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課題 1. ※ 普通方眼紙および両対数グラフ用紙の両方で表示せよ. 反応 速度が v = k [J] n で表されるとして、 反応次数 n および速度定数 k を求める。 両辺の常用対数をとると、 log v = log k + n log [J] となり、 log v vs. log [J] のプロットが 直線となれば、その傾きから n が求められる。 与えられたデータから、 log [J] - 2.301 - 2.086 - 1.770 - 1.523
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課題 1 ※ 普通方眼紙および両対数グラフ用紙の両方で表示せよ
反応速度が v = k [J]nで表されるとして、反応次数 nおよび速度定数 kを求める。 両辺の常用対数をとると、 log v = log k + n log [J] となり、log v vs. log [J] のプロットが 直線となれば、その傾きから n が求められる。 与えられたデータから、 log [J] -2.301 -2.086 -1.770 -1.523 log v0-6.444 -6.018 -5.387 -4.886 となる。 これをプロットすると、グラフに示すように直線とみなすことができる。 直線上の2点 (-2.25, -6.28), (-1.62, -5.00) より傾き nを計算すると、 (-5.00)-(-6.28) 1.28 n=------------------------------- = --------- = 2.03 となり、反応次数は2.0次である。 (-1.62)-(-2.25) 0.63 直線の式は y = 2 x + log kとなり、これが点(-1.62, -5.00) を通るので、 log k= (-5.00)-2×(-1.62) = -1.76, k=1.73×10-2 [mol dm-3 s-1]
普通方眼紙 両対数グラフ
課題 2 p.884 演習
◎ 速度定数 kの単位 反応速度の単位に合うように決める◎ 速度定数 kの単位 反応速度の単位に合うように決める ○ 反応速度 ⇒ 単位通常 [mol dm-3 s-1] ○ のとき 単位: (左辺) [mol dm-3 s-1] (右辺) [kの単位]×[(mol dm-3) a+b+・・・ ] これらがつり合うので、 [kの単位] = [(mol dm-3) 1-(a+b+・・・) s-1]
○ のとき[kの単位] = [(mol dm-3) 1-(a+b+・・・) s-1] v = k [A] [B] より、 a = 1, b = 1 よって、 kの単位は[(mol dm-3) 1-(1+1) s-1]、すなわち [mol-1 dm3 s-1] d[A] 1 d[A] 1 d[A] A の消滅速度は - --------、 反応速度は v= ------- ・ --------- = ------- ・ --------- dtνAdt-1 dt d[A] よって、 v= k [A] [B] =- ---------- dt d[C] 1 d[C] 1 d[C] (b) C の生成速度は --------、 反応速度は v= ------- ・ --------- = ------- ・ --------- dtνCdt3 dt 1 d[C] よって、 v= k [A] [B] = ----- ・ ---------- 3 dt
○ のとき[kの単位] = [(mol dm-3) 1-(a+b+・・・) s-1] v = k [A] [B]2より、 a = 1, b = 2 よって、 kの単位は[(mol dm-3) 1-(1+2) s-1]、すなわち [mol-2 dm6 s-1] d[A] 1 d[A] 1 d[A] A の消滅速度は - --------、 反応速度は v= ------- ・ --------- = ------- ・ --------- dtνAdt-1 dt d[A] よって、 v= k [A] [B]2=- ---------- dt d[C] 1 d[C] 1 d[C] (b) C の生成速度は --------、 反応速度は v= ------- ・ --------- = ------- ・ --------- dtνCdt1 dt d[C] よって、 v= k [A] [B]2= ---------- dt
1 d[C] 1 d[C] 1 反応速度 v=------- ・ --------- = ------ ・ --------- = ------ k [A] [B] [C] νCdt 2 dt2 ○ のとき[kの単位] = [(mol dm-3) 1-(a+b+・・・) s-1] v =(1/2)k [A] [B] [C] より、 a = 1, b = 1, c = 1 よって、 kの単位は[(mol dm-3) 1-(1+1+1) s-1]、すなわち [mol-2 dm6 s-1]
1 d[C] 1 d[C] 反応速度 v=------- ・ --------- = ------ ・ --------- = k [A] [B] [C]-1 νCdt 1 dt ○ のとき[kの単位] = [(mol dm-3) 1-(a+b+・・・) s-1] v = k [A] [B] [C]-1より、 a = 1, b = 1, c = -1 よって、 kの単位は[(mol dm-3) 1-(1+1-1) s-1]、すなわち [s-1]
課題 3 p.884 演習
反応速度を v [Torr s-1], アセトアルデヒドの分圧をpA [Torr], 反応次数を n, 速度定数を k [(Torr)1-n s-1] とすると、 v = kpAn と表せる。 与えられた条件より、 pA = 363×(100-0.5)/100 = 344.9 [Torr] のとき v=1.07 [Torr s-1], pA= 363×(100-20.0)/100 = 290.4 [Torr] のとき v =0.76 [Torr s-1] これらを速度式に代入すると、 1.07 = k (344.9)n 0.76 = k(290.4)n 辺々割り算して、さらに常用対数をとると、 log (1.07/0.76) = n log (344.9/290.4) 2.0 これより、 n=1.99