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手術・治療を 受けられた方へ

手術・治療を 受けられた方へ. ~ 再発 のない生活を目指して ~. ●● ●●さま用. 狭心症 ・心筋 梗塞と は. 心臓の周りには心臓 の筋肉 に血液と栄養を 運ぶため の 「冠動脈」 と いう血管 が存在します。 この血管の内側に              コレステロールなどの物質がたまり 、 冠 動脈が狭くなることを 「動脈硬化」 といいます 。 動脈硬化が進み、心臓の筋肉へ血液が十分に運ばれなくなると、心臓の筋肉が酸素 不足の 状態になります 。この状態を「狭心症」または「心筋梗塞」と 呼びます 。. あなたは □ 狭心症      □心筋梗塞 の状態でした。.

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手術・治療を 受けられた方へ

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Presentation Transcript


  1. 手術・治療を受けられた方へ ~再発のない生活を目指して~ ●● ●●さま用

  2. 狭心症・心筋梗塞とは 心臓の周りには心臓の筋肉に血液と栄養を運ぶための「冠動脈」という血管が存在します。 この血管の内側に              コレステロールなどの物質がたまり、 冠動脈が狭くなることを「動脈硬化」といいます。 動脈硬化が進み、心臓の筋肉へ血液が十分に運ばれなくなると、心臓の筋肉が酸素不足の状態になります。この状態を「狭心症」または「心筋梗塞」と呼びます。 あなたは □狭心症      □心筋梗塞 の状態でした。

  3. わたしの心臓と冠動脈 【メモ欄】

  4. 今のわたしのからだ • 身長: cm • 体重: kg • 腹囲: cm • BMI: • ※BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) • 肥満度:高い・ふつう・低い • 血圧:   /mmHg • ⇒高い・ふつう・低い • 喫煙習慣:有・無 • 脂質異常症:有・無 • (高脂血症・コレステロール値) • 運動習慣:有・無 • 1回30分以上を週5日以上 • 糖尿病:有・無 (    年  月  日現在)

  5. 再発予防の方法 【冠危険因子とは⇒重なるほど危険です!】  ①高血圧 ②脂質異常症(高脂血症) ③糖尿病④肥満⑤喫煙⑥ストレス ⑦運動不足⑧加齢⑨性別(男性) ⑩家族歴(体質) など 喫煙 2倍 あなたは特に に気をつけましょう! 高血圧 3倍  脂質 異常症  4倍 16倍 (アメリカ:フラミンガムスタディより) 再発を防止するためには、原因となる動脈硬化を起こしやすくするもの=「冠危険因子」を十分にコントロールすることが大切です。 そのためには、お薬をきちんと飲み、①食事療法 ②運動療法 ③禁煙などにより生活習慣を改善 しましょう。

  6. 再発予防の方法(参考)  体重・血圧は毎日計りましょう!

  7. 虚血性心疾患にならないための生活習慣 (1)あなたの普段の食事例 ~振り返ってみましょう~ 【朝食】 【昼食】 【夕食】 【間食】 【好きな食べ物】 ①食事 食事療法は治療の基礎として重要です。食生活を改善しましょう。

  8. 再発予防のための生活習慣 (2)総エネルギー量の制限 あなたの目標体重・1日の総エネルギー摂取量目安は (身長(×22=)kg ・ kcal/日です。 体重増加は動脈硬化を促進し、血圧の上昇により心臓へ負担をかけます。腹八分を心がけ、体重を増やさないようにしましょう。 (3)栄養バランス良く摂る ・エネルギーを摂り過ぎない。 (体重増加の予防) ・動物性脂肪(肉・乳製品・卵類)の摂り過ぎに注意 しましょう。 ・塩分・糖分・コレステロールの摂取は控える。 (動脈硬化の進行・むくみの抑制) ・良質のたんぱく質や新鮮な野菜・果物から 繊維・ビタミンを摂る。 ・適度の水分を摂る。 (4)その他  飲酒はほどほどに。(飲み過ぎは血圧を高めます) ①食事

  9. 再発予防のための生活習慣 (5)コレステロールの多い食品  コレステロールは動脈硬化を促進します。  できるだけ摂取は避けましょう。 _________ _________ _________ _________ _________ _________ _________ _________ _________ _________ _________ _________ _________ _________ _________ _________ _________ _________ 肉類 その他 魚介類 ①食事

  10. 再発予防のための生活習慣 (6)塩分を制限する 塩分を多く摂ると血圧が高くなり、心臓に負担がかかります。塩分は1日  g以下にしましょう。 *塩分は1日2gもあれば十分で、徐々に慣れれば 問題ありません。 <塩分の目安~塩分の高いもの~>  かまぼこ    たくあん   梅干し   しょうゆ    みそ 2切れ     3切れ     1個   おおさじ1   おおさじ1 【0.7g】【0.7g】【2.9g】 【2.6g】【2.2g】 きつねうどん   醤油ラーメン     塩鮭       食パン バター 大さじ1 0.2g   汁含む       汁含む      1切れ     6枚切り1枚 【7.7g】【7.7g】【1.5g】 【0.8g】 (塩分量の計算は「食事しらべ2015」より) ①食事

