940 likes | 1.16k Views
第4章 IP プロトコル. まとめ. 目次(1). 4.1 IP はインターネット層のプロトコル 村山 徹之 4.2 IP の基礎知識 村山 徹之 4.3 IP アドレスの基礎知識 関 洋平 田島 紀幸 4.4経路制御(ルーティング) 竹田 宣廣. 目次(2). 4.5 IP の分割処理と再構築処理 荏本 尚志 4.6 ARP ( Address Resolution Protocol ) 岩渕 隆亮 4.7 ICMP ( Internet Control Message Protocol ) 藤田 尚宏
E N D
第4章 第4章IPプロトコル まとめ
第4章 目次(1) • 4.1 IPはインターネット層のプロトコル 村山 徹之 • 4.2 IPの基礎知識 村山 徹之 • 4.3 IPアドレスの基礎知識 関 洋平 田島 紀幸 • 4.4経路制御(ルーティング) 竹田 宣廣
第4章 目次(2) • 4.5 IPの分割処理と再構築処理 荏本 尚志 • 4.6 ARP(Address Resolution Protocol) 岩渕 隆亮 • 4.7 ICMP(Internet Control Message Protocol) 藤田 尚宏 • 4.8 IPマルチキャスト 清水 良太 • 4.9 IPヘッダ 村山 哲晴
第4章 4.1 IPはインターネット層の プロトコル4.2 IPの基礎知識 東京理科大学工学部経営工学科 4401401 村山徹之
第4章 4.1 IPはインターネット層の プロトコル ・インターネット層 IP (Internet Protocol) ICMP(Internet Control Message Protocol) 4.1 IPはインターネット層のプロトコル
第4章 IP ・ 第三層のネットワーク層に相当する。 役割は、複雑なネットワークの中であって も最 終的な宛先にパケットを届けること。 4.1 IPはインターネット層のプロトコル
第4章 ネットワーク層とデータリンク層の関係 • データリンク層 ⇒ 直接接続された機器同士の通信 • ネットワーク層⇒直接接続されてないネットワーク間の転送。 4.1 IPはインターネット層のプロトコル
第4章 イーサネット FDDI PPP ATM データリンク層 ネットワーク層 全体の流れをつかむ ネットワーク層とデータリンク層の関係の図 1つ1つの流れ 4.1 IPはインターネット層のプロトコル
第4章 IPの役割 • IPアドレス、終点ホストま でのパケット送信 • IPパケットの分割処理 • IPパケットの再構築処 理 4.2 IPの基礎知識
第4章 IPアドレス • 相手コンピューターの識別をしている。 • 32ビットからなる。 • 形式はどのようなリンクでも一緒。 注)ハブ、ブリッジ、リピーターには、必要ない。 4.2 IPの基礎知識
第4章 経路制御 • 宛先のIPアドレスのパケットのホストまで届ける機能のこと。 • 配送方法は、一区間ごとにルートが決定されパケットが送信されています。 • 区間の選び方は、ルーティングテーブルに従う。 4.2 IPの基礎知識
第4章 経路制御の図 Aに行きたい A K M Aに行くにはKに行って 4.2 IPの基礎知識
第4章 抽象化 • IPは、複数のデータリンク間の通信に利用。 だが、データリンクごとに最大転送単位が違う。 ⇒IPでは分割処理をしてデータを送ってる。 ⇒宛先のホストで組み立てる。 ⇒上位層から見るとパケット長で見れる。 そこで そして すると 4.2 IPの基礎知識
第4章 コネクションレス型 • 機能の高速化と簡略化のためコネクションレス型。 • 上位層に送信するべきデータが発生したらすぐにパケットにデータを詰めて送ります。 4.2 IPの基礎知識
第4章 4.3IPアドレスとは 東京理科大学工学部経営工学科 4401053 田島紀幸 4401047 関 洋平
第4章 発表の構成 1.IPアドレスとは 2.IPアドレスの構成 3.IPアドレスのクラス 4.ブロードキャストアドレス 5.サブネットマスク 6.特別なIPアドレス 7.IPアドレスを決める
第4章 IPアドレスとは • 32ビットの正数値でできている(IPv4) • インターネットに接続やLANでネットワークを作るときに必要
