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早稲田大学久保ゼミナール 耐久財班 秋山勇人 片山純一 木川みどり 田中彰紘 橋本紘実 村田暁 山口真嗣. 太陽光発電の効果的プロモーション. 目次. 1.はじめに. 1. はじめに. なぜ太陽光発電?. 日本を活性化させる耐久財は何だろうか?. 近年はエコブームだからエコ関連の製品は?. 太陽光発電のプロモーション提案で日本を活性化していこう!!. 1. はじめに. ターゲット設定. 2010年度10ゼミテーマ 『 未来 に向けた日本活性化 』. 未来 の購入者 = 大学生. 2.現状分析. 2. 現状分析. Jpea 太陽光発電協会 HP より.
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早稲田大学久保ゼミナール 耐久財班 秋山勇人 片山純一 木川みどり 田中彰紘 橋本紘実 村田暁 山口真嗣 太陽光発電の効果的プロモーション
1.はじめに なぜ太陽光発電? 日本を活性化させる耐久財は何だろうか? 近年はエコブームだからエコ関連の製品は? 太陽光発電のプロモーション提案で日本を活性化していこう!!
1.はじめに ターゲット設定 2010年度10ゼミテーマ 『未来に向けた日本活性化』 未来の購入者=大学生
2.現状分析 Jpea太陽光発電協会HPより 日本の太陽光発電生産量(住宅用) 生産量は増えている (kw)
2.現状分析 The European Photovoltaic Industry Association [2010]より 普及状況 Japan ROW USA China 他の国に追い上げられている
2.現状分析 消費者意識① マイナスの評価が多い マイボイスコム「太陽光(ソーラー)発電に関するアンケート 調査」より
2.現状分析 独自に実施した予備調査より 消費者意識② 取り付けが面倒くさそう 掃除が大変そう うさんくさい 曇ったらおしまい 設置費用が高い 発電量が少なそう 大学生の太陽光発電に対するイメージは悪い
2.現状分析 日本の導入率が低い → 消費者意識調査 消費者意識 ①太陽光発電に対するマイナスの評価 ②太陽光発電に対する悪いイメージ 現状分析の考察 消費者の太陽光発電に対する 評価が低い
2.現状分析 私たちの実現したいこと 規定要因を探る ターゲット 大学生 そのために 評価UPにより見込み客を 増やす 導入率が低い反面 評価が低い
3.先行研究 豊田尚吾[2009]「責任ある消費者の意思決定に関するデータ分析」 先行研究① 行動に対する態度 主観的規範 責任ある消費 実行可能性評価 リスク認知 便益費用効果
3.先行研究 野田浩資・亀田紘一・山添史郎[2000]「環境ボランティア参加の規定要因」 先行研究② ネットワーク因子(近隣交際・所属集団) 余裕感因子(時間的余裕・経済的余裕) ボランティア参加 フォロワー因子(フォロワー層) 行動評価因子(実行可能性評価・費用便益評価・社会規範評価)
4.仮説立案・検証① 仮説Ⅰの立案 現状分析 消費者からの評価があまり得られていない 先行研究 責任ある消費や環境配慮行動には様々な規定要因がある 太陽光発電についての消費者の評価に 対する規定要因は?
