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MRI 座標系と DICOM データ. 2012/02/04 松田圭司. MRI 計測座標系. PS3.3-2001翻訳 医療におけるデジタル画像と通信(DICOM)巻3:情報オブジェクト定義 PDF x軸は患者の左手側へ増加する。y軸は患者の背面側に増加する。z軸は患者の頭に向って増加 する( 169p) 画像位置 (0020,0032), 画像方向 (0020,0037). Pixel-MRI 座標系対応. 左上 (0020,0032) (R L) - 60.0[mm] (A P) -80.0[mm] (I S ) -35.0[mm]. X方向
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MRI座標系とDICOMデータ 2012/02/04 松田圭司
MRI計測座標系 • PS3.3-2001翻訳 医療におけるデジタル画像と通信(DICOM)巻3:情報オブジェクト定義PDF • x軸は患者の左手側へ増加する。y軸は患者の背面側に増加する。z軸は患者の頭に向って増加する(169p) • 画像位置(0020,0032),画像方向(0020,0037)
Pixel-MRI座標系対応 左上(0020,0032) (RL) -60.0[mm] (AP) -80.0[mm] (IS) -35.0[mm] X方向 方向余弦(0020,0037)前半3個 (RL) 1.00 (AP) 0.00 (IS) 0.00 Y方向 方向余弦(0020,0037)後半3個 (RL) 0.00 (AP) 1.00 (IS) 0.00
Z方向 方向余弦 Z方向方向余弦 画像1枚目左上(0020,0037) 画像n(n!=1)枚目左上(0020,0037) の差を正規化する。 (RL) 0.00 (AP) 0.00 (IS) 1.00 正規化は各値を、 スライス間隔(0018,0088)*(n-1) で割る。
方向余弦と鏡像変換 • 方向余弦から3x3の行列を作成し、その行列式(determinant)を求める。 • 行列式が負となる場合は、鏡像変換を行っていることになる。 • その場合は、画像の重ね順を反転する。
鏡像変換と変換行列 • 画像の重ね順を変更した場合は、以下の行列を使用する。
座標変換まとめ 前出の変換行列 LPS座標系 Pixel座標系 あらかじめわかる 表示座標系(サルはLIP) 合成して逆行列を求める Pixel<->LPS座標系の変換が鏡像変換を含む場合は、スタック方向を変更(例:S->IをI->Sの順番で読み込む)。 変換行列の行列式の符号で判断する。
表示座標系 • ヒト(RPI) • サル(LIP) X:(R->L) Y:(S->I)
PixelとLPS座標変換 Pixel->LPS変換行列 vsは、voxelの幅(=高、=奥行) Lefttop_(L,P,S)は、(0020,0037)の値。 Delterminant>0の場合は、1枚目。 Determinant<0の場合は、最後。 上記の4x4の逆行列を求めて、Xlps,Ylps,Zlpsに(0,0,0)を代入すると、 ピクセル空間における原点を求めることができる。