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● フリーター: 定職についていない35歳以下の人: パートやアルバイト ● フリーターの型: 夢追求型 (25%) 、モラトリアム型 (44%) 、やむを得ず型 (31%) ● フリーター の問題点 ① 低賃金(正社員の 1/3 ~ 1/4 ) (UFJ 総合研究所、 2003 ) ● 年収比較 正社員: 387 万円 フリーター: 105 万円 ● 生涯賃金 正社員: 2億千5百万円 リーター: 5千2百万円 ② 逆年功序列型: 20 ~ 30 代が収入の頂点 ③ 就職に不利 ④ 自分の技術が身に付きにくい
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●フリーター: 定職についていない35歳以下の人: パートやアルバイト ●フリーターの型: 夢追求型(25%)、モラトリアム型(44%)、やむを得ず型(31%) ●フリーター の問題点 ① 低賃金(正社員の 1/3~1/4)(UFJ総合研究所、2003)●年収比較 正社員: 387万円 フリーター: 105万円●生涯賃金 正社員: 2億千5百万円 リーター: 5千2百万円 ② 逆年功序列型: 20~30代が収入の頂点 ③ 就職に不利 ④ 自分の技術が身に付きにくい ⑤ いつまでも定職に就かない傾向 ⑥ 人脈が広がらない(フリーターどうしで付き合う傾向) ●留年のコスト: 1千万円以上授業料+生活費+定年1年前の年間収入+年金、退職金への影響 ●1 コマ 1 回当たりの授業料: 3千円(国立大、20年前) フリーター
フリーターの評価 ● マイナス評価の理由 ① 根気がなくいつ辞めるかわからない 71% ②責任感がない 51% ③ 年齢相応の知識・技能がない 38% ●昨年1年間に、実際に、フリーターを正社員として採用した企業 12% (雇用管理調査、厚生労働省、2004) 66% が否定的に評価していないが、採用した企業は 12%。
フリーターが正社員になれた割合 フリーター期間が長いほど正社員になるのが困難。 労働政策研究・研修機構 2013
先進国の失業率の高止まり 失業率の高止まりは、先進国共通の現象、欧米は日本より高い IMF
非正規雇用の内訳 3人に1人は非正規雇用: グローバル化が構造要因企業: 人件費の抑制 被雇用: ライフスタイルや価値観に従った働き方 総務省
正社員の減少 正社員も失職しつつある。非正社員も働き続けられる仕組みが必要。
増加する非正規雇用率 3人に1人が非正規社員 総務省
フリーターの数と割合 フリーターの割合は上昇し続けている。 厚労省
年長フリーターの正社員化は進んでいない。 年齢別フリーター数 短期雇用の問題点: 年齢に見合う技術・技能を身に付けにくい。 年少フリーターは減少 厚労省
フリーターとその経験者の割合 18-29歳では、半数強がフリーターまたは経験者。モラトリアム型 44%。やむを得ず型 31%。夢追求型25%。 労働政策、研修機構
男性 産業構造の高付加価値型への転換 → 高学歴が有利 学歴・年齢・性別フリーター率 女性 中高年フリーターの増加:2百万人へ 低学歴、女性でフリーター率が高い。 日本労働研究機構(2002)
若年と中高年のフリーター数 「エコノミスト」05/05/24 35歳までフリーターだった人は、「中高年フリーター」になる傾向がある。 UFJ総研
大学新卒の求人倍数と卒業時の無業率 新卒求人が減ると、フリーターやニートが増える 文科省
厳しい就職状況 対策: 経済成長で雇用全体を増やす。ミスマッチの解消(会社規模、業種) 文科省
大卒者中のフリーター・無職者の比率 2010年の就職事情は「就職氷河期」並に悪い 文科省
学歴とキャリア(東京、18-29才) 高卒や中退者では非正社員のままの場合が多い 労働政策・ 研修機構 (06)
女性 男性 勤務形態別賃金 厚労省「賃金構造基本統計」(2006)
賃金と年齢 非正規社員には定期昇給がない。(75%の企業に定昇がある。) 厚労省2012
