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ユビキタス・ネットワーク -Ubiquitous Network-. 知的システムデザイン研究室 ○輪湖 純也 吉田 武史. Ubiquitous Network. ・いつでも ・どこでも ・何からでも. What ’ s Ubiquitous Network ?. すべてのデバイスが ネットワークにつながる. 時代. リアルワールド(現実世界)指向へ 現実世界に浸透し,人間の活動を支援しよう. Virtual Reality. Ubiquitous Network.
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ユビキタス・ネットワーク-Ubiquitous Network- 知的システムデザイン研究室 ○輪湖 純也 吉田 武史
Ubiquitous Network ・いつでも ・どこでも ・何からでも What’s Ubiquitous Network? すべてのデバイスがネットワークにつながる 時代
リアルワールド(現実世界)指向へ 現実世界に浸透し,人間の活動を支援しよう VirtualReality UbiquitousNetwork Ubiquitous Network が生まれた背景 「所有」から「利用」へ システムを「所有」→ サービスを「利用」する形態 機器の上で提供されるサービスが重要
携帯電話の広範な普及 スマートフォンの機能の拡大 インターネットの利用 - e-mail,web閲覧 各種アプリケーションソフトの利用 - Javaアプレットのダウンロード ユビキタス環境を実現する携帯電話 Ubiquitous環境を最初に 実現する機器は携帯電話
クレジットカード会社 カード情報は暗号化して送信 赤外線通信(IrFM) UIMカード 従来のクレジット決済 ネットワークを利用 POS端末 電子財布としての携帯電話 KDDI,JCBなど5社 携帯電話に「財布」として新たな「価値」が加わる
VoiceXML Motorola,IBM など - VoiceXML Forum XMLの標準規約の一部 音声サービス + データサービス 「声」で Internet にアクセスできる- ex. 天気案内,チケット予約,ニュース,株価案内など 京都市 午前11時京都市の天気は快晴です.
VoiceXMLの仕組み Ex.天気案内
<vxml> <form id="weather_info"> <block>天気情報サービスにようこそ.</block> <field name="city"> <prompt>何市ですか?</prompt> <grammar src="city.gram" type="application/x-jsgf"/> <block> <submit next="/servlet/weather" namelist="city"> </block> </form> </vxml> VoiceXMLの利用例 コンピュータの音声 ユーザの声のデータを埋め込む Web Serverにデータを渡す
Ubiquitous Network を構成する枠組み ・機器を持ち歩く ・いたるところに情報機器が設置・どこから利用しても 同じデータにアクセスできる環境 拡張現実感 ・センサーを あらかじめ様々な場所に埋め込む, または自らが持つ ・衣服のように 身に付けられるコンピュータ
NON-Mobile Ubiquitousの実現例 X-Window System- ネットワーク透過性どこから利用しても同じデータにアクセスできる 画面環境も同様の使用感で利用できる 情報家電,マルチメディアキオスクなどでも同様の環境の普及が期待される
最新の研究事例 いたるところに設置されたタグで情報提供 - Sony CSL CCDカメラでカラーコードをSenseカラーコードを認識メッセージを生成HMDに重ね合わせ
Ubiquitous Network進展のシナリオ 「誰もが」ITの恩恵を受けられる時代になる
Virtual RealityとUbiquitous Networkの違い Virtual Reality : 現実世界をコンピュータの中で仮想的に再現 Ubiquitous Network : コンピュータを利用して現実世界を支援
リアルワールド指向へ ex.e-Commerceでは, オンライン取引 + 現実世界の店舗 成功するビジネスモデル RealなCommunicationへの欲求 - Chat などで知り合った人々は, オフラインで会うことを繰り返す
「所有」から「利用」へ ex.ASP(Application Service Provider)
Augmented Realityの例 Ex.ITS(高度道路交通システム)- 走行支援道路システム
ユビキタス環境では, マウスに変わって「指」を使う –MIT Media Lab. ①Sense ②Judge ③Act 最新の研究事例2
Ubiquitous ComputingとUbiquitous Networkの違い Ubiquitous:いたるところに存在する,遍在する Ubiquitous Computing:文字のように無意識に使いこなせる, 使いやすいコンピュータ Ubiquitous Network:さまざまな機器がネットワークに接続され, いたるところからサービスを受けられる Ubiquitous Network は Ubiquitous Computing を含んでいる.
MobileとUbiquitous何が違うか? ・Ubiquitousという言葉が提唱されたとき, 「Mobile Computing」と「Ubiquitous Computing」 は異なるものとして扱われていた. ・携帯電話の ①広範な普及 ②スマートフォンの機能の高度化 により,携帯電話がUbiquitous環境を担える可能性がある. 「Ubiquitous(遍在)」と「Mobile(移動)」 の境界はなくなりつつある. ・ただ,これは初期のユビキタス環境における話で, 将来的には,ユビキタスは利用型へシフトするものと考えられる.
Ubiquitous環境実現のための課題 プロトコルの標準化- 機器と機器の間の通信が重要 セキュリティの確保-個人情報の漏洩を防ぐ サービスの拡充が必要
すべての人にITの恩恵を インターネットにつながるポット - 象印 離れて暮らす家族の安否をポットで確認お年寄りは意識せずにITの恩恵を受けられる i-pot
「所有」型ユビキタス Ubiquitous Networkの進展シナリオ 「利用」型ユビキタス 「利用」型ユビキタスが実現すると, 自分で機器を所有する必要がないサービスに対して利用料を払う 「誰もが」ITの恩恵を受けられる時代になる