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3. 汎用計算機利用ガイド. 3-1. 基本的な事柄. センターのディレクトリ構造 ファイル及びコマンドのアクセス権 正規表現の基礎 リダイレクション シェルスクリプト 環境変数 設定ファイル Tips オンラインマニュアル. センターのディレクトリ構造. ファイル及びコマンドのアクセス権. 成績等、第三者に見られてはいけないファイルには アクセス制限 をつけて保存することができる アクセス権を調べる方法( ls –lF ) アクセス権の変更方法( chmod ) [ 実演1 ]. 正規表現の基礎. [ 実演 2]. 標準入力. コマンド.
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3-1.基本的な事柄 センターのディレクトリ構造 ファイル及びコマンドのアクセス権 正規表現の基礎 リダイレクション シェルスクリプト 環境変数 設定ファイル Tips オンラインマニュアル
ファイル及びコマンドのアクセス権 • 成績等、第三者に見られてはいけないファイルにはアクセス制限をつけて保存することができる • アクセス権を調べる方法(ls –lF) • アクセス権の変更方法(chmod) [実演1]
正規表現の基礎 [実演2]
標準入力 コマンド 標準出力 標準エラー出力 リダイレクション これらの入出力をファイル等に変更することが可能
シェルスクリプトについて(1) • シェルスクリプトとは • コマンドの実行手順を記したテキスト形式のファイル • コマンドやオプション入力の省力化
シェルスクリプトについて(2) • (例)Fortranのコンパイル、リンク、実行 • シェルスクリプト名:compile.shを作成 rm –f a.out xlf –O3 –qstrict –qarch=pwr3 $1.f ./a.out • シェルスクリプトに実行権限の追加 % chmod u+x compile.sh • シェルスクリプトの実行方法(Fortranソースファイル名:nomal.f) % ./compile.sh nomal [実演3]
環境変数 • よく使うもの • HOME, PAGER, PATH, MANPATH, SHELL, USER(各自設定の頻度小) • PRINTER(各自設定する)
環境変数 (設定方法及び表示方法:PRINTERの場合) % setenv PRINTER h4pahsera % echo $PRINTER (プリンタ環境変数について) http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/CN/computer/ibm/printer/printTBL.html (使用例) 通常 : % a2ps file3.txt | lpr –P h4pahsera 設定時: % a2ps file3.txt | lpr
環境変数 (設定方法及び表示方法: PATHの場合) % setenv PATH /home/katuo/bin\:$PATH % echo $PATH (使用例) 通常 : % cd /home/katuo/bin % ./compile.sh normal 設定時: % compile.sh normal • 環境変数の一部しかわからないとき printenv | grep XXXX
設定ファイル • .login, .cshrc, .tcshrc等々 • その他 .pinerc .emacs等々 アプリケーションが作成するものもある
設定ファイル • .login, と.cshrc • .cshrc は shell が起動されるたびに 実行される • .login は login shell でのみ実行される • X window 環境では、最初に走る shell は login shell にはならないので、.cshrc にすべて書くようにした ほうがよいといえる。 • .cshrcと.tcshrc • .cshrcに記述するとよい
設定ファイル (.cshrcの例) ログイン時、ホームディレクトリの下にある.cshrcの内容が読まれる 例えば、この.cshrcの中に setenv PRINTER h4phasera と記述しておくと、ログイン時に環境変数PRINTERが自動的に 設定される
Tips • whoami, who, finger (ログインしているユーザーの情報) • history (コマンドの履歴) • nkf (文字種別を変更) • diff (ファイル比較) • file (ファイルの種類確認) • split (ファイル分割), cat (ファイル連結) • gtar(複数のファイルやディレクトリを1つにまとめる) • quota, du, df (ディスク容量の確認等) • ps, kill (実行中のプロセスの確認・終了) [実演4]
Tips(RCNP独自コマンド) • id2name • uidからユーザー名を取得する • sx2name • sx5のユーザー名からsenri/sahoのユーザー名を取得する • ownchg • 実行者が所有する領域内で、強制的に対象のオーナーを変更する いずれも配布範囲はsenri,saho http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/CN/computer/ibm/Guidance_to_users/appl/aplly_index.html
オンラインマニュアル • manコマンド • --help, -hオプション • 新汎用機計算システムの使用法について (http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/CN/computer/ibm/index.html) [実演5]
3-2.アプリケーションの使用法 • テキストエディタについて • Mailプログラム(mnews, pine) • バッチジョブ • Fortranの使用法 • TeXについて
テキストエディタについて • emacs(mule)が使用可能 • Wnn6 • mule, Wnnについては、チュートリアル参照 • M-x help-with-tutorialでチュートリアル