第4章 IPアドレスの構成 • 32ビットを8ビットずつ4つにわけている • ネットワーク部とホスト部の分け方はクラスによって決まる
第4章 ネットワーク部とホスト部 • ネットワーク部 • データリンクごと • アドレスが重ならないように • データリンクがいっしょのホストは同じネットワークアドレス • ホスト部 • 同一リンクないで重ねない
第4章 IPアドレスのクラス • クラスA、B、C、Dの違い • 割り当てられるホストアドレスの数 • ホストアドレス割り当て時の注意 • すべてが0の場合⇒IP不明の時に使用 • すべてが1の場合
第4章 ブロードキャストアドレス • ローカルブロードキャストアドレス • 同一リンク内でブロードキャスト • ダイレクトブロードキャストアドレス • 異なるIPネットワークでブロードキャスト
第4章 参考URL • IPアドレスの基礎 http://www.s-me.co.jp/tech/ip/ip01.shtml
第4章 サブネットワーク 一つのクラスのIPホストアドレス • クラスA 224 = 16,777,214 • クラスB 216 = 65,534 • クラスC 28 = 256
第4章 サブネットワーク 大きなネットワークを複数の小さなネット ワークに分割して管理する際の管理単位 生徒 = ホスト部 学部 = サブネットワーク 大学 = ネットワーク部
第4章 サブネットマスク • ネットワーク部の長さを表す 例 クラスC + サブネットの分割 IPアドレス 172.20.100.52 ネットマスク 255.255.255.192
第4章 プライベートIPアドレス 各組織の中だけで閉じているようなローカルなネットワーク 外部と通信可能 アプリケーションゲート ウェイ、NATを利用
第4章 IPアドレスを決める JPNIC日本国内で利用されるインター ネット上のIPアドレス及びJP ドメイン名を割り当てる機関 APNIC アジア・太平洋地域 ICANN
第4章 ICANNの組織図 LIR:IPアドレス管理指定事業者 BIGLOBE ODN OCN So-net etc http://www.nic.ad.jp/ja
第4章 4.4 経路制御(ルーティング) 東京理科大学工学部経営工学科 4401052 竹田 宣廣
第4章 経路制御(ルーティング) ・パケットを配送するとき 「この宛先は、ここに送る」 という情報が必要。 ・この情報は、経路制御表と呼ばれる。 (ルーティングテーブル) 4.4 経路制御
第4章 経路制御表を作成するには ・ダイナミックルーティング(動的経路制御) ルーターが他のルーターと情報を 交換して自動的に作成する方法。 ・スタティックルーティング(静的経路制御) 管理者が事前に設定する方法。 ・ルーティング(経路制御)プロトコル設定が必要 4.4 経路制御
第4章 4.4.1 IPアドレスと経路制御(ルーティテング) ホストB ルーター2の経路制御表 10.1.2.1 ルーター1の経路制御表 10.1.0.0/24 10.1.1.0/24 10.1.0.2 10.1.0.3 宛先 10.1.2.10 送信先 10.1.1.30 10.1.0.1 10.1.3.1 ルーター1へ ホストA 10.1.1.1 10.1.1.30 10.1.1.1. 4.4 経路制御 ホストAの経路制御表
第4章 デフォルトルート ・全てのネットワークやサブネットの組を 経路制御表に持つのは無駄が多い。 このためデフォルトルート(Default Route) が利用されている。 ・ 0.0.0.または、defaultと記述する。 4.4 経路制御
第4章 ホストルート(HOST ROUTE) ・“IPアドレス/32” 例:192.232.153.15/32 ・ IPすべてのビットを使って 経路制御すること ・ネットワークアドレスによる ・ 経路制御したくない場合に使われる。 4.4 経路制御
第4章 ループバックアドレス ・同じコンピューター内部のプログラム間で 通信したい→ループバックアドレス。127.0.0.1というIPアドレスが使われる。 ・パケットはネットワークに流れない。 4.4 経路制御
第4章 4.4.2 経路制御表の集約 ・経路制御表は小さくすることができる。 ・経路制御情報の集約(Aggregate)という。 ⇒ 4.4 経路制御
