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化粧品業界における流通   ~IT活用と新興勢力チャネル~

化粧品業界における流通   ~IT活用と新興勢力チャネル~. 10051455  横山 裕子 1.化粧品業界の現状 2.ITのおける流通プロセスの効率化 3.インターネットの活用 4.新興勢力チャネル 5.まとめ. 1章 化粧品の現状. 化粧品の総出荷金額は    対前年度比の3.6減 約1兆4230億 総出荷数量は     対前年度比の2.8増. 各メーカーが商品単価を大きく下げなくてはならない状況化にある. 1章 化粧品業界の現状. 化粧品の4つの区分 ①制度品 ②一般品 ③無店舗販売品 ④業務品. 自社の商品と 流通チャネルの

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Presentation Transcript


  1. 化粧品業界における流通  ~IT活用と新興勢力チャネル~化粧品業界における流通  ~IT活用と新興勢力チャネル~ 10051455 横山 裕子 1.化粧品業界の現状 2.ITのおける流通プロセスの効率化 3.インターネットの活用 4.新興勢力チャネル 5.まとめ

  2. 1章 化粧品の現状 • 化粧品の総出荷金額は    対前年度比の3.6減 約1兆4230億 • 総出荷数量は     対前年度比の2.8増 各メーカーが商品単価を大きく下げなくてはならない状況化にある

  3. 1章 化粧品業界の現状 化粧品の4つの区分 ①制度品 ②一般品 ③無店舗販売品 ④業務品 自社の商品と 流通チャネルの 多角化をしなくては ならない状況

  4. 1章 化粧品業界の現状 百貨店や専門化粧品店などの従来型            販売チャネルの伸び悩み 量販店やドラックストアが 伸びつつある 店舗数は減少 1店舗あたりの             売り場面積拡大     1997年の再販制度の全廃と消費者ニーズの拡大

  5. 1章 化粧品業界の現状    メーカー  販社 仕入れ           支社  検品           問屋  請求 流通プロセスは複雑で非効率的なため 販売機会の損失→販売経費の増大→商品が高くなる→価格競争を低下→売上低下

  6. 2章 一般品の流通プロセス改革 • EDI    取引の電子化 • プラネットが設立 <目的>メーカーと卸売各社が統一的な通信仕様に基づいて商談から決済にいたるまでの取引業務をオンラインで行うようにする 取引データの蓄積、配信、変換サービス

  7. 2章 一般品の流通プロセス改革 <問題点>  1.利用するための専用アプリケーション、端末のコストが高い  2.導入のさいに手間もかかる 普及利用率を高めることは困難

  8. 2章 一般品の流通プロセス改革 インターネットを通じたオンライン取引 PC、Webブラウザさえあれば取引先とのやりとりをオンラインで処理できる     →コストが格段に低い     →手間もかからない     →利用率を飛躍的に高められる

  9. 2章一般品の流通プロセス改革 • 現状 EDI向け用意された従来の発注専用端末からWeb受発注システムに切り替える まだまだ参加企業が足りないが インターネット普及高速化によっ てオンライン取引が可能な日も 近いと予想する

  10. 2章 制度品の流通プロセス改革 1999年前の現状 ①メーカー側から派遣された美容部員は自らの判断で商品を発注することができない   ②百貨店 納品代行センター 百貨店物流センター メーカー       合計4回もの検品処理 販売機会の損失 時間やコストの増大

  11. 2章 制度品の流通プロセス改革 • 対策 ①メーカー側で行った検品結果情報をネットワークを通じて流通側と共有する      検品は商品出荷時の一回のみ ②紙伝票の撤廃 ③化粧品発注の手続きの簡素化  メーカー販売員が発注をオンラインでする

  12. 2章 制度品の流通プロセス改革 • 成果 発注業務量   77.4%   発注から納品 検品業務量   50.3%   時間3~4日 納品関連処理  4.6%     1~2日 売掛照合処理量 38.3%    商品関連業務量 72.9%          販売員が接客に専念で き、タイムリーな商品提 供ができる