Mailプログラム(mnews) • mnewsの使用方法 • 起動方法 • NetNewsの利用方法 (例:rcnp.announce) • Mailの書き方、読み方 • 添付ファイルの送受信 • 終了方法 [実演6]
キー 機能 ↓ カーソルを一行下に移動 ↑ カーソルを一行上に移動 < カーソルを先頭行に移動 > カーソルを最終行に移動 [Space] カーソル位置の階層へ移動 (カーソル位置の記事一覧を開く) [Enter]、[q] カーソルを一つ上の階層に移動 [Q] mnews を終了する [?] ヘルプ表示 Mailプログラム(mnews) • 起動 % mnews • 基本操作
Mailプログラム(mnews) • ニュースの利用 • ニュースグループを選び、読みたい記事を選択 • ニュースの投稿には[a]を入力する →投稿したいグループ・題名・配布範囲選択 →mule起動後、本文作成 →記事をセーブし、[space]押す。 →記事投稿
Mailプログラム(mnews) • メールの利用 • メールを読む mnews起動後、MAILを選択し、[i]か[spase]を押す。新着メールを取 り込むには、ここで「I」を入力する。 • メールを削除する 削除するメールにカーソルを合わせ、[d]を入力後、[BS]を押すと削 除してよいか確認メッセージがでるので、[y]を押すと削除される。 • メールを送信する [m]を入力し宛先等を入力する。Muleが起動するので本文を作成す る。その後muleを終了し記事を送信する。 • 添付ファイルの送受信 添付ファイルを送るときはX-mime-attach:に添付するファイル名を入 力する。受信した添付ファイルは保存したい添付ファイルを選び、[i] か[space]を押す。
Mailプログラム(pine) • 起動方法 • 起動方法 • Mailの書き方、読み方 • 添付ファイルの送受信 • 終了方法 [実演7]
キー 機能 Lor l フォルダ一覧画面に移動します。 Iori 「INBOX」 フォルダに移動します。 Cor c メール作成画面に移動します。 Aor a アドレス帳画面に移動します。 S or s 個人環境設定画面に移動します。 Mor m メニュー画面に移動します。 Qor q pine を終了します。 ? ヘルプを表示します。 > 次の画面に移動します。 < 前の画面に戻ります。 Mailプログラム(pine) • 起動 % pine • 基本操作
Mailプログラム(pine) • メールの利用 • メールを読む pine起動後、「INBOX」フォルダに移動。読みたいメールにカーソルを あわせ、[ENTER]を押す。 • メールを削除する 削除したいメールにカーソルをあわせ、[D]を押す。pine終了時に確認メッセージが出る。 • メールを送信する [C]を入力するとメール作成画面が表示される。[Ctrl+x]で送信。 • 添付ファイルの送受信 Attachmnt:にファイル名を入力。複数添付するときは1つめのファイル名入力後、[Ctrl+j]を入力する。受信した添付ファイルはメールを開き [v]を押して添付ファイル一覧を表示後、保存したいファイルにカーソルをあわせ[s]を押す。
バッチジョブ(1) • 会話処理 • プロンプト(入力促進記号)のあとにコマンド等を直接打ち込むことによってジョブを処理 • バッチ処理 • ジョブ投入機構にジョブの処理をまとめて依頼してジョブを処理
バッチジョブ(2) 1.ジョブ・コマンドファイルの作成 ファイル名:xxxxx.cmd 2. ジョブのサブミット llsubmit <ジョブ・コマンドファイル名> 3. ジョブの状況を確認 llqx http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/CN/computer/ibm/Guidance_to_users/loadleveler/joblist.html 4. ジョブの取り消し llcancel <ジョブID> 5. ジョブの完了を確認 ジョブ完了通知のMail、標準出力の内容を確認 [実演8]
Fortranの使用方法(1) 1.ソースファイルの作成 ファイル名:xxxxx.f 2.ソースをコンパイルする xlf <オプション> <ソースファイル名> (例)xlf –O3 –qstrict –qarch=pwr3 xxxxx.f
Fortranの使用方法(2) • 主要な最適化オプション(IBM XL Fortran v7) -O(大文字のオー)には5段階の最適化レベルがある -O, -O2, -O3, -O4, -O5 (-O3以上では、コンパイラが自分で判断して、プログラムの計算順序や意味を変更する最適化まで行う) -qstrictは、 -O3が行う最適化のうち、プログラムの意味が変わらない最適化のみ行う。 -qarch=pwr3は、power3アーキテクチャーの機械語命令を使うことを意味する。(注:これを指定しないと下位互換のコードを生成し遅くなる。) [実演9]
TeXについて(1) • マークアップ言語方式の清書プログラム • 文章と数式の記述を得意とする • 科学論文の記述に使用される
TeXについて(2) • サンプルプログラム • コンパイル方法 • ファイルの表示方法 • 印刷方法 • スタイルファイルについて→要望はコンサルタントへ • CTAN http://ring.crl.go.jp/pub/text/CTAN [実演10]
3-3.周辺機器の使用方法 • プリンタシステム • フィルタプログラム • I/Oステーション
プリンタシステム • テキストファイルの印刷 (a2ps ファイル名| lpr プリンタ名) • dviファイルの印刷 (dvips ファイル名| lpr プリンタ名) • ポスタープリンタ(サイズB0まで印刷可能) • コスト比較(phaser \3.0/1枚, c1250 \4.3/1枚) • 紙詰まり等トラブルについて→常駐SEへ • 大量プリント時(目安50枚)の注意 • 用紙切れに注意。空いている時間を利用。
例h4phaser に出力する場合 印刷先: h4phasera 又は h4phaserb と指定 h4phaser プリントサーバa プリントサーバb h3c1250 acdp401 h4pm9 [実演11]