4.仮説立案・検証① 仮説Ⅰ 仮説Ⅰ-1 行動に対する態度、主観的規範、行動意図、リスク認知、目標意図、便益費用効果、記述的規範、行動受容は消費者の太陽光発電に対する評価に正の影響を与える。 仮説Ⅰ-2 実行可能性評価は、消費者の太陽光発電に対する評価に負の影響を与える。
4.仮説立案・検証① 太陽光発電に対する評価は、さまざまである。 評価の高低を規定する要因をアンケートにより検証する。 検証概要
4.仮説立案・検証① 検証手法
4.仮説立案・検証① • 調査対象:大学生・大学院生 • 年齢:18歳~24歳 • 男性:117名 女性:79名 計:196名 • 質問期間:平成22年11月12日~16日 • 太陽光発電の評価は10段階、それ以外は5段階 • 調査方法:質問紙・Web・メールによる アンケート概要
4.仮説立案・検証① 太陽光発電の評価と、各項目との相関係数 Q3.「環境保全のためによいことだ」.153 Q5.「光熱費節約意識を高めるために効果的だ」.223 Q7.「利点と比較して費用が高すぎる」-.201 Q15.「環境問題に貢献したい」.182 Q18.「投資と考えて元がとれる」.188 Q22.「設置しているというのは好印象を持つ要因になる」.149 Q24.「今後設置する家庭が多くなっていきそうだ」.218 Q27.「設置するお金があるなら、自分は他の用途に使う」-.226 Q28.「自分にとって考慮するほどの重要事項ではない」-.162 5%水準で有意であった項目 項目の後の数字は相関係数
4.仮説立案・検証① 回帰分析の結果-1 モデル要約の項目、調整済R2乗が0.104であるので、評価の要因を10.4%説明できることとなる。
4.仮説立案・検証① 回帰分析の結果-2 太陽光発電の評価へ寄与する度合いが大きいものを標準化係数で比較できる。 この中では Q5.「光熱費節約意識を高めるために効果的だ」 Q7.「利点と比較して費用が高すぎる」 Q27.「設置するお金があるなら、自分は他の用途に使う」 がそれにあたる。
4.仮説立案・検証① 太陽光発電への評価の説明要因 金銭面に比重があることが判明 しかし その他に評価を規定している要因を特定できず 消費者の太陽光発電に対する関心が低いからでは・・・
4.仮説立案・検証① 私たちの実現したいこと 関心要因を探る ターゲット 大学生 そのために 関心UPにより見込み客を 増やす • 評価要因が特定できなかった原因 • 関心が低い
5.仮説立案・検証② 仮説Ⅱ 仮説Ⅱ-1 維持可能性、トレンド、強力関心は関心に正の影響を与える 仮説Ⅱ-2 取組限定は関心に負の影響を与える
5.仮説立案・検証② 太陽光発電への関心と、各項目との相関係数 5%水準で有意であった項目 項目の後の数字は相関係数 Q2.「エネルギー確保のためによいことだ」.232 Q6.「世の中の流れに沿っている(トレンドだ)」.217 Q15.「私は環境問題対策に貢献したい」.341 Q16.「私はエネルギー問題対策に貢献したい」.318 Q17.「私は環境・エネルギー問題に強い関心を持っている」.456 Q18.「投資と考えて元が取れる」.212 Q19.「環境貢献しているという満足度を考えれば高くない」.221 Q23.「設置している人は多くはない」-.146
5.仮説立案・検証② 回帰分析の結果 モデル要約の項目、調整済R2乗が0.259であるので、関心の要因を25.9%説明できることとなる。
5.仮説立案・検証② 太陽光発電の関心へ寄与する度合いが大きいものを標準化係数で比較できる。 この中では10%水準で有意な Q2.「エネルギー確保のためによいことだ」 Q6.「世の中の流れに沿っている(トレンドだ)」 Q17.「私は環境・エネルギー対策に強い関心を持っている」 Q23.「設置している人は多くない」 について考察する。
5.仮説立案・検証② 考察① Q17.「私は環境・エネルギー対策に強い関心を持っている」 Q2.「エネルギー確保のためによいことだ」 つまり エネルギー対策に関心を持つことで、太陽光発電への関心度も上げられる!
5.仮説立案・検証② 考察① Q6.「世の中の流れに沿っている(トレンドだ)」 Q23.「設置している人は多くない」 つまり 周囲から影響を受けることで、太陽光発電への関心度が上がる!
6.提案 消費者の関心をあげて 太陽光発電の見込み客を 増やそう! ・・・ということで プロモーションの提案
6.提案 プロモーション案
6.提案 プロモーションターゲット 環境問題への興味 低 高 太陽光発電のトレンドを作る 低 環境問題・エネルギー問題を意識させる 太陽光発電への興味 高
6.提案 エコ合宿 エコ合宿
6.提案 ターゲット:都内大学生 目的『エコライフを体験しよう!』 太陽光発電設置のコテージに宿泊 エコ合宿の概要 実体験による環境・エネルギー問題の意識向上
6.提案 映画化 太陽光発電を 家に設置した 家族の物語 映画から トレンドを作る
6.提案 人気番組から トレンドを作る ソーラー芸人
6.提案 新提案のまとめ 太陽光発電 に対する 関心UP!
7.終わりに ターゲット:大学生 →ターゲットを大学生から広げる 評価・関心要因とも他の要因がなかったか →アンケート項目を充実させ検証をおこなう 今後の課題