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QVC-ASIC

QVC-ASIC. 2007April10 佐野. 復習. デジタルコントロール部. 電流積分器. 目的 機能 問題点. 目的. ILC の EM カロリメータで MPPC の読み出し回路として使用したい 動作周波数は数 MHz あれば十分. 汎用 Deadtimeless 電流積分器として使用可能 時間測定機能をつければ汎用ガスチェンバー用 ASIC としても使用可能. 機能. 検出器. 積分モード. ホールドモード. A )電流積分器は3モード  (1周期)を繰り返す B) フェーズを 1/3 周期づ  つずらして3つの電流 

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Presentation Transcript


  1. QVC-ASIC 2007April10佐野

  2. 復習 デジタルコントロール部 電流積分器 • 目的 • 機能 • 問題点

  3. 目的 ILCのEMカロリメータで MPPCの読み出し回路として使用したい 動作周波数は数MHzあれば十分 汎用Deadtimeless電流積分器として使用可能 時間測定機能をつければ汎用ガスチェンバー用ASICとしても使用可能

  4. 機能 検出器 積分モード ホールドモード A)電流積分器は3モード  (1周期)を繰り返す B)フェーズを1/3周期づ  つずらして3つの電流   積分器を動作させる。 恒にどれかひとつのQVC が動作している(Deadtimeless) リセットモード

  5. 積分 出力 RST 同期クロック 入力電流信号 出力 QVC2:積分 QVC1:積分 QVC1:出力 QVC2:出力

  6. 問題点 コモンモードシフト 環境によって測定誤差が大きく変化する (10~500mV) オフセット電圧ばらつき セル毎にオフセット電圧に違いがある(>~100mV)

  7. QVC2006 • 修正点1 • コモンモードシフトが大きい電源、GNDの外来雑音が関係していると推察バイアス回路のローパスフィルター周りのレイアウト変更、それ以外の容量についても電源、GNDからの分離を行った(原因を特定するためTEGを数種用意) • 修正点2 • オフセット電圧ばらつき  デジタル-to-アナログクロストークを最少にするため積分容量をGND、電源から分離  トランジスタマッチングを考えたレイアウト(特にコモンモードフィードバック及びペアトランジスタに関して)

  8. 性能評価 • コモンモードシフト • オフセット電圧の違い • セル毎のゲイン、ダイナミックレンジの違い • 入力信号のタイミング変化による2セル間での出力信号の移り変わり

  9. コモンモードシフト 前回の測定ではコモンモードシフトは10~500mV 今回の測定では0.2~0.5mVに収まった コモンモードシフトがなくなった TEGを比較したところバイアス回路のフィルターが原因であった

  10. 36mV ① ② ③ オフセット電圧の違い ②と③はレイアウトの際トランジスタのマッチングに気をつかったが ①のレイアウトはその他と異なっている

  11. セル毎のゲイン、ダイナミックレンジ • ゲイン・・・ 0.5%以内で一致 Cell1 Cell2 Cell3 G1 = 2.337 G2 = 2.335 G3 = 2.327

  12. セル毎のゲイン、ダイナミックレンジ • ダイナミックレンジ Cell1 Cell2 Cell3 どのセルも –1.0~1.0pCである

  13. 2セル間での出力信号の移り変わり クロックに対し入力パルスの     タイミングを変えて積分出力を観測 積分 出力 このフェーズにしか   入力信号は入っていない 2つのフェーズにまたがって 入力信号が入っている このフェーズにしか   入力信号は入っていない Cell1⇒2、Cell2⇒3、Cell3⇒1の全てについて変化を測定

  14. 2セル間での出力信号の移り変わり Cell1⇒Cell2 Cell2⇒Cell3 Cell3⇒Cell1

  15. まとめと予定 • コモンモードシフトなくなった • オフセット電圧20mV未満(トランジスタばらつきで想定できる範囲) • 今後 試験に関して • 更にサンプル数を増やしチップばらつきを確認 • デジタル信号間のタイミングを変化させ、デジタルアナログクロストークの影響を調査する • MPPCとの接続試験 新規デザインに関して • 広ダイナミックレンジ化 • 多チャンネル化 • コモンモード帰還回路のスイッチとキャパシタ回路化

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