情報演習～データ構造：配列～

情報演習～データ構造：配列～ 2011年1月11日笠井俊信

演習問題1 問題：　直角三角形の辺の長さの組み合わせを全て示せ． 3辺は全て整数値．最大辺の上限を入力． A C A2=B2+C2 B 最大値の上限は？　１０ ABC 　５　　４　　３１０　　８　　６

演習問題1（Cプログラム） #include <stdio.h> void main(void) { int a, b, c, n; scanf(”%d”, &n); for(a=1;a<=n;a++) for(b=1;b<=a;b++) for(c=1;c<=b;c++) if(a*a==b*b+c*c) printf(“%d %d %d”,a,b,c); } • 最大値を入力　ー＞　n • 変数を宣言　a, b, c：　整数型 • aを1からnまで繰り返す • bを1からaまで繰り返す • cを1からbまで繰り返す • a2=b2+c2ならば • a, b, c の値を出力

新しいデータ型 • 今までのデータ型 • int a; ・・・整数型の変数1つを宣言 • 今日の新しいデータ型 • int a[5]; ・・・整数型の変数5個の配列を宣言 • int a[] = {1,2,3,4,5}; 変数の宣言と初期化 • 配列の参照の仕方（） • 1番目のデータ → a[0] • 最後のデータ → a[4]

演習問題１（復習） 問題： 2つの数を入力し，その大きい方を出力する．アルゴリズムを示せ（日本語で） ※２つの数値を配列に格納せよ • 2つの数値を入力(A,B)する • （条件分岐）：大きい方を求める • もしAがBよりも大きいならば，Aを出力． • そうでないなら，Bを出力．

Cプログラムの例１ #include <stdio.h> void main(void) { int a[2]; scanf(“%d”, &a[0]); scanf(“%d”, &a[1]); if(a[0]>a[1]){ printf(“%d\n”, a[0]); } else{ printf(“%d\n”, a[1]); } } • 2つの数値を入力(A,B)する • （条件分岐）：大きい方を求める • もしAがBよりも大きいならば，Aを出力． • そうでないなら，Bを出力．

演習問題２（復習） 問題：　整数データを１０個入力していき，合計と平均（整数値）を求めて表示する手順を示せ． ※１０個のデータは配列に格納せよ • カウンタと変数SUMの値を０に設定 • （繰り返し）カウンタの値が１０未満である限り • 数値を入力する（配列のカウンタ番目に） • 入力された数値をSUMに加算 • カウンタの値を1だけ増やす • 合計値（SUM）を出力 • 平均値（SUM/10）を出力

演習問題２（Cプログラム） #include <stdio.h> void main(void) { int dat[10], sum, i; sum=0; for (i=0;i<10;i++){ scanf("%d", &dat[i]); sum = sum + dat[i]; } printf("合計 = %d\n", sum); printf("平均 = %d\n", sum/i); } • カウンタと変数SUMの値を０に設定 • （繰り返し）カウンタの値が１０未満である限り • 数値を入力する • 入力された数値をSUMに加算 • カウンタの値を1だけ増やす • 合計値（SUM）を出力 • 平均値（SUM/10）を出力

情報演習 ～データ構造：配列～