フィルタプログラム • 印刷設定の方法 • 印刷時の用紙トレイや、用紙サイズ、両面/片面印刷の選択(紙の節約のため両面推奨)等を設定できる。 http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/CN/computer/ibm/printer/unix/filter_man.html
I/Oステーション(1) DLT テープライブラリー装置 8mm テープ装置 8mm テープライブラリー装置 DLT テープ装置 DAT テープ装置 Solaris システム CD-R装置 3.5FD装置 リリース準備中 3.5MO装置 DVD‐RAM装置
/dev/a3exb1/r/def def: モード無指定 uncomp: 非圧縮モード comp: 圧縮モード 10c: 10G/15G圧縮モード 20c: 20G圧縮モード 35c: 35G圧縮モード 設置場所 通番 r: rewind nr: norewind robot: オートローダ デバイスタイプ I/Oステーション(2) • ネーミングルールの例 • モード指定の詳細について http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/CN/computer/ibm/system_outline/io_st.html
I/Oステーション(3) • 設置場所
I/Oステーション(4) • 使用法 1.I/Oステーションにログインする 2.使用したいデバイスを選ぶ http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/CN/computer/ibm/system_outline/io_st.html 3.mtlockコマンドでデバイスをロックする 4.メディアを入れる 5.tarコマンド等で記録する 6.記録終了後、メディアを取り出す 7.mtlockコマンドでロックを解除後、logout [実演12]
3-4.その他 • PCからの電子メールの使用方法 • Webの使用方法 • sshによるリモートアクセスの方法 • ファイル転送(scp) • ppp接続の使用方法 • Samba • DHCP • ウイルス対策
PCからの電子メールの使用方法 • 設定方法 • POPサーバ:pop.rcnp.osaka-u.ac.jp • IMAPサーバ:imap.rcnp.osaka-u.ac.jp • SMTPサーバ:mail-out.rcnp.osaka-u.ac.jp (POP, IMAPサーバの利用に関して申請は自動処理 http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/CN/computer/apply/apply_mail.html) [実演13]
Webの使用方法 • Webを利用する際にはProxyを設定すること (大阪大学が契約している図書データベース(PRL等)にアクセスする際にはこのProxyの設定が必要) • 設定方法(Proxyの設定) • HTTP Proxy www-in.rcnp.osaka-u.ac.jp (ポート:8080) (追記:SSL Proxyについても同じ設定) [実演14]
sshによるリモートアクセスの方法 • sshとはtelnetと同様に リモートで端末にアクセスするためのコマンド。通信経路が暗号化されているのが特徴 • 暗号化の詳細については6節で説明 • クライアント側の設定の詳細 http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/CN/computer/ibm/Guidance_to_users/appl/ssh.html
sshによるリモートアクセスの方法 • UNIXからのslogin (Senriからsahoへのsloginの例) % hostname senri % slogin saho #以下のようなメッセージがでるので、[yes]を入力 #(2回目以降はでない) He authenticity of host ‘saho’ can’t be established. DSA key fingerprint is fd:4c:1b:66:e1:24:c5:8d:fe:bd:f7:32:ad:f5:bb:fd. Are you sure you want to continue connecting? (yes/no)? katuo@saho’s passward *** #パスワードを入力します % hostname #ここでhostを再び確認してみるとsahoになっています saho
ファイル転送(scp) • UNIXからのscp • Windowsからのscp(WinSCP) [実演15]
ppp接続の使用方法 • 設定方法 • 接続先電話番号はWebを参照 • IPアドレス、DNSの設定はサーバが割り当てる http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/CN/computer/ibm/manual/ppp/index.html
Samba • UNIX/LinuxマシンをWindows 互換のファイルサーバにするオープン・ソース・ソフトウェア • センターのSamba を利用するには、利用申請が必要 http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/CN/computer/apply/apply_fs.html • Sambaの利用方法 http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/CN/computer/ibm/Guidance_to_users/appl/samba.html [実演16]
DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol) • TCP/IPネットワークの設定と管理を簡単にするために考えられたプロトコル(取り決め) • macアドレスを登録すると、IPアドレス等のネットワーク設定を自動的にしてくれる http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/Divisions/CN/computer/apply/apply_net.html