160 likes | 219 Views
環境省植物 Redlist 1998. 博覧会協会作成の CD-ROM. 日本植物分類学会専門委員会による アンケート調査. 25000 分の1地図= 1 区域 2000 種以上の植物を約 400 人の調査員にアンケート調査(植物物知り博士がたくさんいた=絶滅寸前) 10 年前との比較も尋ねる. 種の平均余命 = f ( 現存個体数、減少率). >1000. <0.01. <0.1. <0.5. <1. >1. ?. total. >1000. 2. 1. 1. 4. 8. >100. 2. 2. 1. 3. 2. 5. 15.
E N D
環境省植物Redlist 1998 博覧会協会作成のCD-ROM
日本植物分類学会専門委員会によるアンケート調査日本植物分類学会専門委員会によるアンケート調査 • 25000分の1地図=1 区域 • 2000種以上の植物を約400人の調査員にアンケート調査(植物物知り博士がたくさんいた=絶滅寸前) • 10年前との比較も尋ねる
>1000 <0.01 <0.1 <0.5 <1 >1 ? total >1000 2 1 1 4 8 >100 2 2 1 3 2 5 15 >10 5 16 19 6 2 12 60 >1 1 3 3 2 1 2 12 ? 1 22 23 total 8 23 24 12 6 45 118 分布・減少率動向松田裕之『環境生態学序説』共立出版 サクラソウの場合 extinction 13 Np=f1N1+ f2N2+ f3N3+ f4N5=31977
キキョウはVUである • 全国的に広域分布 • 約2万株 • 約350区域 • 減少率70%/10年 • 現状維持は6区域 博覧会協会作成のCD-ROM
未実証の保守的な前提 • 過去の減少傾向が今後も続く • 密度効果を無視 • 地域較差を無視 • 減少率にも時代の波(バブル経済) • 将来は管理され、調査精度向上 • 一部を除き生情報公開
モンテカルロ実験による絶滅リスク • 区域内個体数: ni → (1-li) ni • %decrease li: size-invariant, position-independent • If ni <1, we regard patch i as local extinction (ni=0). • If N=Σni<1, we regard this taxon as extinction.
絶滅リスク評価松田裕之『環境生態学序説』共立出版絶滅リスク評価松田裕之『環境生態学序説』共立出版
IUCN判定基準と環境省判定 • フジバカマ (EN,VU) • Np=6000, L=50, R=63%/10yrs • キキョウ (EN, VU) • Np=17000, L=258, R=69%/10yrs • ミナミマグロ(CR,VU?) • Np=423000, R=53%/ 10yrs Population Ecology 97 12
>1000 <0.01 <0.1 <0.5 <1 >1 Ex. total total .06 .10 .18 .36 .36 .16 1 無情報先験分布(ベイズ統計学)Prior Distribution • 全種の減少率分布を先験分布とする • 減少率情報のない種は、この減少率にしたがって減少すると仮定する。(Bayes法)
SLOSS問題Single large or several small • 現状維持50%、地域絶滅50% • L=1, Np=31の種は平均余命17年 • L=10, Np =31の種は平均余命44年 • 分布面積の差が絶滅リスクに反映
植物RDBホットスポット 中西準子ら編『環境リスクハンドブック』朝倉書店
環境省植物RDBの今後 • 植物分類学会専門委員会 • 重点種の再調査(10年後) • 絶滅リスク評価手法の改善 • 一部を除く分布情報公開 • 環境影響評価への活用