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オペレーションズリサーチ A. 授業サポートページ http://www.morito.mgmt.waseda.ac.jp/ora/ ソフトウェア AMPL + CPLEX インストール(確認) AMPL のモデルファイル+データファイルなども保存 問題がある場合 shiina.takayuki@it-chiba.ac.jp 11/12 第 6 回 分枝限定法(レポート課題提示) 11/19 第 7 回 ソフトウェアを用いた演習 11/26 第 8 回 ネットワーク最適化. 第 5 回 双対理論 10/29 椎名孝之.
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オペレーションズリサーチA • 授業サポートページ http://www.morito.mgmt.waseda.ac.jp/ora/ • ソフトウェアAMPL+CPLEXインストール(確認) • AMPLのモデルファイル+データファイルなども保存 • 問題がある場合shiina.takayuki@it-chiba.ac.jp • 11/12 第6回 分枝限定法(レポート課題提示) • 11/19 第7回 ソフトウェアを用いた演習 • 11/26 第8回 ネットワーク最適化 第5回 双対理論 10/29 椎名孝之
標準型線形計画問題(LP)の双対問題 • 主問題:非負変数 n 個 x1,..., xn≧0 • 等式制約 m 本 • 双対問題:変数 m個 y1,..., ym • 不等式制約 n 本
双対問題の導出:1 • ラグランジュ乗数ベクトルyとz≧0をAx=bとx≧0にかけ、目的関数に組み込む
双対問題の導出:2 • (LR(y,z))の変数xに符号制約はないので, 目的関数におけるxの係数ベクトルに非0成分があれば, 目的関数値は-∞に発散(下界として意味無し) • 目的関数におけるxの係数ベクトルを0に保って bTy を最大化
弱双対定理 • 目的関数値 cTx ≧yTb • 主問題:Ax=bにyTを左から掛ける • ⇒ yT Ax= yTb • 双対問題: yTA≦ cTにxを右から掛ける • ⇒ yTA x ≦ cTx • この両者よりcTx ≧ yTb
主問題と双対定理に成り立つ関係 • 系1:x,yをそれぞれ(LP), (LP-dual)の実行可能解とする。(LP)が無限解を持つならば, (LP-dual)は実行可能解を持たない。 • 系2: x’,y’をそれぞれ(LP), (LP-dual)の実行可能解とする。cTx’ =y’Tbならば, x’,y’はそれぞれ(LP), (LP-dual)の最適解となる。
双対定理 • 主問題(LP)が最適解を持つ場合, 双対問題(LP-dual)も最適解を持ち, cTxの最小値とyTbの最大値は一致する。
双対定理の証明(方針) • 主問題(LP)の最適基底をB,基底解をxB*= B-1b , xN *=0とする。 • y *T= cBTB-1とする。 • 次の2つを示せばよい。 • 1.目的関数値は一致 cTx * =y*Tb • 2. y *が双対問題(LP-dual)の実行可能解となる
双対定理の証明(概要) • 1.目的関数値は一致(xB*= B-1b , xN *=0,y *T= cBTB-1) 主問題: cTx * =cBTxB *+cNT xN * = cBTB-1b 双対問題: y*Tb =cBTB-1b • 2. y *が双対問題(LP-dual)の実行可能解となる y* TA≦ cTを示す。A=(B,N)とすると, y* T (B,N) ≦ (cB T,cN T) より, 第1成分cBTB-1B≦ cB T は明らかに成立 第2成分cBTB-1N ≦ cN TはBの最適性より成立 pT=cBTB-1N -cNT ≦0より
双対理論のまとめ 相補スラック定理
凸多面集合の性質 • 凸結合の定義 x2 x1 • 凸集合の定義
凸多面集合 • 超平面, 半空間の定義 • 有限個の超平面, 半空間の共通部分は凸集合であり, 凸多面集合と呼ばれる
(LP)の実行可能解集合 • (LP)の実行可能解集合は, 有限個の超平面, 半空間の共通部分は凸多面集合であり, 凸集合である。 • x1, x2 を(LP)の実行可能解とする。 • x1, x2 ∈{x∈Rn|Ax=b, x≧0} • x1, x2の凸結合が(LP)の実行可能解になることを示す。 • A (λx1+(1-λ) x2 )= λAx1+(1-λ) Ax2 =λb+ (1-λ) b=b • 非負性は明らか
端点(頂点) • 端点(頂点)の定義
(LP)の実行可能解集合の端点 • (LP)の実行可能解集合は, 有限個の超平面, 半空間の共通部分は凸多面集合であり, 凸集合である。
f(x) x 凸関数 定義 凸関数(convex function) 凸集合S⊆Rnに対して、関数f :S→R1はS上の2点x1, x2 ∈Sに対して f (λx1 +(1-λ) x2)≦ λf ( x1 )+(1-λ) f(x2) λ∈R1,0≦λ≦1のときS上の凸関数という x1x2