以上存在する場合は、初期条件の与え方によって答えは異なる
二分法(1) • 区間[a,b]で y=f(x) が連続かつ根が一つ存在 → f(a)とf(b)は必ず異符号となる f(x) y f(b)>0 f(x)=0 x=a x=b x 根は必ず[a,b]間に存在 f(a)<0
二分法(2) • 区間[a,b]の中点c(=(a+b)/2)で f(c) を求める → 根は [a,c] あるいは [c,b] のどちらかの間に存在 f(x) y f(b)>0 f(x)=0 x=a x=b x x=c = (a+b)/2 f(a)<0
二分法(3) • f(a)とf(c)が同符号→ 根は [c,b] 間に存在 • f(a)とf(c)が異符号→ 根は [a,c] 間に存在 f(x) y f(b)>0 f(x)=0 f(c)>0 x=a x=b x x=c = (a+b)/2 f(a)<0
二分法(4) • f(a)とf(c)が異符号→ c を b に置き換えて同じ手順を繰り返す f(x) y f(x)=0 f(b)>0 x=a x=b x x=c = (a+b)/2 f(c)が十分ゼロに近づくまで 同様の手続きを繰り返す f(a)<0 注) f(x)は完全にゼロには一致しない
二分法(5) • 注意点 • 解が二つ以上存在する場合は、区間[a,b]の与え方によって答えは異なる • 区間[a,b]に解が偶数個存在するときは解を求めることはできない