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調査に当たって

Flood height (1.0 ~ 2.5m). Eroded area by flood in2002. Fig3. Flood influences. Fig4. Changes water level in a year. Fig5. Salix Subfragilis ( 2009 , 6 ,20). E.L.326 (Winter). E.L.318 (Summer). 背景・目的

niyati
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調査に当たって

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Presentation Transcript


  1. Flood height (1.0~2.5m) Eroded area by floodin2002 Fig3. Flood influences Fig4. Changes water level in a year Fig5. Salix Subfragilis(2009,6,20) E.L.326 (Winter) E.L.318 (Summer) 背景・目的 三春ダムのダム湖内にはタチヤナギなどのヤナギ類が優先的に生育している。それらは同種でありながら、地点毎に樹木密度や胸高直径(DBH)枝の数など形態的な面で様々な違いがある。昨年度までは、ほぼ樹齢10年度のものを調査したが、本年度は、樹齢2~3年のものも含めて、冠水前後のヤナギ類について調査する。本研究では、このようなヤナギ類の生態と、それに影響を与える要因等を栄養塩や樹木各部の計測などから明らかにすることを目的とする。 Fig1. Location of Miharu dam Table1. Data of Miharu dam Fig2. Measuring tree height 調査方法 調査はダム内にある3つの前貯水池で行う。それぞれの貯水池で9~10地点ずつのコドラート(5×5m~10×10m)を作成しコドラート内のすべての樹木の樹高、胸高直径などを調査し、それらの違いを明確にする。また、コドラート内の土砂や植物のサンプリングを行い栄養塩の違いも分析する。各地点毎の貯水時の冠水日数や洪水時(2002年)の水深や影響、日射条件の差、風波による影響などを調査し、樹木の形態に影響を与える要因を考察する。 2009年度調査 第一回調査:6月19日~20日 調査内容:3つの前貯水池で2~3地点それぞれ新しいコドラート(5×5m)を作成し、コドラート内のすべての樹木の樹高、胸高直径の測定。コドラート内に4つのサブコドラート(2.5×2.5m)を作成し、それぞれにおいて土砂、植物、リターのサンプリングを行った。 Fig6.quadrate(5×5m) Fig8. Water level – ground level in flood ×Tree density Fig6. Tree density × DBH Fig7. Days of sinking × Tree density Fig9. Insolation obstruction level ×Tree density 平成21年度の研究方針 昨年度の調査結果より、各コドラート毎の樹木密度とDBHの間には相関関係があることがわかった。そのため、樹木密度は樹木の形態を決める要因として考えられたので、次に樹木密度を変化させる要因を考えた。Fig.7では年間の冠水日数と樹木密度の関係を表している。冠水日数が長くなればなるほど、樹木密度が低くなることがわかる。これは冬季の水位上昇における冠水の影響を強く受けていると考えられた。次にFig.8は樹木密度と2002年の洪水時の水深を0とした時の地点毎の高さの関係を表している(-は水中、+は水上ということになる)。これから、洪水時に冠水した地域はすべて樹木密度が低くなっていることがわかる。これは、洪水時に芽や樹木が流されてしまった影響と考えられる。また、Fig.9は樹木密度と日射阻害度の関係である。日射阻害度は周辺地域の地形と、各調査地の地形から算出しており、日射が阻害されることが、樹木密度に影響を与えることを表している。 このように、三春ダム湖内のタチヤナギは特に冠水期間と洪水、日射に影響を受けており、また他の様々な要因にも複合的に影響を受けている可能性も考えられた。今後は以上のことを考慮しつつ、水位低下後の新たなコドラート調査より得られる結果と照らし合わせて他の要因の可能性などを解明していく。 調査に当たって 実際の調査の手順は、まず、調査目的、内容を先生と相談しながら決定するところから始まる。そして予算にかかる費用を見積もり、調査費が十分であるかを検討した後に、WECの担当者の方に、調査日、調査内容、メンバーなどを連絡する。当日はダム管理所で挨拶、手続き先生、学生、現地の担当者の方というメンバーで調査を行い、調査中はディスカッションにより、調査内容に若干の変化が生じたりしながらも調査を行う。大学に到着後はデータを整理、共有し、それをもとにディスカッション、今後の予定のやり取りを行っている。

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