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薬剤併用による副作用の判定システム に関する研究. 大阪工業大学 情報科学部 情報システム学科 B02-017 岩切 広賢. 1.背景. 現代の薬の種類 病院で処方される薬(医薬品)は約 1 万 2700 種 一般に薬局で買う薬(大衆薬)は約 1 万 5000 種 (2004年調査結果) ユーザは薬の情報を知る方法 インターネットの情報検索. 薬名、含まれる成分名、成分量、用法用量、効能、副作用、製薬会社名 etc. 2.問題点. 薬の併用による副作用がわからない 副作用を病院へ問い合わせるのは煩わしい 副作用判断に時間がかかる. 3.解決策.
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薬剤併用による副作用の判定システム に関する研究薬剤併用による副作用の判定システム に関する研究 大阪工業大学 情報科学部 情報システム学科 B02-017 岩切 広賢
1.背景 • 現代の薬の種類 • 病院で処方される薬(医薬品)は約1万2700種 • 一般に薬局で買う薬(大衆薬)は約1万5000種 (2004年調査結果) • ユーザは薬の情報を知る方法 • インターネットの情報検索 薬名、含まれる成分名、成分量、用法用量、効能、副作用、製薬会社名 etc
2.問題点 • 薬の併用による副作用がわからない • 副作用を病院へ問い合わせるのは煩わしい • 副作用判断に時間がかかる
3.解決策 • 病院に副作用を問いあわせる手間を省き、短い時間で薬の併用による副作用がわかるシステムの開発
4.薬の併用方法 • 医薬品同士の併用 • 効き目も副作用も強いため、必ず医師の指示に従わなければならない • 大衆薬同士の併用 • 比較的安全性が高く作用は弱いため副作用も微弱である • 医薬品と大衆薬の併用 • 医師の指示に従わなければならないが、自己判断で併用する人がほとんどである
入力 薬情報DB 医薬品名 錠数 副作用 格納DB (医薬品) 規定 DB 副作用 格納DB (食物) 副作用表示 副作用表示 副作用表示 大衆薬名 5.システム全体図 成分の組合せによる判定 成分量と規定分量による判定 医薬品と食物による判定
6.機能説明 • 成分間副作用判定機能 • 医薬品と大衆薬の成分の組み合わせによって起こる副作用の判定 • 成分量副作用判定機能 • 薬に含まれる各成分量の和が規定分量を超えた場合に起こる副作用の判定 • 食物副作用判定機能 • 医薬品と食品の組み合わせによって起こる副作用の判定
成分の組合せによる判定 入力 薬情報DB 医薬品名 錠数 副作用 格納DB (医薬品) 規定 DB 副作用 格納DB (食物) 副作用表示 副作用表示 副作用表示 成分量と規定分量による判定 大衆薬名 医薬品と食物による判定 7.1 成分間副作用判定機能
薬情報DB 副作用 格納DB (医薬品) 7.2 DBの処理 医薬品 大衆薬 薬名 成分名 薬名 成分名 成分名 副作用を起こす成分名 副作用
成分の組合せによる判定 入力 薬情報DB 医薬品名 錠数 副作用 格納DB (医薬品) 規定 DB 副作用 格納DB (食物) 副作用表示 副作用表示 副作用表示 成分量と規定分量による判定 大衆薬名 医薬品と食物による判定 8.1 成分量副作用判定機能
薬情報DB 規定 DB 8.2 DBの処理 医薬品 大衆薬 薬名 成分名 成分量 薬名 成分名 成分量 成分名 規定分量 副作用 医薬品の成分量×錠+大衆薬の成分量 > 規定分量
成分の組合せによる判定 入力 薬情報DB 医薬品名 錠数 副作用 格納DB (医薬品) 規定 DB 副作用 格納DB (食物) 副作用表示 副作用表示 副作用表示 成分量と規定分量による判定 大衆薬名 医薬品と食物による判定 9.1 食物副作用判定機能
薬情報DB 副作用 格納DB (食物) 9.2 DBの処理 薬名 成分名 分量
10.評価 • 実験規模 • 薬情報DB‥‥‥‥‥‥‥医薬品 20種 大衆薬 20種 • 副作用格納DB(医薬品)‥副作用 20種 • 規定DB‥‥‥‥‥‥‥‥副作用 15種 • 副作用格納DB(食物)‥‥副作用120種 上記のDBから、3つの機能を持つ副作用判定システムの構築により、病院に副作用を問いあわせる手間を省き、副作用の有無を容易に判断することが実現できた。
11.今後の課題 • 副作用判定にかかる時間 • 副作用の表示方法