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培養試験の流れ ① 前培養 ↓ ② 前培養中のモニタリング ↓ ③ 分析検体の準備 ↓ ④ 本培養の準備 ↓ ⑤本培養中のモニタリング ↓ ⑥ 本培養の完了. 培養実験の流れ. 現在進行中. Fig2. NIES -512. Fig3. NIES -611. Fig1.NIES- 30. ④ 前培養時と同じ培地を準備し、 添加株の濃度を確認する。 培養庫の温度、光、明暗周期の設定を確認する。. ① N/P 比を 32 に設定した CT 培地を使用し、 培養株 3 種類(分譲先:国立環境研究所)を 植えつける。. 前培養 計数結果.
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培養試験の流れ ①前培養 ↓ ②前培養中のモニタリング ↓ ③分析検体の準備 ↓ ④本培養の準備 ↓ ⑤本培養中のモニタリング ↓ ⑥本培養の完了 培養実験の流れ 現在進行中 Fig2. NIES-512 Fig3. NIES-611 Fig1.NIES-30 ④前培養時と同じ培地を準備し、 添加株の濃度を確認する。 培養庫の温度、光、明暗周期の設定を確認する。 ①N/P比を32に設定したCT培地を使用し、 培養株3種類(分譲先:国立環境研究所)を 植えつける。 前培養 計数結果 ②落射蛍光顕微鏡を用いて細胞数のカウント 細胞数/ml=(細胞数/視野数)×面積計数÷ろ過量 ※少なくとも数百万細胞/mlまで増殖させる必要がある。 ⑤1日1回程度藻類が固まらないようにフラスコを振倒する。 また、株の増殖の様子を定期的な計数によって確認し、 増殖カーブを作成する。 ⑥計数によって増殖がとまっていることを確認し、 試料のろ過、分析試料の準備を行う。 ③前培養が終了した試料をろ過し、 光合成色素分析を実施する。 前培養 増殖カーブ 本培養 増殖カーブ 本培養 計数結果 培養条件の比較 NIES-611(赤色光) NIES-30(白色光) NIES-512(白色光) NIES-611(白色光) 背景・目的 全国のダム貯水池、自然湖沼で存在が確認されている藍藻Phormideium tenueは2-MIB(ジメチルイソボルネオール)によるカビ臭を発生させることが知られている。現在Phormidium tenueは誤同定によって複数種を含んでおり、緑株と茶株の存在が知られている。そこで、今回のプロジェクトではこれまでPhormidiumの代表的な株として、多くの研究で使用されてきた国立環境研究所の3種の株を用いて室内実験や野外観測を行い、Phormidiumのカビ臭発生の特性およびPhormidium自体の増殖についての分光特性を調べる。また、カビ臭の発生抑制の方法を理論的に確立することを目的とする。 <培養に用いる株> NIES-30:秋田産→Leptolyngbya sp.(緑株) NIES-512:名古屋産→Pseudanabaena galeata (緑株) NIES-611:琵琶湖産→ Pseudanabaena sp.(茶株) 培養実験 結果 Fig4.incubator Fig5. in incubator プロジェクトを進めるにあたって プロジェクトを進めるには、まず目的、内容を先生と相談しながら決定するところから始まる。そして予算にかかる費用を見積もり、実験費が十分であるかを検討した後に、WECの担当者の方と連絡を取りながら実験を進める。定期的な現状報告を行うことによって次の段階への実験内容や今後の予定のやり取り、ディスカッションを行っている。 前培養 分析結果 前培養ではNIES-30が最も早く本培養開始可能な細胞数に達した。(100万細胞/ml以上)本培養では、光条件の違いにより細胞の色が変化することが見て取れる。 今後の研究方針 本培養では細胞数の増殖スピードが遅く、仮定していた結果を得られなかった。このため、現在培養中のフラスコからまた新たな培地に分注し、同様に計測する。また、現行の光条件を変化させてみることによって、細胞の色に異変が現れるかなど調べる。