第4章 4.5 IPの分割処理と再構築処 理 東京理科大学工学部経営工学科 4401401 荏本尚志
第4章 データーリンクによるMTUの違い • データリンクは目的ごとに作られているためそれぞれの目的にあったMTUの大きさが決められている • 教科書132ページの表4.1参照 4.5 IPの分割処理と 再構築処理
第4章 送信ホスト 受信ホスト FDDI MTU=4352 ルーター イーサネット MTU=1500 IP ヘッダ UDP データ UDP データ UDP ヘッダ UDP ヘッダ UDP データ UDP データ UDP ヘッダ UDP ヘッダ IP ヘッダ IPヘッダの識別子にはユニークな数字を設定して送信する 1472 8 20 IPヘッダの中の識別子はすべて同じ数字 4324 8 20 ルーターで処理が行われる IP ヘッダ 1480 8 20 IP ヘッダ 1372 8 20 IPデータグラムの分割処理と再構築処理 4.5 IPの分割処理と 再構築処理
第4章 経路MTU探索の目的 • ルータで分割化のすることによりルーターへの処理に対する負荷が大きくなってしまうのを避ける為 • ルータにより分割化されたデータを失う危険性からルータを通る前から分割して送信することによりネットワークの利用効率が悪くなるのを避ける為 4.5 IPの分割処理と 再構築処理
第4章 経路MTU探索(UPDの場合) ① IPヘッダの分割禁止フラグの設定をして送信する。 ルーターでパケットは失われる。 ② ICMPにより次のMTUの大きさを知る ③ アプリケーションが次のデータを送信するときに、 IPデータを分割処理して送信する。IPにとってはUDPの ヘッダも区別なく分割処理が行われる。 ④ すべての断片がそろったらIP層で 再構築してUDP層に渡す。 4.5 IPの分割処理と 再構築処理
第4章 ルーター FDDI MTU=4352 IP ヘッダ ① 一回目の パケットは失われる イーサネット MTU=1500 ② 次のMTUは 1500 ③ IPヘッダ ICMP ④ UDP データ UDP ヘッダ UDP データ UDP ヘッダ IP ヘッダ 4096 8 20 1472 8 20 UDPデータ IPヘッダ 1480 20 UDPデータ IPヘッダ 1144 20 経路MTU探索の仕組み(UPDの場合)
第4章 経路MTU探索(TCPの場合) ① IPヘッダの分割禁止フラグの設定をして送信する。 ルーターでパケットは失われる。 ② ICMPにより次のMTUの大きさを知る ③ TCPの再送処理によってデータが再送される。 このとき、TCPがIPで分割されない大きさに区切ってから IP層に渡す。IPでは分割処理は行われない。 ④ 再構築は不要。データはそのままTCP層へ渡される。
第4章 4.6 ARP(Address Resolution Protocol) 東京理科大学工学部経営工学科 4401015 岩渕 隆亮
第4章 4.6.1 ARPの概要 • ARPはアドレス解決のためのプロトコル。 • 宛先IPアドレスを手がかりにして、次にパケットを受け取るべき機器のMACアドレスを知りたい時に利用される。 4.6 ARP
第4章 4.6.2 ARPの仕組み • ARP要求パケットとARP応答パケットの2種類が存在。 4.6 ARP
第4章 4.6.2 ARPの仕組みの図 4.6 ARP
第4章 4.6.3 IPアドレスとMACアドレスは2つとも必要? • MACアドレスとIPアドレスの2つが必要なのはなぜか? • イーサネット上でIPパケットを送信する時には、「次にどのルータを経由してパケットを送信するか」という情報が必要。 • そして、「どのルーターか」を表すために「MACアドレス」が使われる。 4.6 ARP
第4章 4.6.4 RARP(Reverse Address Resolution Protocol) • ARPはIPアドレスからMACアドレスを知る時に使われるプロトコルであった。 • RARPというのはその逆で、MACアドレスからIPアドレスを知りたい時に利用される。 4.6 ARP
第4章 4.6.5 代理ARP(Proxy ARP) • 代理ARPはサブネットワーク環境に、サブネットマスクを定義できない古いコンピュータを接続する時などに利用される。 • 代理ARPの設定は、手作業で行うため管理が大変。 4.6 ARP