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ファジィ理論を用いた子供の帰宅時間及び現在地の評価. 法政大学 情報科学部ディジタルメディア学科 藤田昂士 takashi.fujita.hd@hosei.ac.jp. 背景 (1). 子供を狙った犯罪 13 歳未満を対象とした事件が多い 発生時間は午後2時~6時が多い 夫婦共働きの世帯 どの世代も半数を超えている. 背景 ( 2 ). キッズケータイ( GPS 付き携帯) 相手がどこにいるか確認できる 防犯ブザー ココセコム 相手がどこにいるか確認できる セコムが子供の安全確保をサポート. 本研究の目的と特徴.
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ファジィ理論を用いた子供の帰宅時間及び現在地の評価ファジィ理論を用いた子供の帰宅時間及び現在地の評価 法政大学 情報科学部ディジタルメディア学科 藤田昂士 takashi.fujita.hd@hosei.ac.jp
背景(1) • 子供を狙った犯罪 • 13歳未満を対象とした事件が多い • 発生時間は午後2時~6時が多い • 夫婦共働きの世帯 • どの世代も半数を超えている
背景(2) • キッズケータイ(GPS付き携帯) • 相手がどこにいるか確認できる • 防犯ブザー • ココセコム • 相手がどこにいるか確認できる • セコムが子供の安全確保をサポート
本研究の目的と特徴 • 過去に遊んでいた場所、時間などを考慮し、そこから帰宅時間の推測 • 子供の位置をトレースする代わりに、より安価な方法、で子供の位置を知ることができる
ファジィ Fuzzy 数値 Number ファジィ化 Fuzzification ファジィ集合 Fuzzy Set 非ファジィ化 Defuzzication 数値 Number システム構成 ルールベース Rulebase 曜日 DB 時間、場所 帰宅予想時間
推論方法 ① ルールの決定 前件部 後件部 • ① 曜日 isBG AND 場所 isBG THEN 帰宅時間 BG • ② 曜日 isMD AND 場所 isMD THEN 帰宅時間 MD • ③ 曜日 isSM AND 場所 isSM THEN 帰宅時間 SM ※(BG=BIG )= LATE (MD=MIDDLE) = NORMAL (SM=SMALL) = EARLY とする ② 各ルールの前件部毎のグレードを求める ③ ②で求めたもののAND演算(Min)を求める ④ ③の結果を統合し、規則全体の推論結果とする ⑤ ④の結果の重心を計算する
例題 例)FuzzySet・・・ BG=18,SM=14 曜日.BIG= 17 場所.BIG= 14 曜日.MIDDLE= 15.5 場所.MIDDLE= 16 曜日.SMALL= 14 場所.SMALL= 15 曜日.BIG= 0.6 場所.BIG= 0.6 曜日.MIDDLE= 0.75 場所.MIDDLE= 0.8 曜日.SMALL= 1 場所.SMALL= 0.2 AND演算(Min) 曜日.BIG= 0.6 場所.BIG= 0.6 =0.6 曜日.MIDDLE= 0.75 場所.MIDDLE= 0.8 =0.75 曜日.SMALL= 1 場所.SMALL= 0.2 =0.2
解説図 BIG MIDDLE SMALL 統合した結果が右図のようになる。 ここから 重心を求める式= に代入し、推論結果を得る。 SM =14 BG =18 重心=16.8099
実行結果 DBからの読み込み DBより今日の曜日のデータのみ得る ファジィ演算部 推論結果
結論 • おおまかな帰宅時間の推論ができた • 明らかな時間の遅れ、などが1つあると、推論結果が大幅に変わってしまう
今後の課題 • 明らかな時間の遅れ、などが1つあると、推論結果が大幅に変わってしまう • ルールを厳しくし、より推論を正確にする • センサー認識により、子供の入退室を管理しそれと連動させる