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東日本大震災からの復興と 再生可能エネルギーの構築. 仙台市副市長 藤本 章. 東日本大震災による被害. 東日本大震災の概要 (仙台市内分). 概要 地震 : 平成 23 年 3 月 11 日 14:46 ごろ マグニチュード 9.0 市内最大震度 6 強 津波 : 同日 14:49 大津波警報発令 津波の高さ 推定 7.2 m(仙台港) 人的被害 ( 平成 24 年 5 月 31 日現在 ) 死者 863 名
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東日本大震災からの復興と再生可能エネルギーの構築東日本大震災からの復興と再生可能エネルギーの構築 仙台市副市長 藤本 章
東日本大震災の概要 (仙台市内分) • 概要 地震 : 平成23年3月11日 14:46ごろ マグニチュード9.0 市内最大震度6強 津波 : 同日14:49 大津波警報発令 津波の高さ 推定7.2m(仙台港) • 人的被害 (平成24年5月31日現在) 死者 863名 行方不明者 31名 負傷者 2,269名 • 建物被害 (平成24年5月27日現在) 全壊 29,817棟 大規模半壊 26,651棟 半壊 81,192棟 一部損壊 115,571棟 (津波浸水地域:国土地理院HPより)
直接被害及び被害推計額 被害推計額約1兆3,684億円 農林水産業関係 【約729億円】 農地への海水浸水 約1,800ha その他公共施設 【約1,452億円】 交通インフラなど 商工業関係 【約2,147億円】 仙台港周辺を中心に大きな被害 住家・宅地 【約6,086億円】 津波の浸水世帯 8,110世帯 市有施設関係 【約3,270億円】 浄化センター・ガス港工場等に壊滅的被害 (1月29日現在)
間接被害 • 燃料不足等による市民生活への影響 • サプライチェーン途絶による生産活動停滞 • 原発事故による風評被害
政府の方針 • 2011年6月25日、東日本大震災復興構想会議が「復興への提言」を発表。 • 2012年2月10日、復興庁を設置。 • 復興の主な政策ツール • 復興特区制度 • 復興交付金 • 災害、環境問題といった世界共通の課題に対し、「課題解決先進国」として、新たな成長モデルを提示
仙台市震災復興計画 計画策定の目的 仙台市が市民とともに東日本大震災からの復旧・復興に向けて取り組むべき施策を体系的に定め、計画的に推進していくことにより、一日も早い復興を達成すること。 計画の位置づけ 計画期間
仙台市の目指す復興の姿 被災された方々の 生活再建 「新次元の防災・環境都市」 しなやかでより強靭な都市の構築 ①減災を基本とする 防災の再構築 ②エネルギー課題等 への対応 ③自助と支え合い、協働による復興 ④東北復興の力となる経済・都市活力の 創造 復興に向けた4つの方向性
復興を牽引する10のプロジェクト 「津波から命を守る」 津波防災・住まい再建プロジェクト 「教訓を未来に生かす」 防災・仙台モデル構築プロジェクト 「安全な住まいの土台をつくる」 市街地宅地再建プロジェクト 「持続的なエネルギー供給を可能にする」 省エネ・新エネプロジェクト 「一人ひとりの暮らしを支える」 生活復興プロジェクト 「都市活力や暮らしの質を高める」 仙台経済発展プロジェクト 「力強く農業を再生する」 農と食のフロンティアプロジェクト 「都市の魅力と復興の姿を発信する」 交流促進プロジェクト 「美しい海辺を復元する」 海辺の交流再生プロジェクト 「震災の記憶を後世に伝える」 震災メモリアルプロジェクト
省エネ・新エネプロジェクト • 賢く使う • 省エネのさらなる推進や非常時にも対応できるエネルギーシステムの導入 • ・エコモデルタウン • 生み出す • 再生可能エネルギー・次世代エネルギーの生産 • ・藻類バイオマス • ・メガソーラー • 開発する • 再生可能エネルギーの研究・開発及び実証の促進 • ・太陽光発電 等
エコモデルタウンプロジェクト 田子西地区 • 事業概要 • 新市街地形成が予定される地区において、特定のエネルギーに過度に依存せず、かつエネルギー効率の高い都市を目指すとともに、非常時にも安心な都市づくりを推進 • 効果と方向性 • 非常時でも一定の電力を確保できる地域システムの構築 • 地元企業等の参画を支援 荒井東地区
田子西地区のエコモデルタウン • 枠組み • 総事業費約24億円(国費補助) • 現在、実施事業主体を選定中。民間主導で事業を推進 • 取組内容 • 復興公営住宅等のエネルギー供給のベストミックスや建物間の電力融通など • 電力需給状況の可視化 • 災害発生時にも持続的にエネルギー供給が可能な仕組みを構築
石油を生み出す藻類の発見 • 筑波大の研究チームが従来より10倍以上も油の生産能力が高い藻類を発見。 • 国内の耕作放棄地などを利用して生産施設を約2万ヘクタールにすれば、日本の石油輸入量に匹敵する生産量になる。 • この藻類は水中の有機物を吸収して増殖するため、生活排水などを浄化しながら油を生産する。 (2010年12月14日 朝日新聞(夕刊)抜粋) オーランチオキトリウム
藻類バイオマスプロジェクト • 事業概要 • 浄化センターの下水や汚泥焼却の際に出る排熱・排水を利用した藻類バイオマスに取り組む • 抽出したオイルを浄化センターで使用する循環システムを構築 • 効果と方向性 • 仙台のみならず、被災地、そして全国へ展開可能な「仙台モデル」の構築 • エネルギー問題の解決と震災復興に貢献するとともに、その成果を世界に発信 仙台駅 南蒲生浄化センター
太陽光発電の促進 • 事業概要 • 大規模太陽光発電事業等を誘致、地域への電力供給を検討 • 新しい太陽光発電パネルやシステムを製造・販売する企業の支援等を通じ、研究・開発拠点づくりを推進 • 効果と方向性 • 特定のエネルギーに頼らない多様なエネルギー源の確保 • 大学等が集積する本市の特長を生かし、次世代エネルギーの実証研究都市として世界に発信 高い発電効率を誇る集光型太陽光発電システム
復興、そして未来へ 再生可能エネルギーを活用した「新次元の環境・防災都市」を実現し、東北の復興と持続可能な社会の構築に取り組みます。
絆 Kizuna ありがとう Merci 世界中の皆様からのご支援に対し、心より感謝申し上げます。