  11. 再発予防のための生活習慣 ~減塩のポイント~ ・素材の味を活かす ・だしを効かせる ・お酢やレモンなど 酸味を利用する 大盛・つゆだくは× 大盛にすると+1.3g ・別皿にとって ・徐々に効かせる 味付け どんぶり 調味料 ・1日1杯まで ・具は野菜たっぷり みそ汁1杯【1g】 汁は残す 全部残すと【―6g】 半分残すと【―3g】 少量を楽しむ たらこ1本【4.6g】 きゅうりのぬか漬け 2切れ【1.6g】 汁物・スープ めん類 つけもの類 ①食事 (塩分量の計算は「食事しらべ2015」より)

  12. 再発予防のための生活習慣 ②運動 ■運動療法の効果 ・心肺機能が良くなり、体力が回復します。 ・筋肉や骨が鍛えられ、老化を防ぎます。 ・血栓ができにくくなり、冠動脈の狭窄を予防します。 ・動脈硬化の進展を妨げ、原因となる危険因子を 是正します。  ⇒悪玉(LDL)コレステロール、中性脂肪、  お腹の脂肪を減らします。  ⇒善玉(HDL)コレステロールを増やします。   血圧や血糖を下げます。 ・自律神経が安定し、ストレスも 解消します。 ・不整脈が減ります。

  13. 再発予防のための生活習慣 ■あなたの運動量 あなたの1回の運動量は     分程度。 週に回を目安に行いましょう。 ②運動 ■運動療法を効果的に進めるためのポイント 運動療法は、無理のないペースで楽しく継続する ことで効果が期待できます。 やりすぎたり、誤った方法で運動を行うと、心臓や 足腰に負担をかけます。 次の【方法】・【注意】を守りましょう。

  14. 再発予防のための生活習慣 【注意】 ・服装や靴は天候にあわせて体の動かしやすいもの、 通気性のよいものにしましょう。 ・食事の直後(約1時間以内)の運動は避けましょう。 ・寝不足や体調の悪いとき、天気の悪いときなどは 無理せず休みましょう。 ・運動すると汗をかくため血液の粘度(血液の固ま りやすさ)が高まりますので、運動の前後で  コップ1杯程度の水分をとるようにしましょう。 ②運動 【方法】 ・最初は軽い運動から始め、徐々に運動量を 増やしましょう。 ・運動中でも楽に会話ができ、翌日に疲労が 残らない程度で行いましょう。 ・準備体操、整理体操を十分に行いましょう。

  15. 再発予防のための生活習慣 ジョギングやランニング、水泳などは、有酸素運動になりますが、心臓病の人にとってはきつすぎてしまうこともありますので、注意が必要です。主治医やリハビリスタッフにご相談ください。 ②運動 ■有酸素運動について • 心臓病の予防には、酸素が十分に取り込め心臓に負担のかからない運動である「有酸素運動」が基本とされています。 • 運動の種類としては、歩行、サイクリング、ラジオ体操などです。

  16. 再発予防のための生活習慣 2倍 吸わない人の妻  吸う人の妻 【禁煙のメリット】 ・いろんな病気のリスクが下がる。 (高血圧,動脈硬化,糖尿病,心筋梗塞,狭心症,脳卒中,肺がん喉頭がん等) ・呼吸器の症状(咳、たん等)が改善し、呼吸が楽になる。 ・味覚・嗅覚が鋭敏になり食事がおいしく感じる。 (Brunnhuber, K. et al. : Putting evidence into practice : Smoking cessation BMJ Publishing Group : 5, 2007より) 【禁煙成功のコツ】 ・禁煙開始日を決める。家族や友人に禁煙を宣言する。 ・たばこと関連するモトを減らす。(酒の席・ストレスなど) ・たばこの代わりをつくる。(冷たい水・ガム・軽い運動など) ・禁煙外来に相談する。 などなど。 ③禁煙 たばこに含まれるニコチンは、血管を 収縮させて血圧を上げたり、血流の流れを 悪くして血管を詰まりやすくします。 他にも喫煙の弊害の一つは、喫煙者本人 だけでなく、周囲にも受動喫煙の害が あります。今すぐ禁煙しましょう。                たばこを吸う人の妻は、吸わない                人の妻よりも2倍心筋梗塞になり                やすいと言われています。

  17. 再発予防のための生活習慣 ■あなたのBMIは? あなたの身長がcm  体重がkg とすると、BMIはとなります。 計算式:BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) ④体重管理 肥満は死亡率が高い虚血性心疾患の危険因子の一つです。予防のためには、体重を適切に維持することが重要です。 適切な体重はBMI22を基準とする標準体重を参考に個人ごとに決定します。BMI25以上が肥満とされますが、内臓脂肪型肥満は特に危険です。 ウエスト周囲を男性では85cm、女性で90cm以下に保ちましょう。 糖尿病の人はBMI22以下が推奨されています。

