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K 束縛核研究のための検出器とデータ収集系. 理化学研究所 板橋 健太. まず現状. K 束縛核 (=K 中間子が原子核に束縛された状態 ) 観測実験. 生成反応 4He(stopped K-,N). 密度~ normal nuclear density の数倍? → 例えば、カイラル対称性について貴重なデータ. まず現状. K 束縛核 (=K 中間子が原子核に束縛された状態 ) 観測実験. 生成反応 4He(stopped K-,N) KEK-PS E471, E549 @ K5. ・ 陽子に顕著. 観測されたシグナル.
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K束縛核研究のための検出器とデータ収集系 理化学研究所 板橋 健太
まず現状... K束縛核(=K中間子が原子核に束縛された状態)観測実験 生成反応 4He(stopped K-,N) 密度~normal nuclear density の数倍? → 例えば、カイラル対称性について貴重なデータ
まず現状... K束縛核(=K中間子が原子核に束縛された状態)観測実験 生成反応 4He(stopped K-,N) KEK-PS E471, E549 @ K5 ・陽子に顕著 観測されたシグナル ・semi-inclusive ! ・中性子で観測したより軽い ・幅は、非常に狭いf ストレンジトライバリオン の発見!?
Present Setup 中性子・陽子 TOF 検出 π/陽子トリガ・トラッキング
現在の実験装置のまとめ (E471, E549) 900 トリガ/スピル 約3000 ch → TKO SCH-SMP x 7 E570= E549 + K原子のX線分光 SDD (シリコンドリフト検出器)... →TKO P.H. ADC → Flash ADC x 2 = 16ch(オプション) 同期が問題
J-PARC では • 標的に 3He, 9Be 等、系統的な研究 • K 二個入り原子核 • 生成・崩壊に関与する粒子を全て計測する完全実験 ・3He標的 Spectator? Akaishi S0のアナログ状態生成 (S0とのエネルギー差?)
J-PARC での実験条件 L-10, K1.1ビームライン K = 900 MeV/c, 10 M/spill K/p ~ 1 生成反応は? (K-,p) , (p+, K+), (K-, n) ??? 3He(K-, p-) • 質量欠損スペクトロスコピー • タギングも必要 検出器 • 入り口に、シンチアレイと • チェンバーが2セット • 出口にも2セットと PID 用の • チェレンコフか何か • 標的の周りにタグ用の CDS • っぽいもの
検出器とチャネル数 Beamline Spectrometer 前後(最大30 MHz 程度) チェンバー MWDCx 4 セット XX'UU'VV' 200 x 100 @ 2 mm スペーシング = 100 x 6 x 4 = 2400 ch シンチ (25 ストリップx2 層?) 100 ch ----------------------------------------------------------- ワイヤあたり 300 ~ 500 kHz 程度 カウンターストリップあたり 2 MHz 程度 ← 小さなPMT では厳しいかも SPESII 前後(入り口最大30 MHz~出口側数MHz?) チェンバー MWDC (6層 XX'X'YY'Y) 入口側 2 台 200 x 200 @ 2mm = 100 x 6 x 2 = 1200 ch 出口側 2 台 500 x 500 @ 25mm = 20 x 6 x 2 = 240 ch シンチ+チェレンコフ 100 PMT 200 ch程度 ----------------------------------------------------------- ワイヤあたり 入口で 300 ~ 500 kHz 程度 出口は 数 kHz 程度 カウンターストリップあたり kHz 程度
CDS 崩壊粒子の運動量(~300MeV/c) 、シングルレートは数~数十MHz程度以下 立体角を最大化したい ソレノイドの中に入れて、運動量を分析したい SSD を入れるには、崩壊粒子の運動量が小さすぎるしレートが低いはず RTPC/BoNuS@JLab っぽいもの? Pad 読み出しなら 4000 ch Stereo Strip なら 500 ch 位? ←何か考えが必要 CDC (Pad 読み出しRTPC と両立しないのでは?) r=200 @ 20 mm x 6 層 → ワイヤあたり 100 kHz 以下 360 ch 位? トリガ用シンチ 100ch 位? r=7.5~9.5 cm, z= 30 cm 図は以下より引用 BoNus/JLAB http://www.jlab.org/~hcf/bonus/
まとめ Beamline Spectrometer 前後~ 2,500 ch SPESII 前後 ~ 1,500 ch CDS ~ 1,000 ~ 5,000 ch ---------------------------------------------------------------------- 総計TDC 5,000~9,000 ch QDC 2,500~6,500 ch TKO なら HRTDC ~ 500 ch 以下 Dr.T かマルチヒット(TMC?) ~ 4,500 ~ 8,500 ch ADC ~ 2,500 ~ 6,500 ch トリガレートは、不明。。。
こんな DAQほしいかも • 検出器ごとに近くでデジタル化 • ケーブルの引き回しが無くて楽 • (というかノイズが乗りにくいし) • トリガレス (セルフトリガ) • 取りっ放し、書きっぱなし、取得率 100 % • 高精度の時計内蔵 • グローバルな時間に変換して • イベントビルドは後ほど. 最近の Flash ADC なら出来そうかも. 多分、時計自身の設計と、とにかく同期を取るのが大変 多分、高くつく.データ量も多い. 簡単ならみんな、もうやっている. 以上です.
今後の実験? ・次に、何がしたいか? JPARCで ・K-3He原子 3d-2p X線観測 --- 残っている可能性も ・少数系での完全実験 = 生成・崩壊を同時に押さえる ・重い核へ = 核子安定か? ・ KK状態探索 = 何処を探せば良い? = H、ハイパー核? cf. Kは核を選ばずpp対を見つける? FINUDA
Embedding K? ・Deep! ~ 100 MeV cf: B ~ 10 MeV ・Narrow! ~ 20 MeV = meta-stable ・Shrink! !!!YES!!! = high density? ☞hadron mass ☞astronomical study