正規、非正規雇用の時給(08) 非正規雇用は定期昇給がないので、30台から差が大きくなる 厚労省
雇用形態と収入・資産 年収も貯金も正規雇用者が非正規雇用者の約4倍
世帯あたりの所得額 世帯あたりの収入は減少傾向: 非正規雇用の増加、高齢化の進行も一因 厚労省
短時間労働者の男女別時給 女性では、30-34歳が時給のピーク 厚労省 2007
正社員と非正社員の年金受取額(月額) 非正社員には厚生年金がない 「エコノミスト」05/05/31
過去5年間に結婚した割合と就労形態(20-35歳)過去5年間に結婚した割合と就労形態(20-35歳) 女性では差はないが男性では就労形態で大差 出産: 妻が働いている 30.6% 、いない 47.6% ; 妻の仕事が正規 43.0%、 非正規 22.% ⇒ 女性の働きながらの出産が困難。正規の方が産みやすい環境。 厚労省 08
最近5年間に出産した女性の割合 専業主婦? 正規社員の方が非正規社員より育児休業制度などで出産しやすい 厚労省 09
非正規雇用から正規雇用へ転換 非正規雇用から正規雇用へ転換は2割どまり。 厚労省
非正規スタート⇒正規雇用・転換者の割合 8割 4割 現在の年齢 2割 現在は、過去より非正規雇用から正規雇用への転換が難しい。男性でも、35歳を過ぎると、転換が難しくなる。 高山、白石(2012)
正社員の「正社員として抵抗がない人」 社員の「正社員経験のないフリーター」への評価は低い。 マクロミル(調査会社、06)
増加 前の勤務を辞めた理由 好況期に多い 倒産懸念の転職者が増えている リクルート(09)
過去1年間に失業した人の数と元職 09年から前職が正社員の失業者(再就職ができない人)が急増 総務省
正社員の転職者で正社員になった比率 正社員になれない正社員転職者が4割近くに増加 経済白書、2013
正社員になろうとした理由(18ー30歳、04)正社員になろうとした理由(18ー30歳、04) やりたいことが見つかって正社員になった人は2割弱。
職業訓練・自己啓発はどこで? 正社員は職場で、フリーターは自助努力で 自己啓発は正規と非正規で同じ 高学歴者ほど自己啓発 小杉(労働政策・研修機構)07
20歳代社員の研修時間 非正規社員は研修機会が少ない: 研修時間が正社員の数分の1 経済白書、2013
短期派遣労働者が希望する労働形態 厚労省 07 望む仕事・生活が得られない ⇒ 絶望、思考停止 ⇒ 漂流する若者
日雇い・短期派遣で働く人の内訳 36%は正社員・自営業者 リクルート(2010)
年齢 失業者が就職できない理由 職種 35歳以上では、年齢が就職を困難にしている。 08センターテスト
(失業者) NEET(Not in Employment, Education or Training) (1)仕事・家事・通学・ 求職活動をしていない。 (2) 15―34歳、 (3) 未婚男性。 (フリーターは含まれない。) 85万人( 将来の就職を希望 ; 43万人、就職を希望しない; 42万人) 働きたくても働けない人が多い?
ニートの数 (総務省) ● ニートの増加の理由: 企業が非効率な人を許容しなくなった。● 履歴書に空白期間があるニートが正社員になるのは難しい
15-34歳でのニートの割合 ニートの割合は増えつつある 産業の質(構成)の変化。競争激化。 総務省
ひきこもりになったきっかけ ひきこもりの若者: 69.6万人 協調性、コミュニケーション重視の風潮 ⇒職場や学校で居場所を失う 厚労省 2010
労働者派遣業の事業所数 厚労省 派遣業者は増加中。自ら日雇い派遣を選ぶ若者も多い。 将来設計を描けないから今を生きるしかない。競争から降りている。 派遣労働は、スキルが身に付くもので、30歳までにすべき。
35歳未満 派遣スタッフの年代別比率(東京都調査) 派遣社員の定年は35歳と考えるべき?(35歳未満が77%)
派遣社員の時給と満足度 勤務年数によって時給が変わらない。満足度は下がる。 UIゼンセン同盟(2006)
有期労働者への契約更新拒否の理由 有期労働者:契約社員、臨時工、パートなど