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当院における 血液ガス分析装置管理システムに よる一元管理の現状と効果. 赤穂市民病院 臨床検査部 ○種子 由香里 米津 宗徳 田渕 亨 能美 弘子 . 目 的. 当院では、 2009 年に HCU の血液ガス分析装置を検査室と同一機種(シーメンス社 Rapidlab1265 )に更新するとともに、血液ガス分析装置管理システム Rapidcomm (シーメンス社)を導入し、 HCU スタッフの負担 軽減、 精度保証、コスト削減を目的に臨床検査部にて血液ガス分析装置の一元管理を開始した。 その現状と効果について報告する。.
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当院における 血液ガス分析装置管理システムによる一元管理の現状と効果当院における 血液ガス分析装置管理システムによる一元管理の現状と効果 赤穂市民病院 臨床検査部 ○種子 由香里 米津 宗徳田渕 亨 能美 弘子
目 的 当院では、2009年にHCUの血液ガス分析装置を検査室と同一機種(シーメンス社Rapidlab1265)に更新するとともに、血液ガス分析装置管理システムRapidcomm(シーメンス社)を導入し、HCUスタッフの負担軽減、 精度保証、コスト削減を目的に臨床検査部にて血液ガス分析装置の一元管理を開始した。 その現状と効果について報告する。
方法(検討内容) • ① HCU血液ガス分析装置 • の管理体制の変更 ② 一元管理の効果について
血液ガス分析装置管理内容 内部精度管理 AQC (3濃度/日以上) Rapidcommによる機器状況チェック(朝・夕) 試薬残量、試薬交換日、較正・QC状況 等 電極洗浄・調整(1/2Week) 試薬交換、電極交換 トラブル時対応 Rapidcommによる遠隔操作、カスタマー対応 試薬・電極等消耗品在庫管理
結果① 管理体制の変更 HCUスタッフ HCUスタッフ 臨床検査部 旧血液ガス メーカー
Rapidcommによる血液ガス機器連携 HCU 臨床検査部 臨床検査部 RapidLab1265 HCU RapidLab1265 RapidLab1265 RapidLab1265 Rapidcomm
Rapidcommモニタリング画面 機器ステータス 電極状態・試薬残量 電極ごとの較正状況 電極ごとのQC状況
結果② 一元管理の効果 • HCU装置の状態・精度管理の把握や遠隔操作により、トラブルへの迅速な対応が可能 • AQCによる365日精度保証の達成 • 計画的なメンテナンスや試薬交換で、ダウンタイムを 削減 • 余剰な試薬や電極、メンテナンス備品を抱えることが無くなりコストを削減できた
血液ガス検査 消耗品等の経費の推移 ( % ) 2008年を100%として平均 17%の削減
結 論 血液ガス分析は緊急性が高く重要な検査であり、 精度保証がなされており、いつでも直ちに測定できる状態である事が要求される。 血液ガス分析装置管理システムを導入し、 検査部がHCUの血液ガス分析装置を管理することにより、現場 スタッフの負担軽減と、精度保証、コストの削減ができた
現在の血液ガス分析装置Rapidcomm対応 HCU 臨床検査部 臨床検査部 RapidLab1265 HCU RapidLab1265 RapidLab1265 RapidLab1265 Rapidcomm 手術室 ・モニタリングと遠隔操作 ・装置管理 ・精度保証 RapidPoint500