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情報処理. 第 12 回: Excel を用いた表計算 その2. July 4, 2014. 今日のテーマ. 情報モラルテスト Excel によるデータの統計処理 テストの得点分布 平均値の計算 標準偏差の計算 偏差値の計算. 新しいノートブックの作成. 第一回情報モラルテストの結果. 全 20 問, 1 問 5 点, 100 点満点. 0 点: 0 人 5 点: 0 人 10 点: 0 人 15 点: 0 人 20 点: 0 人 25 点: 0 人 30 点: 0 人. 35 点: 0 人 40 点: 0 人 45 点: 0 人
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情報処理 第12回:Excelを用いた表計算 その2 July 4, 2014
今日のテーマ • 情報モラルテスト • Excelによるデータの統計処理 • テストの得点分布 • 平均値の計算 • 標準偏差の計算 • 偏差値の計算
第一回情報モラルテストの結果 全20問,1問5点,100点満点 • 0点:0人 • 5点:0人 • 10点:0人 • 15点:0人 • 20点:0人 • 25点:0人 • 30点:0人 • 35点:0人 • 40点:0人 • 45点:0人 • 50点:2人 • 55点:3人 • 60点:1人 • 65点:6人 • 70点:7人 • 75点:5人 • 80点:3人 • 85点:2人 • 90点:1人 • 95点:1人 • 100点:0人
度数分布表の作成 ‘2’を入力してENTERキーを押せば, カーソルが一つ下のセルへ移動する.
度数分布表の棒グラフによる表示 マウス で選択
受験者数の計算 ‘SUM’は 和を取る関数 B23セル: ‘=SUM(B2:B22)’と入力
平均値の計算 (average) たとえばサイコロを10回振った時, 「6,2,3,1,2,3,3,6,5,1」 というように目が出た場合
点数と度数の積の計算 C12セル: ‘=A12*B12’と入力
点数と度数の積の計算(つづき) C12セルの上で 右クリック 他の項も同様にコピーアンドペーストする 一つ下のC13セルの 上で右クリック
点数と度数の積の計算(つづき) 例えばC17セルをダブルクリックして, 正しく’=A17*B17’となっていることを確認
セル間の演算記号 • 足し算:A1+B1 • 引き算:A1-B1 • かけ算:A1*B1 • 割り算:A1/B1 • 和をとる:SUM(A1,B1,C1);SUM(A1:A20) • 平方根:SQRT(A1) • べき乗:A1^2 • 最大値:MAX(A1,B1,C1);MAX(A1:A20) • 最小値:MIN(A1,B1,C1);MIN(A1:A20) • 数学と同様,適宜丸カッコ()は用いてもよい 他にも多くの 関数がある
平均点の計算 合計を計算: C23セル, ‘=SUM(C2:C22)’ 2175
平均点の計算(つづき) 平均値を計算: B25セル, ‘=C23/B23’
標準偏差とは (standard deviation) • 統計母集団の,平均値からの散らばりの様子を表す. • 標準偏差が小さい集団は,平均値の付近に分布 • 標準偏差が大きい集団は,平均値から離れて広く分布 • すべて平均値である母集団では,標準偏差はゼロ 標準偏差が 小さい母集団 標準偏差が 大きい母集団
標準偏差の計算 平均値 標本の数 先のサイコロの例では… 1.78
標準偏差の計算 平均値との差の二乗を計算: D12セル,‘=B12*(A12-B25)^2’
標準偏差の計算(つづき) 他の項はコピーアンド ペーストで埋めればよいが… 普通にD12セルをコピーして D13セルに貼り付けると… ずれている!!
相対参照と絶対参照 • 通常,A5のようにセルを指定した場合,下のセルに • コピーアンドペーストすると,A6のようにセル番号を • ずらす仕様になっている(相対参照). • しかし,そのシートで絶対唯一の値を指定する • 場合など,コピーアンドペーストしてもずれない • 指定をしたい(絶対参照). • 絶対参照する場合は,$A$5のように列や行の前に • ’$’マークをつける.$A5とした場合は,列方向には • 相対参照,行方向には絶対参照となる.
標準偏差の計算(つづき) 他の項もコピーアンド ペーストで埋ていく D12セルを修正: B25セルを絶対参照 B25⇒$B$25
標準偏差の計算(つづき) 和の計算: D23セル,’=SUM(D2:D22)’
標準偏差の計算(つづき) 和の計算: D23セル,’=SUM(D2:D22)’ 標準偏差の計算: D25セル,’=SQRT(D23/B23)’
偏差値とは (standard score) • ある数値が母集団の中でどのくらいの位置に • いるかを表した数. • 平均値が50,標準偏差が10となるように • 標本変数を規格化したもの. +50 μ:平均 • 得点が平均点の人は,偏差値50. • 偏差値は母集団の統計によるので, • 負の値や100以上の値も取り得る.
偏差値の計算 偏差値を計算(絶対参照に注意): E12セル,‘=10*(A12-$B$25)/$D$25+50’
偏差値の計算(つづき) 他の項もコピーアンド ペーストで埋めていく このシートに「第一回目」と 名前をつけておく