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Cygwin の IPC サービスデーモン. Cygwin の IPC サービスデーモン( Cygserver )の機能 Cygserver のサービス Cygserver の操作オプション Cygserver サービスの利用方法 Cygserver サービスの初期設定 Cygwin アプリケーションでの、 Cygserver サービスの利用方法 Cygserver を、常時のサービスとして登録 Cygserver のサービス登録の確認 Cygserver を、ローカルに起動.
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CygwinのIPCサービスデーモン • CygwinのIPCサービスデーモン(Cygserver )の機能 • Cygserverのサービス • Cygserverの操作オプション • Cygserverサービスの利用方法 • Cygserverサービスの初期設定 • Cygwinアプリケーションでの、Cygserverサービスの利用方法 • Cygserverを、常時のサービスとして登録 • Cygserverのサービス登録の確認 • Cygserverを、ローカルに起動
cygserverとは、Cygwin において、常駐することで cygwin*.dll ( Cygwin のLinux仮想マシンカーネル)だけでは提供できない機能を、WindowsのOS機能を借りて提供するプログラムである。 Cygserverの役割 Cygserver は、 IPCサービスを典型的な応用として支援するCygwin固有のデーモン。 Cygserver はセキュリティの調停や、他の Cygwin アプリケーションが実行されていなくとも持続しなければならないような Cygwin アプリケーションを支援。 以前はcygipcがIPC 機能を担っていたが、 cygwin 1.5.7 (2004.01.31 cygwin-1.5.7-1) 以後はCygwinのパッケージは cygserverを使うよう変更されつつある。 Cygserverの機能
Cygserver は、現在、SystemV IPC (Shared memory, Semaphore, Message passing)を提供している。 現在のところ、以下のサービスが実装されている。 XSI IPC メッセージキュー XSI IPC セマフォ XSI IPC 共有メモリ Cygwinの利用者が、 SystemV IPC (Shared memory, Semaphore, Message passing) を使ったプログラムを実行する場合は、CygserverによるIPCサービスデーモンを起動することが不可欠である。 Cygserverのサービス
初めて Cygserver を実行する場合: まず /usr/bin/cygserver-configスクリプトを実行する。 このスクリプトはデフォルトの設定ファイルを作成する。 サービスの起動 常時Cygserver を NT のサービスとして起動することができる。 必要に応じてログイン後にローカルにCygserver を起動する場合: /usr/sbin/cygserver & Cygserverサービスの利用方法
Cygwin アプリケーションが Cygserver が提供するサービスを利用するには、環境変数 CYGWIN に文字列「server」が含まれていなければならない。 環境変数 CYGWINの設定は、アプリケーションを起動する前に行う必要がある。 最も簡単な方法: 環境変数 CYGWIN を Windows のシステム環境変数として設定し、マシンをリブートする。 システム環境変数として設定したくない場合: /cygwin.bat ファイルで環境変数を設定する。 set CYGWIN=server ログイン後にローカルに設定する場合: export CYGWIN=server Cygwinアプリケーションでの、Cygserver サービスの利用方法
serverの設定が必要です Cygserverを、常時のサービスとして登録 • Cygserver を動作させるのに必要な環境変数 (システム環境変数) を設定し、Windows をリブートする。 • リブート後に環境変数が正しく設定されているか確認する。
Cygserverのサービス登録の確認 • [設定]-[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス] から、Cygserver が登録されたことを確認する。