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ガレクチン ‐ 3のノックダウンによる ラット神経幹細胞の分化抑制. 物質・環境工学科 岩館研究室 E107603 大住 博. 神経細胞. グリア細胞. 神経幹細胞 (Neural Stem Cell) 神経系を構成する神経細胞やグリア細胞への分化能をもち、自己増幅できる細胞。. 自己複製. 神経幹細胞. 赤 : βⅢ 陽性細胞 ( 神経細胞 ) 緑 : GFAP 陽性細胞 ( グリア細胞 ) 青 : DAPI( 核 ). 赤 : nestin 陽性細胞 ( 神経幹細胞 ) 青 : DAPI (核). 神経幹細胞における分化過程.
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ガレクチン‐3のノックダウンによるラット神経幹細胞の分化抑制ガレクチン‐3のノックダウンによるラット神経幹細胞の分化抑制 物質・環境工学科 岩館研究室 E107603 大住 博
神経細胞 グリア細胞 神経幹細胞(Neural Stem Cell) 神経系を構成する神経細胞やグリア細胞への分化能をもち、自己増幅できる細胞。 自己複製 神経幹細胞 赤:βⅢ陽性細胞(神経細胞)緑:GFAP陽性細胞(グリア細胞)青:DAPI(核) 赤:nestin陽性細胞(神経幹細胞)青:DAPI(核) 神経幹細胞における分化過程
control 100 GFAP 陽性細胞 (グリア細胞) βIII 陽性細胞 80 (神経細胞) 60 分化率(%) 40 20 0 Control +Lactose +Lactose 青:DAPI (核) 赤:βⅢ 陽性細胞 (神経細胞) 緑:GFAP 陽性細胞 (グリア細胞) 神経幹細胞分化時におけるLactoseの影響
:ガレクチン :タンパク質 :糖鎖 :βガラクトシド マトリックス 細胞外 細胞 ガレクチンの構造 ガレクチン ガレクチンの機能
mRNA siRNA (small interfering RNA) RISC(RNA-induced silencing complex) 細胞 核 センス鎖 アンチセンス鎖 RNA干渉の原理
mRNA Lipofectamine2000 siRNA 二本鎖RNAとLipofectamine2000の複合体 核 RISC 細胞質 細胞膜 siRNAの導入方法
神経幹細胞 B-27 supplementを含むNeuroBasal培養液 2×105個 1×106個 複合体 siRNA + Lipofectamine 2000 RNA抽出 逆転写 LAMP 法 免疫染色 siRNAの導入効率の実験方法
35% 11% LAMP法による発現結果
Control siRNA G3-4 青:DAPI (核) 赤:βⅢ陽性細胞 (神経細胞) 緑:GFAP陽性細胞 (グリア細胞) 免疫染色
発現性を 抑えられた NSCをグリア細胞に特異的に分化させる 他のガレクチン もしくは2つ以上のガレクチン • RNA干渉を行った神経幹細胞はLAMP法により発現性を抑えられたことが確認できた。 • NSCをグリア細胞に特異的に分化させるという新しい現象が得られ、中枢神経系への分化過程におけるガレクチン‐3の機能解明に重要な情報が得られたと思われる。 • 神経細胞に特異的に分化させるためには他のガレクチンもしくは2つ以上のガレクチンが関係していると思われる。 結論
神経細胞 グリア細胞 神経幹細胞 ガレクチンファミリー
control + 0.1M lactose 青:DAPI (核) 赤:βⅢ陽性細胞 (神経細胞) 緑:GFAP陽性細胞 (グリア細胞) 神経幹細胞分化過程におけるlactoseの影響 (7day)
① ② ③ ④ ①分子量マーカー ②actin ③lipofectamine only ④lipofectamine +100nMsiRNAG3-4 bp bp 1353 1078 872 603 418 434 310 281 234 194 siRNAの確認結果
Lipofectamine+scramble siRNA lipofectamine+siRNA G3-4 赤:nestin(神経幹細胞) 緑:GFAP(グリア細胞) 青:DAPI(核) 赤:βⅢ(神経細胞) 緑:GFAP(グリア細胞) 青:DAPI(核) 免疫染色