  18. 再発予防のための生活習慣 ⑤ストレス 精神的ストレスも心臓病にとって大敵となります。 しかしこのストレスは、その人の考え方や受け止め方 により異なってきます。すなわち、同じ仕事や家庭環 境でも、「常にがんばろう」とか、「人に負けないよ うにしよう」などと自分でプレッシャーをかけていた り、周りを気にし過ぎて自分の感情を抑えようとする 人はストレスを感じやすいと言われています。 したがって、頑張りすぎないように自分でコントロー ルを心がけることが重要です。 睡眠やスポーツ、家族や友人との団らんなどもストレ スコントロールに有用です。

  19. 再発予防のための生活習慣 ⑥糖尿病 ■糖尿病とは 食べ物に含まれるブドウ糖は体内に取り込まれると、エネルギーとして利用されます。しかし、インスリンの作用が弱いとブドウ糖(血糖)を上手く利用できず、血糖値が高くなります。 このような状態が続くと、虚血性心疾患を含む様々な合併症を発症します。 ■血糖コントロールの目標(日本糖尿病学会編 糖尿病手帳より) ■あなたのHbA1c値は:     %  ⇒□ そのままの数値を保ちましょう  □ 定期的に診察を受け、改善しましょう

  20. 再発予防のための生活習慣 ⑦口腔ケア 心臓の病気と歯周病は一見まったく関係がない ように思えますが、歯周病が進行すると歯周病 菌の一部が口腔内の傷から血液中に入りこむと 血管壁を傷つけたり、血小板に異常を来して 血栓ができやすくなったりすることがわかって います。 むし歯や歯周病などの お口のトラブルは、  全身の健康にも大きな 影響を及ぼし、 命取りになることも あるのです。 心筋梗塞予防のためにも、日頃の口腔ケアを   しっかりと行い、半年に1度は、かかりつけ 歯科医院を受診しましょう。

  21. 再発予防のための生活習慣 ⑦口腔ケア ■知っておこう!全身疾患と口腔の関係 ・全身疾患と口の中はとっても関係が深いです。 “歯科治療は後回しにしても大丈夫!”は間違いです。 ・口腔内は常に細菌が300種類以上、数100億個以上 存在しています。その細菌が肺炎や心内膜炎などを引き起こす原因になります。 ・歯周病菌が血液によって運ばれて血管や心臓に達すると、命にかかわる病気が起こることがあります。 口の中を清潔に保つ事が大切です! ・薬や血圧など、全身疾患に関わる情報は歯科治療に  大切な情報になります。 「歯医者だから・・・」と思わずに  飲んでいるお薬や体の病気について、 歯科医に必ず申告するようにしてください!!

  22. 抗血栓薬について~内服の継続~ 「抗血栓薬」とは、血栓をできにくくするためのお薬です。そのほかのお薬も、再発予防、心筋保護作用のほか、冠危険因子の抑制などを目的として、あなたのからだの状態にあわせて処方しています。必ず指示どおり、 忘れずに服用してください。 なお、お薬はなるべく水または 微温湯で服用しましょう。 お茶、ジュース、牛乳などで 飲んではいけない場合があります。 また、併せて飲むと、お薬の作用を 弱めてしまう食品などもあります。 お薬についての相談は かかりつけ薬局に行いましょう。 ※状態が落ち着いているからといって、自己判断  で服薬をやめることは、絶対にしてはいけませ  ん。また、何か変化があれば、医師または薬剤 師に必ず相談しましょう。

  23. 血圧を測りましょう~毎日の管理が大切です~血圧を測りましょう~毎日の管理が大切です~ 毎日同じ時間に測るようにしましょう! ■血圧の測定方法 ①準備 【測定する場所】  静かで適温に保たれた部屋 【測定する姿勢】  背もたれ付きの椅子に座る。  会話をせずに1~2分休憩する。 【注意点】タバコや飲酒、      カフェインはとらない ②測定時間  ・朝(起床後1時間以内)      トイレ後・内服前・朝食前 ・晩(就寝前)

  24. 未来のわたしのからだ • 身長: cm • 体重: kg • 腹囲: cm • BMI: • ※BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) • 血圧:   /mmHg • 喫煙習慣:有・無 • 脂質異常症:有・無 • (高脂血症・コレステロール値) • 運動習慣:有・無 • 1回30分以上を週3日以上 • 糖尿病:有・無 達成目標:  年  月  日まで!

  25. 退院後の診察について~2人の主治医~ 退院後も、病気と付き合っていくうえで定期的な通院はとても大切です。再発防止のためにも、症状が無くても必ず受診しましょう。 診察にあたって、普段は「かかりつけ医(ご自宅などの近くの開業医の先生)」に血圧や糖尿病といった日常生活の管理、薬の処方などを行ってもらいます。 当院では、専門的な薬の調整や定期的な検査、緊急時の診察を行います。 つまり、あなたには「●●病院」と「かかりつけ医」の2人の主治医がいることになります。

  26. 連絡先 ■●●病院 ■かかりつけ医

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