  13. 3章 インターネットの活用        ~通販~3章 インターネットの活用        ~通販~ ファンケル DHCが成功したわけ • ①薬事法景表法違反の虚偽              誇大な広告表現  • ②コンセプトが鋭いこと • ③中間マージンがいらない  • ④サンプル効果 宣伝効果           

  14. エスティーローダ   客層にそなえてリンクやバナー広告を貼り、期間限定の送料無料サービス実施                  P&G   カスタムメイドの化粧品のネット販売 3章  他のネット販売 大成功を収めている

  15. 3章 大手メイカーとネット販売 2000年9月   資生堂      ユーシア   コーセー     カルテ   インターネット通販用の新ブランドをたちあげる。(系列店の反発をさけるため)         まだ起動に乗らない

  16.   3章 大手メーカーの          ネット販売②  3章 大手メーカーの          ネット販売② • カネボウ     フレイア モニター募集(1万人) 日めくりアドバイス  会員サポート 商品購入   モニターがホームページにアクセスしたくなるような仕掛けを施し、販売店に誘い商品購入までつなげる事を目的にしたマーケティングを展開し成功させた。

  17. 3章 ネット販売のまとめ • 店舗販売の行っているメーカーの場合 店頭販売の反発を回避しながら、ユーザーがなんどもアクセスしたくなるようなプラスの要因が必要になってくるだろう。  また、今後ディスカウントサイトができたりますますインターネットチャネルは発展していくと考える。

  18. 3章 新しいネットチャネル  • アットコスメ(膨大な量の化粧品に関するコメント情報、一般消費者からの化粧品情報) <口コミ情報の良い点> ①細かい情報が自分のニーズどうりに得ることができるところ。 ②膨大な情報が手に入るところ ③メーカーからの情報だけではなく使用者の生の声がきけるところ ④コミュニケーションのレベルや方法も選ぶことができる。

  19. 3章 有力サイトから商品製造   様々な情報が集められ情報が蓄積    サイトへの信頼性が高まる    会員の声を聞いて商品を作成            成功  

  20. 3章 有力サイトの今後 • 無名なブランドでもユーザーにとって信頼性の高いサイトでヒットすれば人気商品に成長するパターンの確立 • 逆に消費者の声がサイト上で不評ならば大手メーカーでも人気商品から転落のおそれもある • 小売業者も有力サイトの情報から消費者のニーズを瞬間的に察しし、入荷を決めることで販売促進につながる可能性もある • 有力サイトとメーカーが組んで商品作成の新しい商品作成経路の確立

  21. 有力サイトの今後 化粧品の有力サイトは企業にとっても小売にとっても消費者にとっても有力な情報源になっていくだろう。 今後の新しいビジネスチャンスとしての広がりを見せるかもしれない

  22. 4章 新興勢力 ドラックストア • ドラックストアは化粧品の有力チャネルに成長 • (例)マツモトキヨシ    薬、日用雑貨の店 美容や健康商品を  集めた業態へと転換 この10年間で売上6倍!コクミンを抜き業界トップ     

  23.  4章 コンビニVSドラックストア    コンビニ <不利点> ①売り場面積が限られる ②品揃えには限界 <利点> ①DHCなどのコンビニでしか置いてない人気商品がある ②24時間どこにでもあるから便利   ドラックストア <不利点> ①9時には閉店 <利点> ①化粧品が豊富 ②低価格

  24. 4章 コンビニVSドラックストア • コンビニ今後の改善点 ①こまめに商品を入荷できるシステムから有力サイトや人気商品の仕入れを早くする ②お試しセット(ドルホモンリンクル)などの充実 • ドラックストアの今後の改善点 ①24時間のドラックストアの建設 ②ドラックストアオリジナル商品作成 ③広いスペースを使ったマッサージなどのサービス V.S

  25. 4章 ドラックストアの新しい流れ • 総合商社のドラックストア参入 • 百貨店+エステ並みのドラックストア進出    (エステの押し売りが嫌な人にとっての新しい化粧品+エステチャネルに変身する期待)

  26. 5章 まとめ • 化粧品業界においてもITは重要!!効率を大幅にあげる事も可能になるし、有力サイトなど新しいビジネスチャンスも広がっていく。また今後国内のボーダレス化が進む中、情報収集が大きな鍵となるし、激変していくだろう。

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